天文徒然草

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20051202
遠ざかる火星
10月30日に最接近を迎えた火星も一ヶ月たつと地球からだんだん
遠ざかってしまい視直径も小さくなって観望には適さなくなってしまった
それより日本は冬型の天気でシーングが悪く最後の観測と行っていいほどです
小春日和でもあればまだ観測できますが、
8月のはじめからかれこれ80回近くの観測があり100G近くのデーターが溜まってしまった
これを整理するには大変でうんざりする。
火星も最接近の時は華やかで赤々とその雄志をみせていたが地球から遠ざかるにつれ
だんだん見向きもされなくなり老兵死なずただ消え去るのみというようなものです
このように接近するのはあと10数年後である、再来年はわずか14秒の接近あと10数年後
ではまだ天文をする気力があるだろうか色々考えされられるだろう、またそれまでに光学
技術の発展で10秒台でも相当の観測が出来る装置が出てくるだろう。
思えば1950年代のパロマ写真集の火星より今のデジカメで20cmぐらいの望遠鏡で
撮影した火星の方がよく詳細が見えるのは考えられなかったことである、日進月歩の成果です
疲れ切って遠ざかる火星に哀愁さえ感じる今日この頃です。

山での観測の最後の火星最悪のシーングでした。

20051128
火星画像処理
火星も17秒台とだんだんと地球から遠ざかっていきます
後に残されたのは膨大な画像の山何十ギカというAVIの
ビデオ画像です、何%かは処理しましたがまだ当分かかります
月惑星への報告画像以外にもまだ見てない画像がたくさんあり
見るのも大変です。
時系列的にまとめるとある程度の火星の変化がつかめるようです
何枚かは火星特集でUPしました。

20051102
火星にダストストームが発生してます
火星も大接近を30日に過ぎ地球から遠ざかっています
まだあと2週間くらいは見られます。
ところで火星に異変が起きてます、ダストストームが太陽湖の南
に発生している様です、それとほんのり赤みを帯びています
原因はわかりませんが、ダストの成分が赤みを帯びてるのか
わかりません、ダストストームは発生して消えてそれの繰り返しです
これから大きくなるのか収束するのかわかりませんいずれにしても
模様のある火星が一番いいです。

左がダストストーム発生前         右は発生後でコントラストがない

20051030
本日火星大接近です
今日は火星大接近の日です、しかし関東地方は曇り
時々雨、本来なら東の空に赤々とした火星が8時ごろ
には姿を見せているはずです、今日はあちこちで観望会が
行われているところですが、中止のようです、でもあきらめては
いけません、明日も見えます、明日からは少しは天気が良さそうなので
期待できます。これから3週間ぐらいは大きく見えるでしょう。
でも地球からだんだん遠ざかっています。
見てない方は天気の良い日に東の空をみてください必ずみえます。
アストロアーツさんでも紹介されてます
今でしたら小さな望遠鏡でも見えます。

20051026
火星にダストストーム発生
前々回に火星にダストストームが発生して火星全土を
覆ってしまって火星がのっぺらぼうの状態が前にありましたが
今年はそれほどではなく太陽湖の近くにダストストームが発生
しただけで南極の方へ移動しているように見えます。
アマチュアでも機材の進歩で7000万キロ離れた火星の気象状態
が観察出来るようになりただ驚くばかりです。

(左上の白くなってる場所)

20051016
また、前線が停滞してしまった
今年は秋晴れがない今頃は稲刈りの時期で秋晴れが期待
出来るはずである、しかし前線が停滞していて関東地方は曇りぞら
1ヶ月で2日ぐらいしか晴れない、火星が接近しています。
二年前の大接近と比べてみた、前の方が25秒と視直径が大きく
今年は20秒で面積的には2/3くらいです、しかし高度が高いので
よく見える、詳細は前の接近よりも良くみえます。
これから一ヶ月は楽しめます。
左側が2005年の火星 右側が2003年視直径は大きいが詳細
は今年の方がよく見える。今年の接近は火星の季節では晩秋なので
極冠が溶けてなくなってる。前回は初夏なので極冠が白く見える。

