学校図書 5年生下【正多角形と円】向山型算数でこう授業する(6)

ぱっと見て分かる教科書P47の授業

主な教師の指導助言 向山型算数のポイント
@ □5読みなさい。
□5直径が8cmの円の円周は,何cmでしょうか。
そろわなかったらもう一度。
A その下に言葉の式が書いてある。指さしてごらんなさい。
それを黒板と同じように写しなさい。
【直径×3.14=円周】
基本型を写させる。

その際,赤ねこ計算スキルと同じにする。
B もう一回,□5を読みなさい。

ノートに式と書いて,式を書きなさい。
もちろん言葉の式も書くんですよ。(次のようになる)
直径 × 3.14 円  周
× 3.14 25.12
・基本型となる言葉の式も必ず書かせる。
・×と=をそろえる。


・指名して答えあわせ。
C これを次のように読みます。
「8かける3.14は25.12。8は直径,3.14は円周率,25.12は円周です。」
・後について読ませる。
・隣と読ませる。
・念のため全員で読ませる。
D 念のため先生問題です。
「実は直径が8cmではなく,よく測ったら15cmでした。
直径が15cmの円の円周は何cmですか。」

さっきと同じ書き方で,ノートに式を書いたらもってきなさい。
○をもらった人は,計算機を持っていって計算しなさい。
・下の旗問題を,先生問題として出す。

・式だけ基本型通り書けているかチェックする。
・計算機マークがあるので,計算機を使う。
E できた人は,さっきの読み方で式を読みなさい。 ・時間調整をさせる。
・指名して答えあわせ。
F □6 かんの周りの長さをはかったら62.8cmでした。このかんの直径は何cmでしょうか。 読ませる。
G @かんの直径を□cmとして,上の式にあてはめて式を書きましょう。

ノートに□6@式と書いて,式を書きなさい。
これはとっても簡単な問題だなあ。
(指名して答えさせる)

【式 □×3.14=62.8】
・教師が読む。
・下に式が書いてあるので,すぐに式を書かせる。
・教科書にあることを見つけた子は,おおい にほめる。「教科書をよく見ている子は, 算数の勉強がとってもよくできるようにな ります。」
H Aかんの直径は何cmでしょうか。
□を求める式を次のように書きなさい。
× 3.14 62.8
62.8÷3.14
20
・この前に「□×3=6」と板書し,□を求める式を助走する。(□=6÷3)

・「=」をそろえさせる。

・指名して答えあわせ。
I 念のため先生問題を出します。
「じつは,かんの周りの長さをよく測ったら28.26cmでした。かん
の直径は何cmでしょうか。」

さっきと同じ書き方で,□を使って式を書きなさい。
・下の旗問題を出す。
・ここはできたらチェックする。
・はやくできた子に板書させ,答え合わせ。
J 「さらに念のためよく測ったら,かんの周りの長さが31.4cmでした。かんの直径は何cmでしょうか。」
さっきと同じ書き方で□を使って式を書き,計算しなさい。
できたら持ってきます。
はやくできた子に板書させ,答え合わせ。
(このあたりで,子どもは旗問題をやってい
ることに気づいている)
K 「さらにさらに念のためよ〜く測ったら,かんの周りの長さが実は37.68cmでした。かんの直径は何cmでしょうか。」
同じに式を書いて,できたら持ってきます。
はやくできた子に板書させ,答え合わせ。
L 旗問題□1。次の円周を求めましょう。
@はさっきやりました。(教科書)チェックをしておきなさい。
Aこれはできたら持ってきなさい。
・「直径」が「半径」になっている問題でチェックする。
・間違ってもバツだけつける。
「直径×2or直径+直径」で書かせる。
・はやくできた子から板書させ,答えあわせ。
M □2円周が次のような円の直径を求めましょう。
この問題はさっきやりました。チェックをしておきなさい。
「さっきやったよ」という声が出る(はず)。
計算スキルの7をやる。

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