学校図書 5年生上【小数のわり算】向山型算数でこう授業する(2)

ぱっと見て分かる教科書P25の授業
[整数÷小数の計算]

 

   主な教師の指導助言

向山型算数のポイント

@ 25ページ。(お)480÷2.4の計算の仕方を考えましょう。 →教師がさっらと読む。
A マント君のセリフを読みなさい。
B そこに筆算の式が書いてある。
それをそっくりノートに写しなさい。
式と式の間は、指2本空けるんですよ。
説明はせず、教科書に載っている考え方を
そっくりそのまま写させる。
C 写し終わった人は、次のように読んでいます。
「480÷2.4は、480を10倍して4800。
2.4を10倍して24だから、4800÷24です。」
◇先生と一緒に読みなさい。
◇みんなだけで読みなさい。
◇隣と読みあいなさい。
式の読み方を教え、その通りに読ませる。
D 念のため先生問題です。
9÷1.5。これを今と同じ書き方で書きなさい。
式と式の間は、指2本空けるんですよ。
矢印もきちんと書きます。
下にある練習問題を使い「詰める」
E 書けた人は小さい声で、さっきと同じように読んでいなさい。
「9÷1.5は、9を10倍して90。
1.5を10倍して15だから、90÷15です。」
早くできた子には時間調整のため読ませる。
ほとんど書けたら、全員に読ませる。
F 計算をして答えを求めます。
はじめは先生と一緒に解きます。
◇A・Bどちらに商が立ちますか。
◇Aだと思う人、Bだと思う人。
◇Bに答えを書く。いくつがたちますか。(たてる)
◇6だなあ。6を書いたらどうする。(かける)
◇横に15×6と筆算で書いて計算しなさい。
 いくつですか。
◇90。90をどこに書く。(写す)
◇90を90の下に書いたらどうする。(引く)
◇いくつですか。
◇答えは6です。
*もし7と書いてかけ算をしたときには、×をつけて
たてる数を小さくして計算し直します。
【補助計算の書き方を教える】→堂々と大きく書かせる
   A B      A B
15)90   15)90    (お)15    
           90      × 6        
            0       90

(お)→お助け計算の略
G さらに念のため先生問題です。
98÷2.8。これを今とまったく同じようにやりなさい。
できたら持ってきます。
お助け計算もきちんと書くんですよ。
ノートを持ってこさせ、チェックする。
早くできた子には板書させる。
H ◆マークのところ読みなさい。 そろわなかったら、「算数の勉強ができるようになるには
声がきちんとそろわなくちゃいけない」と言って、再読させる。
I □2指さしなさい。「1.25kgの・・・」読みなさい。
J 下の数直線指さしなさい。
代金・0・□・□・円。重さ・0・1・1.25・kg。
1.25の上の□に数字を書き込みなさい。
【遅い子を待たなくていい問題】

早く書けた子を指名して答えさせる。大いにほめる。
K @1kg分のねだんを求める式を書きましょう。
◇□の中に入る数を求めなさい。
教科書に式を書き込みなさい。
【遅い子を待たなくていい問題】→教科書に書いてある
早く書けた子を指名して答えさせる。
大いにほめる。
L A計算の仕方を考えましょう。
右に式がある。それをノートにそっくり写しなさい。
式と式の間は指2本空けるんですよ。
÷と=と□をそろえて書くんですよ。
説明はせず、教科書に載っている考え方を
そっくりそのまま写させる。
M 書けた人は、さっきと同じように筆算で計算しなさい。
お助け計算もきちんと書くんですよ。
書けた人は持ってきなさい。
ノートを持ってこさせ、チェックする。
早くできた子には板書させる。
N 旗マーク。@とAはさっきやりました。
Bの問題をノートに解いたら持ってきなさい。
やり方はさっきと同じです。
ノートを持ってこさせ、チェックする。
早くできた子には板書させる。

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