20051010
本日は体育の日しかし雨が.........
毎日雨模様で関東地方は駄目です、まさに二年前の火星の大接近
をおもいだします。あのときも8月全く晴れず数時間の晴れ間のために
遠くまで遠征したものでした。
あれから750日今年の火星の接近もまた天気が悪いなんで秋雨前線
が今頃あるのか天気予報も全く当たらず晴れかと思えば2時間後に雨
に修正されている。昔の観天望気の方がまだ当たる。
じっと晴れの日を待つことにしよう、晴れないときはデーター整理や読書
おかげで天文ガイドと月刊天文と星ナビを読破できた、(世間では読破
とはいわないかも)
画像処理も日頃溜まってたものを整理でき良い連休の雨でしたと思い
こんでいる。
その中に今年初の土星です、あまり良くないですが記念すべき一枚です
輪もだいぶ中に寄ってきました。(カッシニーは何とか見えます)

20050928
画像処理の難しさ
火星もだいぶ大きくなり一般の方にもよく見えるようになりました
しかし逆に明るすぎて望遠鏡では模様が見えにくいです、フィルター
を使わないと目がまぶしいです。
しかしCCDカメラはそのところをたやすく解決してくれます。オートに
しておくと自分で読み込んでちょうど良い光量にしてくれます。
たかがWEBカムで何十万円もする冷却CCDと同じ機能が付いてます。
撮影は最近は楽になりましたが、画像処理が問題です、一枚100M
1000枚以上のコンポジットで30枚も処理すると休み一日まるまる
使ってもたりません、PCはCPU2.5G メモリ750Mでもたりません
次世代のPCに期待します。
画像を処理していると何枚も処理していくうちに色彩感覚がなくなり
どの辺がナチュラルかわからなくなります。処理している人は同じ思い
をしてるでしょう。アンシャープも掛けすぎるようです出来た写真は
キタギタの写真になります、詳細はかなり写るので満足してますが
素人がこのように見えると思ったら大間違いでこの1/10も見えません
画像処理は不思議なものです、ウエーブレットの眼視フィルターでも
あれば便利です、
●恒例により火星の写真(オーロラ湾からアキダリア海まで)
高橋 ミューロン210撮影 XP24mm ToUcam

20050923
火星が大きくなってきました(16秒)
来月末再接近を迎える火星が結構大きくなってきました
二年前のように大接近とは行かないですが、20秒まで大きくなります
木星の半分の直径です面積では1/4です
今のところ黄雲がでてないので模様がよく見えます。
8センチの望遠鏡でも見えるでしょう。
次は2年後なのでそのときは16秒台で再接近です、かなり小さいです

左は太陽の湖です中央がタルシス高地です
アルシア山に白く雲がかかってます。

20050913
ALPO 木星会議開催される
恒例の月惑星研究会の木星会議が旭川で開催されました、昨年は
東京天文台でした。参加者は全国から40名くらいで関東は私を含め
て10名くらいでした場所は旭川科学館でした。
駅から歩いて20分くらいかかりますプラネタリウムはツアイスが入って
おり望遠鏡は三鷹のフォーク60cmでした。とにかく関東と比べて北極
星の位置が高く北斗七星は周極星です。
木星面とカッシニーの画像を比べたりこれからの撮影機材や単波長観測
などの課題やそのデーターの生かし方など興味ある話題が沢山ありました。
国立天文台の渡辺先生の基調講演もあり盛り上がりました。
その後懇親会をおこない。
来年は高松に決まり閉会しました。

旭川科学館 29回木星会議 会議風景

20050706
毎日雨降りが続きます
昨日、ディープインパクトが成功しました、素晴らしいですね
時速30000kmで動いている物体にインパクトするなんて
どういうふうにするのか見当がつきません
スーパーコンピューターで計算して制御するのでしょう、ウインドウズ
ももてあそんで居る状態では全く雲の上の話です。
NASAではアクセスが8000万件に達してサーバーがパンクしそうだ
そうです。しかし日本はあいにくの雨模様で新月なのに写真が撮れません
だからおもちゃでも作って遊んでいます。今度はDCモーターをTA7291Pで
制御してフォトトランジスターで前についている発光ダイオードの信号を
受けて壁に当たりそうになったら反転信号を送る様にしたのですが速度が
早すぎてバックが間に合わない、机上と実際では違いますね。

