学校図書 5年生上【小数のわり算】向山型算数でこう授業する(4)

ぱっと見て分かる教科書P27の授業
[小数÷小数の計算・・・筆算の仕方]

 

   主な教師の指導助言

向山型算数のポイント

@ 27ページ。C筆算のしかたを考えましょう。
黒板と同じように筆算の式を書きなさい。
例示する。
A その下。「小数のわり算の筆算のしかた」(1)を指で押さえなさい。読みます。 そろわなかったら、「算数の勉強ができるようになるには
声がきちんとそろわなくちゃいけない」と言って、再読させる。
B ノートのわる数の小数点を指で押さえなさい。
となりの人と比べなさい。
整数にするには小数点を右に1つ動かします。
ノートにこのように○と→を書きなさい。
(2を○で囲む。)
    ___________   
3.A)7.68
  →
C (2)を読みなさい。     ◆P28□3へ
わられる数の小数点も同じだけ右に移します。
ノートにはこのように書きます。
(6を○で囲み→を書く)
    ___________   
3.A)7.E8
  →   →
D (3)を読みなさい。「商の小数点はどこにうちますか。
○○くん。」
わられる数の小数点にそろえてうちます。ノートには
このように書きます。
(→を商にむけて上げる。)

計算の続きをノートにやります。
    __________・______   
3.A)7.E↑8
  →   →
E ◇A・B・Cどこに商が立ちますか。
◇Aだと思う人、Bだと思う人、Cだと思う人。
◇何÷何をしますか?    (76÷32)
◇Bに76÷32の答えを書く。いくつですか。
◇2だなあ。2を書いたらどうする?(かける)
◇その通り。横に32×2と筆算で書いて計算しなさ
 い。いくつですか。     (64)
◇64。64をどこに書く?  (76の下)
◇64を76の下に書いたらどうする。(引く)
◇引いたら次は何をする?(8をおろす。)
◇次は何÷何。そう128÷32だなあ。
◇12の中に3はいくつ?      (4)
◇4だなあ。4を書いたらどうする。(かける)
◇その通り。横に32×4と筆算で書いて計算しなさ
 い。いくつですか。」     (128)
◇128。128をどこに書く? (128の下)
◇答えは2.4です。
■筆算の仕方を教える■→補助計算の書き方を教える
     A B C  
3.A)7.E8
  →   →

       2      (お)
3.A)7.E8        62
     6 4        × 2
     1 2 8       12 4


       2.4    
3.A)7.E 8       62
     6 4        × 4
     1 2  8      1 28
     1 2  8 
         0
F 念のため先生問題です。7.14÷3.4。
これも一緒に解いてみます。
一問だけの例示では出来るようにならないので、もう一問一緒に解く。
ページの下にある、旗問題を使う。
G さらに念のため、もう一問先生問題です。
6.45÷1.5。これを今と同じようにノートに計算しな
さい。これはできたら持ってきなさい。
補助計算も必ず書くんですよ。

○をもらった人は9.68÷4.4。これも全く同じ方法
で解きなさい。
前にやったのと同じ書き方で解かせる。
補助計算が書いてなかったらやり直し。



ノートを持ってこさせ、チェックする。
早くできた子には板書させ、答え合わせをする。
H □2「9.2÷2.3の計算の仕方を考えましょう。」
この問題も同じように解きなさい。できたら持ってきな
さい。
ノートを持ってこさせ、チェックする。
I ○をもらった人は8.5÷1.7。この問題も同じように
解きなさい。
ノートを持ってこさせ、チェックする。
早くできた子には板書させる。

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