2001 L'ESCALE REPORT

Vol.27 2002年度「るるぶ日光・那須」撮影会の巻

 今年も押し迫り、いよいよ来年度版の「るるぶ日光・那須」の写真撮影会が12月17日、予定されました。「るるぶ日光・那須」には毎年、料理とデザートの写真を載せているのですが、レスカルのポリシーとして、「雑誌は情報が毎年更新されるのだから、料理やデザートの写真も毎年変えるべき」と思っているので、今年も撮影会の日取りにあわせ仕込みを開始しました。

 撮影に来てくれるカメラマンは例年どおり「NIPPON PHOTART」の西村さんと決まりました。
 
 写真の構成としては、料理の写真は、私の中では今年版のるるぶの写真で一応「完成形」となっているので、少し食材を変えて組み立てることにしました。
 デザートの写真は、以前は3年ほど10種類ほどのアントルメやプティガトーを仕込み、銀盆に載せて構成を組み立てたのですが、次の年から次々と他のペンションも写真のスタイルを真似しだし、レスカルの主張する「オリジナリティ」が無くなりつつある事から、昨年はウエディングやバースデーケーキといった「冷凍ケーキ」を並べただけでは真似できない、しかもオリジナリティが前面にでる構成にしたのですが、若干色使いに満足がいかなかったので、今年は、やはり「特注ケーキ」「オリジナリティ」というテーマを前面に押し出しながら色調も昨年の構成より鮮やかに、印象的な写真があがるように心がけました。
 
 もちろん、レスカルのポリシーとして「誇大広告」となることは避けなければなりません。が、個人的にも写真の仕上がりが楽しみになるような、また、雑誌を見たとき、お客様を驚かせ釘付けにできるようなケーキを作りたいと、ビックリ箱気分で楽しみながら作りました。

 結果、毎年レスカルの撮影を楽しみに来てくれるという西村さんいわく「今年は昨年よりずっと良いですね。昨年が70点とするなら、今年は90点じゃないですか」とのこと。100点と言わないところが西村さんらしいところですが、「よし、来年は95点といわせてやる」と楽しみになりました。
 
 ペンションによっては、もう7〜8年も写真を変えていないペンションもあるとのこと。西村さんも「建物や部屋は別だが、料理やケーキなどは常に写真を変えたほうが印象が良い」とのこと。また、「構成や色使いも、気を使っているのがわかる。」とお褒めの言葉を頂きました。例年、「るるぶの写真を見て決めました。」とのお客様の声が多いのですが、来年度も大いに期待できそうです。左下画像は一足先にデザートの使用予定写真です。料理の写真は2002年3月に発刊予定の「2002年度版るるぶ日光・那須」をぜひご覧になってください。
17.DECEMBER.2001 ページのトップにもどる
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Vol.26 クリスマス・クッキープレゼントの巻

 レスカルが所属する「日光ペンション協同組合」では、社会福祉活動の一環として、毎年、クリスマスに日光市内の保育園に、手作りのクッキーをプレゼントしています。

 今年も12月12日、各ペンションのオーナーが手作りで用意したクッキーをもちより、組合事務所で小さなクッキー袋に詰め、一つ一つ、色とりどりのリボンを結び各保育園ごとに数を分けていきます。

 昨年は、オーナーの一人がサンタの衣装を着て、大きな袋にクッキーを入れて配って歩いたのですが、今年はクッキー配り予定の13日に保育園で行事があるところもあったので、袋ごと保育園に渡してきてしまうことになりました。
 
 今年で3年目の行事ですが、思いのほか、保育園側でも楽しみにして下さっているようでどこの保育園でも歓迎されました。本来ならサンタが子供たちに一人一人クッキーを分けられれば良かったのですが、それはまた来年の楽しみに。数が大量なのでなかなか仕込みも大変ですが、子供たちの笑顔を想像すると、こちらまでハッピーな気持ちになる組合行事です。何より、一度サンタのスタイルで子供たちに囲まれたら、「病み付き」になってしまいます(笑)。
 
 次回は、雛祭りに、市内の幼稚園をまわる予定なのですが、楽しい組合活動なので、今後もずっと続けられればと思いました。
12.DECEMBER.2001 ページのトップにもどる
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Vol.25 年末恒例、ペンション合同消防訓練の巻

 12月7日、「日光ペンション協同組合」「オーナーズクラブ」「日光地区ペンション組合リスの会」のペンションオーナーの組合3団体による年末恒例の消防訓練が実施されました。今回、訓練会場を提供して頂いたのは、国道119号線沿いのペンション「ロードハウス」さんです。