20060619
秋月 キット 発振器
毎日曇りと 雨 で星が見えませんので前に購入した
発振器を作ってみました最初は電圧がどうもでないで
半田付けが悪いところが合ったみたいです、特に負電圧
が問題で試行錯誤でしたがインターネットで幸い良いICが
見つかったので部品屋に注文しました、これでしたら+6Vをいれる
とー6Vがでてくるので助かりましたコンパレータも使わなくて
すみました、このKITは安くて3波(サイン波、三角波、矩形波)
がでます。これで3800円ぐらいです、専用のオシレターは何万とする
周波数はコンデンサーの入れ替えですロータリースイッチの
切り替えは何回かトライしましたが安定度が悪く使えません
一コンデンサーの直づけが良いようです。
HPを見るとかなりの人がトライしていますが結果がまちまちです
私の場合は何とかなりました1マイクロFで700H〜50Hのレンジで
我慢しましたこれは20MHまで対応できるものです。
前は74Hシリーズで矩形波だけの発振器を使ってました。
これでまた遊べます、それにしても晴れませんね。

20050611
梅雨にはいりました
梅雨にはいって3日めぐらいです、相変わらず空は曇り空
星ナビで画像処理の特集でした、ステライメージもバージョンUP
されRAWファイルも直接読み込める様になり楽になりました
サンプルの火星をマルチバンドシャープで画像処理しました。
使い方がよく分かりません。多分レジスタックスのウエーブレット
変換のようです。
これから火星の画像処理で使えます
また、星野はニート彗星とプレアデスを使ってダーク補正+フラット補正
をライトフレームにほどこしたら素晴らしい画像になってますがあいにく
サンプルを持ち合わせてないのでできません、ラップの部分をステラで
出来るようになりました。至れり尽くせりのソフトですね。
星が撮れないのでこんな事やってます。


20050521
毎日シーングが悪い
このところ毎日シーングが悪く天気も悪い、することがなくなる
PICなんぞ始めたが敷居が高い、秋月のPICライターを組み立て
最初はPCにシリアルポートがなくシリアルカードを中古や(300円)
でみつけセットした、シリアルの9600bで転送して書くようです。
電源は15V以上でゴミの様にあるDCアダプターをチェックしたら
定格DC12Vであったものがテスターで計ったらDC17V出ていた
さすが外国製はいい加減である、しかし今回は得した。試している
内にやっと書き込める様になってきた、しかしマイクロチップ社と秋月の
アッセンブラーがすこし書き方が違うコンパイラーするときにエラーが
でる、とりあえず16F84から簡単な命令でLEDの試験でも..........

20050510
惑星撮影装置
試験撮影も終わって何とか実用になりましたので
ガイド精度もまあまあです、何とか3時間ぐらいでしたら
画面の中にとどまってます。
これでシーングが良ければ性能を発揮出来るのでしょうが
なにより観測所にこもりっきりでなくても居間にいてLANで
結ばれてるPCのモニターを監視してればいいので
家族から白い目で見られなくてすみます。
3時間もすると30枚ぐらいエクスプロラーにファイルが作られます
その間にレジスタックスで処理している(自動)
本人は晩酌をしています
家庭に優しく体に優しい観測装置です。

20050508
本日は雨模様で惑星は見えません、そんな日は画像処理だの変な工作
だのしてます。東京に行くと必ず立ち寄る、秋月と千石電子そこで雑踏に
まぎれ我先にとまわりの雰囲気で買ってしまった、キット類で作成してないのが
沢山あります、出してきては途中まで作ってお蔵入り家にかえってしみじみ
見ると何に使うか分からないものを買ってきてしまってます。
無駄だと思っても今度何かいいものが有ると期待していってどんどん増えて
言ってしまいそうです。でも当地より格段に安いですね。

20050506
全自動惑星撮影装置
コマーシャルが忙しく少しのブランク、木星も43秒で大変明るく見やすいです
ただシーングが悪く撮影しても良い画像が有りません。
ところでやっと自動惑星撮影が出来試験の最中です。
ToUCAMとキャプチャーソフト(K3ccd.....など)を利用して
惑星は強拡大のため精度よいオートガイダーが必要です
最低一時間は狭い画角のなかにとどまっていなければ
だめです。またインターバルで設定できないと自動化出来ません
PCのマウスを人間の手ではなくトランジスターをインターバル的に
スイッチングさせてロジックが難しいのでアナログ的にコンデンサーを
使って行う方法で原始的ですが何とか使えます
木星の大赤斑の撮影の場合は3枚ずつ10分おきに2時間とか
36カットAVI/100Mbで3.6GbなりますDVD一枚分
LANによりAVIファイルを引き出してレジスタックスで処理を行う
その間に観測所では撮影してるのでホルダーがだんだんたまってくる
今までは観測所でついていて撮影が終わってから画像処理で時間が
倍かかった究極的にはバッチファイルで自動撮影のホルダーから
自動で抜き出して画像処理をしてファイル名をつけてまたホルダーに
保管後はアンシャープを手動でやるのみなんて人間ものぐさになる
し動かないので体がなまってくる健康によくないよ。
そんなわけで晴れた日には太陽をサンサンと浴びてサイクリングが
最高です。群馬の森の中もサイクリングロードが出来のんびりサイクリング

