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群馬大学工学部 材料工学科
甲本 忠史 教授 |
3.最近の研究
3)種々の機器でプラスチックを調べる
以前、電子材料用プラスチックフィルムに混入した1本の細い繊維が、メーカーから購入した原料中にあったものか、フィルムの製造過程で混入したものかを調べて欲しいと言われ、当研究室の顕微赤外という装置でそれがセルロース繊維であることをつきとめ、原料に混入していたことがわかりました。
もっとミクロな大きさで表面を調べる原子間力顕微鏡も研究室にあり、電子顕微鏡程度の倍率での観察も行なっています。その他、熱分析装置やX線回折等の装置もプラスチックの構造と性質を明らかにするために利用しています。
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