 10:00過ぎ、ぞくぞくとペンションのオーナーが集まってきました。私も同じ「日光ペンション協同組合」に所属しているオーナーとは月々定例会議があったり組合活動などで顔を合わせますが、他の組合所属のオーナーとは、仕入れの際に偶然会うくらいで、中には殆どこの消防訓練でしか会えないオーナーもいます。「久しぶり」とそれぞれ、近況を話し合い雑談を交わしますが、消防署の方が見えると、消防訓練の開始です。

 まずは避難訓練と、会場を提供くださった「ロードハウス」のスタッフは避難誘導訓練です。それぞれ、客として宿泊していると仮定し、客室に待機しています。そこへ、「火事です! 直ちに避難して下さい」の呼び出しが。
 各自ペンションの庭に避難を終えると、次は実際に鉄板上に火を点けての消火訓練です。署員から説明を受けますが、「消火器の底の部分が濡れたりして腐食し、実際に消火しようとした際に、消火器が破裂して亡くなる方もいる」とのこと。案外多い事故だときき、驚かされました。
 
 交代で消火訓練を行った後は、ビデオ講習です。およそ2時間の消防訓練となりましたが、忙しい年末にも関わらず、3団体に加盟しているオーナーの殆どが必ず出席することからも、防火に対する関心の高さがわかります。

 毎年、「わかっている」つもりでも、参加する度に「あっ、そうだった」と再発見・再確認することの多い消防訓練。今後も、レスカルのスタッフだけでなく、日光地区のオーナー達と連携しながら、安心してお客様が宿泊できる環境づくりをしなければ、とあらためて考えさせられた一日でした。
7.DECEMBER.2001 ページのトップにもどる
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Vol.24 鹿児島産 紫イモのスープの巻

  久しぶりの「レスカル通信」です。 先日、いきつけのスーパーで「現品限り」の鹿児島産紫イモを見つけました。紫イモは最近でこそ、あちこちのスーパーやデパートで見かけるようになりましたが、日光ではあまり見かけることは無く、見かけても値段も普通のさつまいもの3倍はするので、滅多に購入することはなかったのです。

 紫イモは私にとって、思い入れのある食材でした。初めて知ったのは、3年ほど前でした。埼玉の洋菓子店での修行時代仲のよかった友人が、新宿の「センチュリーハイアット」でパティシエとして活躍していて、ある日、某TV局の「TVチャンピオン」に洋菓子対決で出場することになったのです。本人から話を聞いてビデオに撮って観ていたのですが、その時に友人が「何か変わった食材でお菓子を作れないか」と探して見つけたのが、この紫イモだったのです。勝負は惜しくも優勝することは出来ませんでしたが、仲間内では、一番の出世頭であり親友である彼が頑張っている姿を目の当たりにして、感動すると同時に「俺もがんばらなければ」と、居ても立ってもいられない気持ちになったことを覚えています。それ以来、このイモは、私にとって特別な食材なのです。

 しかしながら、スーパーの店先でそんな感傷に浸っていたわけではありません。早速手にとってみると、なかなかしっかりとした美味しそうなおイモです。しかも「現品限り」の下に更に「本日限り」の赤い文字。スーパーの店長曰く「イレギュラーで入荷したもので、今後も継続して同じ値段で出すことは不可能」とのこと。おっしゃる通り、思わず「二度見!」をしてしまうお得な値段でした。

 しかし、ここでそのまま素直に購入してはシェフの名もすたるというもの、「あるだけもらいます。いくらになります?」 とすかさず、「交渉」に入ります。こちらのスーパーは普段から店長を始め、奥さんや従業員さんも皆さんとても好意的な方々で、「じゃ、全部持っていってくれるなら、これくらいで・・・」と、もともと「お買い得」値を更にサービスしてくれました。勿論、全部頂くことにして、さっそく店に戻り紫イモのピューレーに加工することにしました。

 甘味、ほくほく感を出すために、普通のさつまいもを2割ほど加え、皮を剥いて「蒸し器」で蒸し、更に少量の水とミキサーにかけピューレ-にします。味付けは加工する用途によって変わるため、この段階では特に何も加えません。 皮を剥くと、驚くほどの濃い紫色です。色素が濃いため、素手で剥いていると、すっかり手のひらも紫色になってしまい、薬用石鹸でもなかなか落ちませんでした。蒸し器の中のお湯もすっかりブルーになってしまい、試しにタオルを2分程漬け込んで煮込んだら、「藍染め」のように紫色のタオルになってしまいました。