20050220
レジスタックスのバージョンup
惑星屋さん御用達のレジスタックスですがバージョンupしました
使い方は未だに試行錯誤です、同じ値でも写真の出来不出来で
設定の仕方が変わります、Ver3になってスタックされた作品の
階調がVer2より豊かになったような気がします。
コントラストを低く抑えると微妙なディテルがでてきます、
しかし設定は未だよく分からず少しずつ試しながらやっていきます。
レジスタックスHPです(Free)http://registax.astronomy.net/
ぜひみなさんトライしてみてください。

Ver2です、詳細は出るのですが
コントラストが高すぎます。
コントラストを下げると細部も消えます
Ver3です
詳細ともにコントラストも丁度いい感じ
でこれなら今シーズンの木星もいける
感じです。

20050115
土星にカッシニーが到着
スゴイですね科学技術は、土星の衛星タイタンにカッシニー
が到着ホイヘンスをおろしてわずか16kから撮影その姿は
まさに地球のように大気に包まれた衛星です、生物は解りません
が、地球の様な地形があるようです、これから写真の解析が
はじまるので惑星屋さんも一段と土星を撮影するときに力が
入ってくるでしょうし新しい観測分野も増えてくるでしょう。
なんでこんな事が出来るのか凡人にはわかりません。
カッシニーのHPですがアクセスが多いです。

20050114
デジカメと画像処理
近頃、デジタルカメラがフイルムカメラを追い越してしまいそうです
いや、早くも追い越したようです。
しかし、デジタルカメラはフイルムカメラのように簡単に処理は出来ません
特に天体写真については、撮影よりやっかいな画像処理がまってます
画像処理なしには天体写真は見られません、画像処理で魔法のように
星雲が浮き出てくる様は神の領域に近いものがあります。

デジタルカメラで撮影したバラ星雲

データー
キャノンEOS Kiss
露出 3分
ISO  400
画像処理後のばら星雲
(真ん中に赤いバラの模様が
浮かび上がり処理前の写真とは
別物の様です)
データー
画像処理ソフト
キャノンソフト
ホトショップ
処理時間 1時間

20050107
平成17年度も明けました
昨年は災害のとしで最後に大津波でした。
今年は良い年になるようにとみなさん初も出にまい進された
ことでしょう、天界ではマックホルツ彗星が天頂に見えています。
彗星を見たことが無い方は絶好のチャンスです。
関係するホームページもかなりありますので確かめてみてください

輝かしい一年を記念して毎年ワンパターンですが初日の出です今年は大変
寒く撮影も大変でした。

20041206
マックホルツ彗星
8月ごろ発見され来年の2月ごろ近日点通過の話題の彗星は
マスコミの影響もなく徐々に光度をあげて肉眼彗星になりかけて
いますうさぎ座からどんどん北上してきっと素晴らしく写真の対象に
なる彗星になるでしょう
そこで今はやりのPDAのソフトでポケットスター(USA)がネットで目に
止まったので値段も$20ぐらいなので試しに購入しました。
結構使い勝手がいいソフトです、ムーンフェイズやメシエ天体の写真
位置、7等級までの恒星の赤経、赤緯までたプラネットの軌道など
やナイトバージョン(赤色)もあり値段負けしない内容で盛りだくさんです。
山で星図を見なくても位置合わせができ便利です、益々ものぐさに
なりますね。
眠ってるPDAがあったら試してみてください。

