東京書籍 6年生上【比と比の値】向山型算数でこう授業する(4)

ぱっと見て分かる教科書P52 □1の授業

 

   主な教師の指導助言

向山型算数のポイント

@ ノートに日付・ページ数・タイトルを書きなさい。 日付・ページ数もノートに書かせる。赤鉛筆でページ数を囲ませる。
A □1を指さしなさい。読みなさい。 そろわなかったら、「声がきちんとそろうと算数の勉強ができるようになる」と言って、再読させる。
B ☆1を指さしなさい。読みなさい。
「4:6の、4と6をそれぞれ2倍してできる比を書きましょう。」(ストップ)

教科書の□の中に数字を書き込みなさい。
2回読ませ、2回目の途中でストップする。



教科書に直接書き込ませる。
C ☆2を指さしなさい。読みなさい。
「4:6の、4と6をそれぞれ2でわってできる比を書きましょう。」(ストップ)

教科書の□の中に数字を書き込みなさい。
2回読ませ、2回目の途中でストップする。



教科書に直接書き込ませる。
D その下に赤い□で囲まれた式が2つある。これを書いてあるとおりに、そっくりそのままノートに写しなさい。

ただし→はこのように書きます。
説明はせず、教科書に載っている考え方をそっくりそのまま写させる。
  ______________________       
 ↑  ×2   
 4 : 6 = 8 : 12
      ↓_________×2_____↑

書き方を黒板に例示してやる。
線はミニ定規で引くこともいう。
E 念のため、今書いたのと同じ書き方で次の問題を書きなさい。
(1)2:4  (2)4:10
念のため問題を出し詰める。
さりげなく、@の問題を出す。(気づいた子がいたら、教科書をよく見ている子は賢いとほめる)
F !マークの中をノートにそっくり写しなさい。 定義をノートに写させる。全員書き終わるまで待たない。
速く写し終わった子には読ませる。
G @の問題をノートに解きなさい。できたら持ってきなさい。 全部できた子から板書させる。
答え合わせは書いてあるとおりにいわせる。
H 全部あっていた人は花○を書きなさい。間違えた人、できなかった人は写しておきなさい。写すのも勉強のうち。一番いけないのは何にもしないことです。」 写すことの大切さを話してやる。

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