 さて、ピューレ-は写真のように少しづつ小分けにして、冷めたらすぐに冷凍してストックして置きます。かなり粘度が高いので、中央の丸いポット一つで約20人分のスープができます。次の日には地元のお得意様から会食の予約が入っていたので、早速、紫イモのスープにしてメニューに加えました。
 「うわー、きれい。これ、何のスープかしら」
となかなか好評で、6時間芋蒸しをした甲斐もありました。結局、全体で25kgのイモを加工した計算になりました。

 「るるぶ日光・那須」の取材などの時も、このスープは色彩的に撮影に向いているので重宝します。もちろん、味の方も気に入ってもらえることと思います。レスカルでは、2002年の冬のメニューにも「紫イモのスープ」を予定しています。お楽しみに。 
27.NOVEMBER.2001 ページのトップにもどる
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Vol.23 最近のBGM お気に入りの話

  さて、今回は、ディナー時のBGMについて。
 先日、行きつけのビデオショップで、新品のCDのワゴンセールをやっていて、音楽好きの私は、さっそく3枚のCDを入手してきました。

 そのなかの一枚が「Charlotte Church」ーシャルロット・チャーチ(左上段)。
「天使の歌声」というキャッチフレーズで有名ですが、私も興味はあったのですが、聞いたことがなく、楽しみに聴いてみました。「素晴らしい!」の一言です。一編にファンになってしまいました。詳しい説明は割愛しますが、只今、一番のお気に入りで、連日、ディナーを盛り上げてくれています。
 BGMについては、色々な考えがあります。
私は、仕込みをする際にも、BGMがあった方が体が軽やかに動くくらいなので、音楽の占めるウエイトは高いと考えますが、勿論中には静かに食事をしたいというお客様もいるようです。

 私のBGMのお気に入りは、自分の趣味の音楽とも当然かぶってきますが、英語でないもの、ボサノヴァやカリビアンなどが多くあります。中でも、「グロリア・エステファン」や「小野リサ」(それぞれ中段)など、女性ボーカルが楽器の一つのようにメロディーの中に流れていくものがBGMとしては(個人的意見ですが)最適だと思います。グロリア・エステファンは、かなり昔からのファンですが、BGMに使うものは、英語のものは避けています。声が聞こえるが、意味(単語)が聞き取れない方が自然に耳からこぼれてくれると思うからです。「ジプシー・キングス」などもディナーではなく、ランチタイムには利用しています。ディナーでは、少しパンチがありすぎるので。

 映画フリークでもある私は、また映画のサントラも好きで、特に、映画に音楽や歌手そのものがからんでくるものは、サントラも自然に気に入っています。「ドアーズ」や「ザ・コミットメンツ」などがそうです。昨年は、ブームに乗って、「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」も入手しました。また、私の中の映画ランキングで3本の指に入る「トゥルー・ロマンス」を観たあとは、サントラは勿論、思わず「エルビス・プレスリー」の2枚組みまで買ってしまいました。「ドアーズ」や「トゥルー・ロマンス」はさすがにBGMに使えませんが、「ブエナ・ビスタ〜」や「ザ・コミットメンツ」などは、ランチタイムに時々使っています。余談ですが「デスペラード」のサントラも気に入っているのですが、「レザボア・ドッグス」や「パルプフィクション」を含め、どうしてタランティーノがからんだ映画は、サントラがBGMにつかいづらいのでしょうか(途中に会話が入っているのです)。音楽的には面白いものが多いのですが。

 左下段は、おまけですが、私の宝物の一つ、「タイムボカン名曲大全」。タイムボカンからイタダキマンまでの使用曲が全て収められています。勿論、ディナーのBGMには使えませんが(使ってみたい冒険心も無いわけではありませんが)、素晴らしいです(笑)。

 右下段もおまけすが、最近のグロリア・エステファンは「谷間」を売りにしているのでしょうか。もう高校生くらいの子供がいるというのに、本当に素敵な人です。私の理想の女性の一人です。ワゴンセールでも、クリスマスアルバムを一枚購入しました。ランチタイムにも使っています。前記の「シャルトット・チャーチ」もクリスマスの曲が入っていましたが、このところの猛暑、気分だけでも涼しくなればと気にせず流しています。蛇足ですが、ワゴンセールの残りの一枚は、これまた20年来のファン、「ビリー・ジョエル」のベスト版でした。
23.JUNE.2001 ページのトップにもどる
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Vol.22 霧降高原 日光キスゲ満開の頃