20041029
天災は忘れた頃にやってくる
ここ一週間は天災の連続で観測どころでは有りませんでした。
観測所の望遠鏡の極軸は地震で狂てしまったので余震がおさまる
までそのままである、その前に台風が2〜3個来たのでターンバックル
で止めてあるだから10月は自宅ではほとんど観測なしです。
惑星もシーングが悪く撮影するにはいたりません。
だんだんと余震が収まってきましたが、気象庁の地震予報は自信が
なさそうですね、予報が異なったときは謝らなければいけませんね。
また、気象予報士も10人中10人気象庁の見解と同じではずれるときは
皆はずれる一人ぐらい違う予報をだしても良さそうなものですが
違う予報を出せない理由が何かあるのですかね...............
それにしてもすっきりしない10月でした、来る11月は良い月になるよう
被災した方も元に戻れるよう祈ってます。
新潟は空も暗く地震の1ケ月前に撮影にいきました小出町あたりも
震災にみまわれ撮影場所の湯ノ谷村あたりも大変なようです。
回復したらまた撮影にいきたいです。

20041012
北東気流
10月だと言うのに毎日小雨まじりのひがつづきますね、例年ですと
秋晴れの天気がつづくわけですが今年は台風も結構多くて秋雨前線も
まだいすわっています、知ってのとおり秋雨前線も梅雨前線とおなじく
梅雨状態をもたらします、関東地方は前線の影響でまったく晴れません
関東南部に低気圧が発生して冷たいオホーツク高気圧から気流が流れて
くる間に湿気を含んで関東地方に達し小雨を降らせます。その気流が
北上して関東北部の山岳地帯にはい上がっていき新潟県側で下降気流
になるので関東圏は器の中のドライアイスの煙のようです器の外は
全く影響なく快晴です、関東に住んでる人の宿命でしょうか、しかし
山岳地帯がなければ冬はシベリア気団におおわれ関東も新潟と同じように
豪雪地帯です。写真を撮るときは新潟県へいけばだいぶ晴れ間が見える
ようです、それにしても秋晴れを期待したいですね、新月も近いし。

谷川連峰で雲がとまって新潟県側には下降気流となって滝の様に落ちています
そのため快晴ですが、関東側は小雨が降ってます。高さ的には低い雲です。
関東でも3000m級の山があれば頂上は快晴でしょう。

20041002
フォトコンテストに入選するにはいくらかかかる
●天体写真を撮る意義は

秋の長雨に入ってしまった少し遅いような気がする、今週は天気は良くない
ようです、まだ月があるので雨でもいいです、中旬の頃は移動性高気圧に
覆われてからっとした天気になってほしいものです、
16日は恒例の赤城スターウオッチングも開かれるので楽しみです、
ところで惑星はまだ明け方土星、金星があるだけで木星は観測出来ません
そのようなわけで機材の点検をするくらいです。
今【CAN】で
●フォトコンテストに入選するにはいくらかかかる
●天体写真を撮る意義は
問題にされているようです、
初めは天文に興味を持った方が天文雑誌に載せてみたいなんて考えて
コンピューターのついた自動の機材を購入したい、その目的はフォトコンテ
ストに入選でしょう、これも目的の一つですが私のように何十年も天文を趣
味としてきている中年の死語ですが【天文きちがい】と言われる人はフォトコ
ンテストに入選はあまり意味をなさないで天文に関することをしていれば幸せ
なんです、下水道のヒューム管が鏡筒にみえたり、カーブミラーで主鏡を作れ
ばなんて、機材は何でもいいです、その情熱が写真に現れた時フォトコンテス
トに入選するでしょう。私としてもトライXから始ってTP2415をハイパー(フォー
ミングガス)増感し電子冷却カメラでトライした結果バラ星雲にて天ガで最優秀を
もらいました、今の技術ではすぐにボツです。やはり結果よりやっていく過程に次
々と新しい発見があり楽しいのです。 天体写真を撮る意義はこれにも天文を趣
味としている方は必ず突き当たります、天体写真を撮影する意義はと聞かれると
人さまざまである、プロでなくアマチュアなので千差万別で十分ですアマチュアは
好きなとき写真をとれて好きなとき休めるメリットがあります、プロと違います。
中には論文を書く人もいるし、いい写真をとって人に見せることもいいし、技術を
研鑽することもいいでしょう私の場合は山や観測所で写真を撮影している瞬間が
好きなのです、これからどういう結果がでるのかたのしみです、難しいことは解り
ませんので惑星の場合それをプリントして月惑星研究に報告し少しでもだれかの
学術的研究でも役にたてばいいです。
観測はコンスタントに細く長くです、昔読んだ本に主婦の方で6cm屈折のスケッチ
で火星の大黄雲をとらえたエッセイがありましたがこの方は毎日主婦仕事の合間に
火星と会話するようにスケッチしてました、今はデジタルカメラで誰がとっても同じ写
真が撮影できるでしょうと言ってますがそうではなくやはりその人独自のスキルがよ
り一層でてくるのではないでしょうか、意義に疑問を持った時は何も考えずひたすら
写真を撮影すればそこから意義が見えてくるでしょう。
肩の力をおとしてやることです

