パソコン製作奮戦記タイトル

● 1998年7月 … Vol.9 Windows98の巻
  あれから半年、ディスプレードライバーも何度かアップデートし、トラブルの発生頻度は少なくなってきたような気がする。
  ただ、不思議なのは、発生頻度こそ比較にならないほど少ないとは言え、会社で使っているFMV−5200NA8/Wでもまったく同じ症状が出るということだ。
  ハードはぜんぜん違うけど、ソフトウェアの設定状況はほぼ同じ。 とすると、ドライバの類じゃなくて、やっぱりIE4.0あたりが悪さしてるんだろうか。
  もっとも、やっぱりこれもほとんど同じソフトをインストールしているセカンドマシンのFMV−BIBLO NCV13ではまったくトラブルが出ていないから、ますます判らなくなってきた。
  それから、会社の同僚がパソコンを自作したいって言うんで手伝ってやったんだけど、おんなじような構成にしたのにやっぱりトラブらない。
  違うのはグラフィックカードとCD−ROMくらいで、あとはマザーボードからFDD、ケースにいたるまでおんなじやつだから、やっぱりグラフィックカードの相性が悪いのかなぁ。

  そしてついに、時は7月25日。 Windows98の発売日がやってきた。
  わらにもすがる思いで最後の望みの綱にかける。

  今度は前の轍を踏まないように、メールデータもしっかりとバックアップして、いざアップデート。
  まあ、普通ならWindows95に上書きするんだろうけど、ここは厄払いもかねてきれいさっぱりフォーマット。 やっぱり新しい環境が一番だよね。
  とはいっても、買ったのがアップグレード版だから、セットアップ起動ディスクが付いてない。
  えい、ままよっ。 とばかりにWindows95の起動ディスクで立ち上げてインストールしてみたんだけど、結果はノープロブレム。
  まあ、CD−ROMが見えて、SETUP.EXEが起動できればそれでいいわけだから、あたりまえって言えばあたりまえか。

  巷では、インストールで結構トラブっているという話らしい。 身近なところでもWindows98をインストールしたらSCSIとモデムが使えなくなった。 なんていう人もいたけど。 だから、ちょっとどきどきしながら見てたんだけど、結局何事も起こらずインストール成功。
  Windows95の時は、標準のSCSIドライバでトラブったり、音出しに苦労したりしたけど、それもまったくなし。
  すんなりとインストールが終わり、3Dの起動サウンド(あの音の広がりにはちょっと感激)が奏でられ、SCSIもちゃんと生きてて、MOも最初から使えて。.... 何か拍子抜けするくらいあっけない。
  やっぱりまっさらインストールだよね。

  そしてそして、肝心のトラブルはと言えば。....
  えっ? トラブルって何だったっけ?
  あぁ、神様、仏様、Windows98様。 生まれ変わったパソコンに乾杯っ !!!!!

  <閑話休題>
  PLUS!98も買ったんだけど、あれについてきたスパイダーソリティアっていうゲーム。 鬼のように難しくてぜんぜんできない。 あのゲーム、すいすいできるやつっているんだろうか。

  それからちょっと耳寄りな話。
  Windows98とPLUS!98をインストールすると、PLUS!95がインストールできなくなる。
  まあ、それ自体はぜんぜん困らないんだけど、あの3D−PinBallもインストールできないのはちょっとさびしい。 というわけで、ちょっとお教えしましょう。
  まず、PLUS!95のCD−ROMをオートランが働かないよう、シフトキーを押しながら入れ、エクスプローラで開いて、CAB3から必要なファイルを抽出し、適当なフォルダに放り込んでやればOKです。
  ファイルの数は52個。 大半がwavファイルです。 該当するファイルが何かって言うのは、infファイルを見れば判るので、自分で探してみてください。


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