  さる7月9日、満開の日光の撮影をしに、霧降高原にでかけました。
 実は、「日光キスゲまつり」という霧降地区有志と日光市、日光観光協会のイベントの会議に参加しているうちに、いつのまにか実行委員会のメンバーになっており、今年は、二回目の参画となるため、今年の春先から、幾度となく会合を重ね、イベントの企画立案に携わっていたのですが、実際に、リフトに乗って日光キスゲを見に来たのは、これが初めてだったのです。

 昨年は、霧降の料金所が開く7時前に一番下のリフト付近で、キスゲの写真を撮ったのですが、まだまだ、ポツリポツリといった感じの咲き具合でした。

 「キスゲまつり」の会議にリフト事業所の所長さんも度々来られて、「ぜひ、一度一番良いシーズンに見にきてください。そうすれば、『盛り上げよう!』という気持ちになりますから。」と再三誘われていたので、今年は、一番良い時期をHPで紹介しようと思っていたのです。

 9日は、前日のお客様を送り出し、後片付けを急いで終わらせ、「急いでリフトで一番上まで登って、写真を撮り、急いで帰ってくれば1時間程度だろう。」と、「ちょっといって来ます」気分で、Tシャツに短パンで出かけたのですが、いやいや、月曜日というのに、すでに駐車場はいっぱいで、後から後から車が押し寄せて来ます。やっとの思いで車をパーキングして、カメラを片手に走ってリフト乗り場に駆け上がりますが、これまた、チケット売り場も既に長蛇の列が。

 何とか第1リフトに乗ると、なんと目の前にカメラマン。「ハイ、笑って!」反射的にニコッともできず、怪訝な顔のままリフトはカメラマンを越えて行きます。第1リフト下は、右最上段の画像の通り、ポツンとところどころの咲き具合。既に標高の低いこの辺りは、花も終わりです。

 左最上段、第3リフト付近では、まだこんなにしっかりした花も咲いていました。ちなみに第3リフトはディズニーランドほどではないにしても、「ここより30分」の看板を誇らしげに越えて列が続いていました。並んでいる人の中には「こんなに混雑しているなら、下のチケット売り場に書いておけば上までのチケットを買わなかったのに」という声も。うーん、ここらへんが、民間企業との意識の違いなのでしょうか。

 しかしながら、第3、4、リフト付近のキスゲは、並び甲斐もあって、それはそれは素晴らしい景色でした。一時は雹(ひょう)による被害が深刻で、ほぼ全滅なのでは、と聞いていただけに、本当にため息が何度も出てしまうような、素晴らしさでした。
太猷院の取材の時も思いましたが、日光に住んでいると、思いのほか名所や観光資源に対して無関心になっている部分があるなと痛感しました。所長さんの言った通り、「来年は、もっともっと日光のキスゲをPRしていかなくては」と思いました。

 追記:2001年の日光キスゲシーズンは終わってしまいましたが、今年いらした皆さん、今年見逃してしまった皆さん、来年、またぜひ霧降に日光キスゲを見にきてください。来年、また気持ちも新たに取材に行ってきます。来年の「日光キスゲレポート」をお楽しみに!!

 追記:2 すがすがしい感動を胸に下りのリフトで戻ってくると、通路になにやら大量の写真が展示されています。ふと見ると、左端の一枚には、見慣れた顔が怪訝そうにこちらを見つめています。「お土産にどうですか、¥1000でーす」どうやら、観光写真のサービスだったようです。いろんな意味で、発見の多い一日でした。 
11.JUNE.2001 ページのトップにもどる
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Vol.21 HONDA CB1100R オーナーズクラブ

 気づかぬうちに、レスカル通信も、2001年に入ってからずいぶんとさぼっていたようで、第一回目のレポートが、GWを過ぎてしまいました!!