20040922
本当の天の川
先日、久しぶりに山で天の川を見た今まで赤城山で見ていた天の川の印象
が強いのでこんな天の川は初めてである
天の川が雲のようでたて座あたりでわかれているのもくっきり見える、
カメラで天体写真をとるものバカらしくなる、肉眼でみるのがよほどいい
地平線まで星がいっぱいで天然のプラネタリウムです。
コントラストがいいので星雲が浮かび上がってくる、北アメリカや網状
は双眼鏡で簡単にみえる久しぶりに肉眼ですばらしい空を味わった。

20040902
惑星観測も一段落
今年は7月8月9月とイベントはありません、昨年は火星の大接近で東奔西走
していました、今年はいたってしずかです、したがって天文の題材もありません
そんなわけで天体観測は体力勝負であり一昼夜寝ずに観測するのは体の
消耗を助長します、こういう機会に体力をつけなくてはどんなエクササイズでも
自分で長続きする方法をかんがえましょう、
デジカメも小生のものは3世代目にとつにゅうしました、リコー次はカシオ次はコニカ
全部現役で使えますが、用途が多様化して持ち運びに便利な重さ100g程度が
ベストです、デジタル一眼は天体専用でほとんど一般写真を撮影してません
したがってボディーがあれば十分です。
デジカメをもってふらふらと自転車で走るのがシーズンオフの日課です、正月過ぎ
から明け方の惑星がにぎやかになるまで体力の増強です
次のシーズンは果たしてどんな新兵器がちまたに出てくるのでしょう。
渡瀬CR(よく整備されていて走りやすいCRです)

20040704
金星の撮影
金星も合を終えて明け方に姿を見せるようになってきました、まだ三日月ぐらいの形状です
金星は明るいので昼間でも撮影出来ます、と各雑誌には書いてあります、しかしファインダー
で導入するわけには行きません昼間は明るく金星の姿が見えないのです、今の自動導入
の機械なら金星と入力してスイッチを押せば視野に金星が入りますが、昔の機械は目盛り環
で導入するしか有りません私も太陽を導入して赤経、赤緯を計りそこから金星の場所へ
シフトする方法ですが赤経が恒星時運転してくれなく少したつと狂ってきます。
以前はすぐに導入できましたが前日は薄雲があり姿が見えませんファインダーでも全く見えず
途方にくれ終了しました、本日は新規まき直しで早朝からとらいすると明るい空に金星がぽつん
と見えました、思わずやったです、シーングは悪かったのですが金星をGETできたのでToUcam
で撮影

20040702
天文バカは直らない
天文を趣味としてかれこれ40年近くになりました、良く一つのことが出来るな
と感心すると同時に他のことに興味があったら人生が変わっていたかもしれ
ません、来る日も来る日も空とにらめっこ撮った写真は何万枚しかし整理出来て
いないのでネガの山です、観測も満足に出来ず観望のみ仲間との懇親会を
唯一の糧として続けています。
最初は6センチ屈折で手動ガイドそれから半分自動今はみんなPC制御です
機械は発達してもやることは同じ山へいってお湯をわかしてコーヒーをのむ
変わったのはマキシムからゴールドブレンドに変わったぐらいですか
白ガソリンのピークワンからブタンのコンロに変わりましたか、やることは
そんなに進歩してませんね。満点の星空を見上げながらのこの一杯が
レストランで飲むコーヒーの数十倍美味なのは天文バカは十分承知してます
これからも機材は進歩するがやることは進歩なく同じことを繰り返していくでしょう。
before and after

