パソコン製作奮戦記タイトル

● 1997年11月15日(土)夜 … Vol.2 製作開始の巻
  組み立てにかかる前に、FMVから流用パーツを取り出す。
  今回、CPUを衝動買いしてしまったので、流用パーツはHDDとCD-ROMとメモリー、そしてSCSIカードだ。
  これらのパーツは元々FMVに付いていたものではなく、この2年間に増設あるいは入れ替えたものばかりなので、FMVは購入時の状態に戻しておくことができる。
  パーツを外すついでに、元々のパーツを組み付けておこう。 これで何かトラブルがあっても、FMVは動かせる。
  データ等、必要なファイルのバックアップも忘れずに。 私の場合はMOにバックアップを取っておいたので大丈夫。

  さて、パーツがそろったところで、いよいよ組み立て開始。
  まずケースの梱包を解き、カバーを外して内容物を確認。 次にケースの底へゴム足を付け、マザーボートのベースを外す。
  この後、参考書によっては違う順番で説明しているものもあるけど、私はドライブ類の組み付けに取り掛かった。
  ここでご注意。 ドライブベイの盲蓋を外す際は、充分に注意しましょう。 私の場合、左手人差し指に名誉?の負傷を負ってしまった。
ケース内部

  次はマザーボートの取り付けと、マザーボード上へのCPUやメモリーの取り付け。
  マザーボードに適合したリアパネルとスぺーサーをベースに取り付け、マザーボードを載せる。
  しっかりと固定したら、次にマザーボード上のジャンパピンをCPUにあわせて差し替え、それからCPUとメモリーを組み込む。
  以下、拡張ボード類の差し込み等が続くが、当たり前の手順をここで書いてもしょうがないので省略。
  途中、人差し指が痛む以外はこれといった問題もなく、とりあえず形になった。
マザーボード
組み立て完了

  夜も更けた午後11時半、いよいよ記念すべき火入れ。 ディスプレイやキーボード、マウス等を接続し、電源スイッチを押す。...... あれっ? 何の反応もない。
  電源ユニットのファンすらも回らない。 真っ青。 コネクタはちゃんとささってるし、逆差しもない。 電源ユニットの不良か、はたまたマザーボードがいかれてるのか。
  あっちこっち確認しては試し、突っつきまわしては試し。 それでもやっぱり無反応。
  午前2時、疲れ果てて眠りに就く。


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