 しかし、その分、記念すべき2001年の第一回目の「レスカル通信」は、特大版でお送りします。

 2001年春先、、昨年ツーリング合宿でご利用いただいた「HONDA CB1100R OWNER’S CLUB」の皆さんから、「昨年はあいにくの雨だったため、ぜひとも今年も日光に行きたい」とのうれしいご予約がありました。

 昨年も5月に合宿にご予約いただいたのですが、かなりの土砂降りに、皆さん車でいらっしゃったのです。中にはバイクの方も数名いらっしゃりましたが、翌日もあいにくの天候で、折角の日光を満喫できず、欲求不満で帰られたのでしょう。夕食後、プレイルームでみなさんがクラブやレースのビデオをご覧になっていたようで、走れない悔しさが感じられるくらいだったのをおぼえています。

 会長さんに「今年もお待ちしています。」と告げると、なんと、今年は、女性会員がいらっしゃるとのこと。1100ccのバイクサークルの女性というと、大柄でがっちりした体育会系の女性なのでしょうか。しかしながら、昨年にひきつづき、今回もレスカルをご利用いただけるとの嬉しいご予約で、昨年はご予約いただいた時にはすでに他のお客様もいらっしゃったのですが、今回は早めのご予約のため「貸切」でとお約束しました。

 さて、当日の5月11日はさわやかな五月晴れとなりました。
次々と到着される懐かしい皆さんの顔も、今年はとても晴れやかです。まだまだ走りたりなかったようすで、ペンションに入ることなく、駐車場で、後から現れるバイクを囲んでは談笑も弾み、早々にバイク談議に花を咲かせています。

 いち早く到着された会長さんからも、にこやかに挨拶を頂きました。「今年は、晴れました」との第一声。こちらも、肩の荷が少し降りた気分です。そうこうするうちにも、次々とCB1100Rが現れ、駐車場がまるで展示会場のようです。

 メンバーがそろってから、ようやく、皆さんがペンションに入ってきました。最後の頃になって、「お世話になりまーす。」と、女性の声。CB1100R唯一の女性会員の登場です。予想を大きく裏切り、細い、ごく普通の女性でした。とてもバリバリの体育会系には見えません。「レスカルさんのホームページのケーキって、すごく美味しそうですね。」・・・ますます、体育会系ではないようです。

 メンバーのみなさんがぞくぞくとプレイルームに集まってきました。夕食を待ちきれず、宴会が始まった模様です。昨年のプレイルームとは、やはり一味違うようです。昨年はヤケ酒気味のところもありましたが、今年は大いに盛り上がっているようです(どっちにしても飲んでいるのですが)。

 そしてディナー。名誉顧問の仙波さんのご挨拶の後、乾杯の音も高らかに、宴会第二弾の始まりです。ツーリングの失敗談やバイク自慢など、時折、写真撮影もあり、とてもにぎやかで楽しいひとときとなりました。なかには、「今日はもう早く寝るよ、明日早いんだから」なんて方も。さすがにバイク自慢になると、話題が途切れないくらいのもりあがりで、本当に皆さんのバイク好きが伝わってきました。
 本当に、晴れてよかったです。

 翌日も、素晴らしい青空でした。
メンバーの中には、スタッフよりも早く起きて天気を見に外にでていた方もいらしたようですが、これなら一日心配ないでしょう。

 朝食も間も、早くエンジンをかけたくってうずうずしていたのではないでしょうか。

 会長さんの車をみてびっくり。TV局の車かと思ってしまうくらいの改造ぶり。車体前部と、助手席側、後部につけられたカメラで、走行中のメンバーを撮影するのだそうです。これなら、迫力の映像が取れるはず。いやいや、さすが。

 そうそう、もう一つ、感服したのは、駐車場が砂利であることを昨年の合宿でしっていたメンバーの方が、今回は抜かりなくスタンド下敷き用の板を持参していたこと。これには、「やられたぁ!」と思いました。しかも、車重がかなりあるので、板を縦に置いて、との指示(横にすると、重みで板が割れてしまう)。さ、さすが・・・。

 9:00、一斉にエンジンがかかり、出発です。仙波顧問からは、お礼にと、色紙を頂きました。これから、霧降高原有料道路へ向かうのだそうです。会長さんの車を先頭に一人づつ、出発の挨拶をし、駐車場を出て行きます。紅一点のKさんも、にこやかに出発しました。これだけの台数が一台づつ列をなして行進する様は、圧巻の一言です。今日は、ツーリングを満喫できるでしょう。

 HONDA CB1100R OWNER’S CLUBのみなさん、ご宿泊いただきまして、本当に有り難うございました。また、日光の山道が恋しくなった時は、ぜひ、お立ち寄りください。お待ちしています。

 HONDA CB1100R OWNER’S CLUBのサイトで、「レスカル」をご利用いただいた、日光での合宿の模様が紹介されています。こちらへ。
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