東京天文台にて30年前と現在
月日の経つのは早いものです
栃木のA氏と同じ門柱の前で


20040626
木星会議 in 東京
26日と27日で木星会議が三鷹の東京天文台で行われた、全国から木星
の観測者が集まり観測経過報告やこれからの木星の観測の仕方又は
観測機材を話し合うばである、遠距離の参加者は北海道と九州
最年長は89歳と言うご高齢にして元気である、素晴らしい。
論文の様な専門的なことからWEBCAMの使い方やレジスタックスでの
画像処理の方法など多彩である。初心者の小生などは難解なことは分からない
が画像処理なら何とか分かった、またの会議でも楽しみなのが懇親会である
開催するにあたり人力を尽くされた天文台のW氏なども美酒に酔いしれていた。
昼間の討議も活発でしたが夜の部のアルコールが入った討議も活発でした。
参加者は遠方から旅費をかけてくるので皆何か得ようと真剣に会議していた。
普段の星の会とは違った雰囲気があった、又、天文の元気をもらったようです

20040616
DSLRフォーカサー
これはなんですか?
これはキャノンのEOSデジカメでリモート撮影出来るソフトです。
アメリカで販売されていて約20ドルのお手ごろ価格でコストパフォーマンス
が高いものです、価格の割にはずいぶん遊べるソフトでデジカメで
問題の焦点の部分がなれると素早くジャストピントになるソフトです
山で撮影していえでパソコンにウツしたら全部ピンぼけなんてよくありました
それが撮影の時パソコンで焦点がみられまたインターバル撮影もできる
優れものです、キャノンのソフトは30秒まででバルブはつかえませんが
このソフトはバルブも使えますがキャノン専用でニコンの場合は分かりません
このソフトを使うと撮影の時することがなくなり双眼鏡で観望ができます。
タイトルも入ります。
又一つ天体写真撮影が進歩しました。
DSLRの簡単な説明

20040610
金星の太陽面通過
6月8日金星の太陽面通過がありました、最悪にも日本の上空は
梅雨前線のまっただ中この状態では北海道以外は晴れの区域が
見あたらない状態でした、わずかの望みは関東南部東京近辺です
天体を観測しに東京へ行くのもなにか場違いな感じかします。
撮影地について2時ちょっと前ですそれから用意をしてスタンバイが
2時ごろでした太陽は見えなく雲の中激しく雲が動いています、
2時10分ごろすこし太陽が顔をだしました、そのときは真っ黒な点
が周辺にはいってきてました、初めて見る金星のにちめん通過です
第一印象はかなりでかいでした
水星の太陽面通過は見慣れてるのですがちょっと規模がちがいます
やはり60秒はでかい幸いにも2時間ぐらい雲との格闘で何とか撮影
できました。

金星の通過

金星の大気?それともシーングで周りがぼやけている
ブラックドロップはなかったようです。

データー FC50 xp24mm ND400+ND8フィルター
      GN170 EOSデジカメ

20040529
金星の太陽面通過
大変蒸し暑くなってきました、いよいよ梅雨入りですかね、じめじめ
してやですね、しかし金星の太陽面通過があるのでだまってられません
リハーサルを繰り返し来るべき日がもし晴れたら撮影できる体制を
作っておかなくては雨でしたら200〜300kmは移動可能ですが
それ以上は残念でしたです。
とにかく何をどのように使うかが問題です私も最初はWEBカメラで
ビデオと思っていたがどうしても望遠鏡との相性が悪くデジカメで
撮影しようと思います、そこでEOSで練習しましたが大変良く写ってくれて
満足ですこの分では大丈夫ですね、Haは無いので黒点と金星だけです

サングラスをつけてFC50で撮影 XP24mm

XP14mmで撮影

20040518
DC-ACインバーター
これから新緑の季節どこでもアウトドアがはやりです、キャンプを
しながら星を見る最高の贅沢です、電気製品も使えるしPCも
使える、そのわけはインバーターですDC12VのバッテリをACの
100Vに変換してくれる装置で昔は目の玉が飛び出るほど高かった
がいまではホームセンターで2000円前後で買えます。
誰でも星を見る人は1つは持ってるでしょう、CCDカメラを使う人は
必需品です、昔は正弦波(サイン波)のでるいかにも立派な10万
前後インバーターがありましたが高くて買えませんでした、
ホームセンターのインバーターは矩形波で台形の形をしています
しかしPCには使えないといわれても何とか使えます、
無銭家にはこれで十分です。

