ぱっと見て分かる教科書P83の授業
主な教師の指導助言 | 向山型算数のポイント | |
@ | □4「時速40kmで・・・・あります。」 | 教師が読む。 |
A | 下の数直線指さしなさい。道のり・0・40・□・□。時間・0・1・2・3。 2の上に数字を書き込みなさい。 |
指さしの途中で,隣と確認させる。 指名して答えさせる。 |
B | 3の上に数字を書き込みなさい。 | 指名して答えさせる。 |
C | 念のため5時間では何km進みますか。○○君。 | 念のため問題をだし,詰める。 |
D | これを次のように書きます。ノートに写しなさい。 □ × □ = □ ↓ ↓ ↓ 速さ × 時間 = 道のり |
基本型を写させる。 計算スキルの形に合わせる。 |
E | 念のため,7時間では何km進みますか。□の中に数字を入れて計算しなさい。3点セットで書いたら持ってきなさい。 できた人は式を読む練習をしなさい。 |
できた子から板書させ,答え合わせ。 「40かける7は280。40は速さ、7は時間、280は道のり。答え280mです。」 |
F | □5読みなさい。 | そろわなかったら読み直しをさせる。 |
G | 問題文の中にある「分速」「道のり」「何分」という言葉を赤で囲みなさい。 | 「かかる時間を□分間として、計算しましょう。」の部分は、教師がサラッと読む。 |
H | その横に式が書いてある。これを今からノートに写します。 でも,教科書の書き方とちょっとだけ先生が変えるから,黒板と同じに写すんですよ。 もちろんイコールや×はそろえて書きます。 速 さ × 時 間 = 道のり 400 × □ =2400 2400 ÷ 400 = □ ↓ ↓ ↓ 道のり ÷ 速 さ = 時 間 |
基本形を写させる。 次からは、この言葉の式を必ず書かせる。 計算スキルの形を参考にする。 |
I | 写せた人は計算して答えを求めなさい。 今書いた式から2行あけて,筆算を書くんですよ。 できたら持ってきなさい。 |
筆算を必ず書かせる。先の条件に当てはまらない場合 は書き直させる。 |
J | 今の式を次のように読みます。「2400わる400は、しかく。2400は道のり、400は速さ、しかくは時間。答え6分です。」 | 式の読み方を教える。 |
K | ノートに黒板と同じように式を写しなさい。□の下には、さっき書いたの
と同じように、矢印を書いて言葉を書きます。 □ ÷ □ =□ ↓ ↓ ↓ 道のり÷ 速さ =時間 |
基本型を写させる。 |
L | 念のため先生問題です。実は よく測ったら、本当は分速が300mでした。 2400mの道のりを進むのに何分かかるでしょうか。□の中に数字を入 れて計算しなさい。 | できた子からノートを持ってこさせ、板書させる。 早くできた子には、式の読み方を練習させる「2400わる300は8。2400は道のり、300は速さ、8は時間。 答え8分です。」 |
M | 問題を変えます。分速400mで走る自転車は、2400mの道のりを進むのに、何分かかるでしょう。本当は進んだ道のりが3600mでした。さっきと同じように式を書いて計算しなさい。 | 矢印と「道のり」「速さ」「時間」の言葉も必ず書かせる。 できた子からノートを持ってこさせ、板書させる。 早くできた子には、さっきと同じように、式の読み方を練習させる。 |
N | 念のため、もう一題先生問題を出します。よく測ったら、自転車の分速は 220mでした。3300mの道のりを進むのに、何分かかるでしょうか。 | 変化のあるくり返しで問題を出す。 ここでも、言葉の式を必ず書かせる。 できた子からノートを持ってこさせ、板書させる。 早くできた子には、同じように式の読み方を練習させる。 |
O | 旗マークの問題。 ▼分速80mで歩く人がいます。 @5分間では、何mすすむでしょうか。 A2000m進むのに、何分かかるでしょうか。 Aができたら、ノートを持ってきなさい。式には言葉の式も必ず書くんですよ。 |
ここは自力で解かせる。できた子からノートを持ってこさせ板書させる。 同じように、早くできた子には式の読み方を練習させる。(@は道のりを求める問題だが、同じように読ませる。) 「80かける5は400。80は速さ、5は時間、400は道のり。答え 400mです。」 |