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群馬大学



群馬大学工学部 生物化学工学科 助手  箱  田  優
群馬大学工学部 機械システム工学科 教授     早乙女 康典


 
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はじめに
緒論
1.実験装置および方法
1-1. 実験装置
1-2. 細胞険濁液の調整
1-3. 実験方法
2.結果と考察
2-1. 捕集速度に及ぼす周波数の影響
2-2. 捕集率の経時変化
2-3. 生細胞率に及ぼす電場の影響
2-4. 捕集速度に及ぼす電極間距離の影響
結論
おわりに 
 


おわりに

 本報は、誘電泳動現象による生細胞の捕集に関する研究について紹介した。これは化学工学論文集、第27巻、pp159-164(2001)に掲載されたものである。本研究は、上述した細胞の捕集に関する研究以降、さらに大量処理を目的として、連続分離を行うため、様々な電極セルを考案し、電磁界シミュレーションにより、電位を解析し、解析結果と細胞の泳動挙動を実測することにより新たな誘電泳動分離装置の開発研究を行っている。さらに、生・死細胞の分離分別のみならず、生細胞の活性の違いを検出できる細胞活性解析装置の開発に関する研究を行っている。それらの結果は、現在論文投稿準備中であるため、本報には記述していない。今後、誘電泳動現象によるバイオMEMSはバイオプロセスの多方面に展開していくものと確信している。

 
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