ホームセンターで買ったインバー
ター
信号をオシロで見たところ
やはり矩形波です。でも使えます
精密なCCD等はわかりませんが
PCは大丈夫です。

20040516
ニート彗星
今、ニート彗星が西の空に見えている日没後よく見えるしかし
日本の上空には梅雨前線が停滞していてなかなか晴れてくれない。
山へいって撮影したが雲を通しての撮影であまり良くなかった、
もう少し尾があれば最高なのにこれは昔のE−160という
高橋製の反射望遠鏡(今は製造中止)で撮影したものです
製造を見る限り20年以上経ってますがまだ使えそうです。
カメラはキャノンイオスデジタルです、一枚18Mの画像は
相当引き延ばしてもピクセルが目立ちません、昔なら100万は
するものでした春の彗星のために準備しましたが、がっかりです
ブラッドフィールドのほうが彗星らしかったです。
彗星

20040505
皆既月食
今日はこどもの日です、天気は関東地方は雨、明け方の皆既月食も
全く見えず、九州当たりで見えた程度でしたが皆既月食は結構起きる
現象なので珍しくありません皆既月食は月が地球の影に入る現象で
地球は月より3倍くらい大きいので地球の影からすぐは出ないで何分
か赤く暗い月が見られます。
それよりも6月8日の金星の太陽面
通過の現象はこれは今生きているから見られる現象で130年ぶり
です、金星が太陽に入ったまま日没になるようですが第一接触と
第二接触はみられますので写真で撮影すれば後世への記念に
なるでしょう、天気は沖縄は梅雨なので日本列島の北海道や新潟は
大丈夫でしょう。関東近辺なら新潟が有力地ではないでしょうか。

200040502
ゴールデンウイーク
いよいよゴールデンウイークです、普段出来なかったことが
少しできます、早速、観測所の整備、冬の間北風でほこりだらけ
で星だかゴミダカわからないくらい望遠鏡に誇りがたまっていた
ので大掃除ですドームもいたんできたペンキをぬったり溶接したり
無銭家なので修理して使うしか方法がないです。
シーングは良くなってるが薄曇りで撮影するまで行きません
おまけに月がでてるので新月ならばにぎやかな観測地も
閑散としています。
これから彗星や金星の太陽面通過と目白押しですね、天体ファンは
寝る暇もないでしょう。

20040424
彗星オンパレード
彗星もにぎやかになってきました、二つの彗星の他にブラッドフールド
さんが発見した彗星が加わり3つです
リニア、ニート、ブラッドフィールドです、彗星屋さんにはたまらないでしょう
私もにわか彗星ファンとして山へ彗星を明け方観測にいってきました
10時頃ついて赤道儀をせっとして用意は万全です
12頃冬型が強まり風花がまってきました、星がでたり入ったりで
安定しません、彗星のまえに星野写真などと思いましたが、撮影できま
せんでした、彗星が出るのが午前3時過ぎで薄明との競争です
3時頃になったら突然東の地平線付近に黒い雲が細くたなびいて
きました【清少納言の時代でしたら紫だちたる雲の細きたなびきたる】
なんて風情があるが彗星が見えるか見えないかの瀬戸際なので
悠長なことはいってられない、薄明との競争である。
双眼鏡で彗星の位置を確認しても見えない、当たりは白々と明けてきた
雲が邪魔である最後の手段でアイアイ(イメージインテンシファイヤー)を
もちだした10000倍に光を増幅する機械です
それで見たらブラッドフィールとリニアが同一視野に見えます珍しいです
見とれてる間に周りは明るく二つの彗星も静寂の中にきえて行きました。
結局写真は撮れず肉眼で堪能しただけでしたが良かったです。
まだこれから見えますのでがんばりましょう
彗星の軌道は天文サイトで発表されてます。

20040413
彗星も顔を出し始めました
毎日が過ごしやすくなり外での観測もゆっくりできます、
彗星がそろそろ顔を出し始め、また新彗星も発見され
4〜5月は彗星フアンにとってはたまらない月になるでしょう
惑星屋さんもこれからシーングがよくなり毎日撮影と観測報告
でてんやわんやです、月惑星のHPも国内外がら画像攻撃の
ラッシュで管理者は徹夜の連続だそうです。
色々な現象で天文屋さんが活性化するのはいいことです
また、にわか彗星ファンが増えることでしょう。
ToUcamで撮影すると一日1G〜2Gのハード容量を消費します、
100Gのハードでもあっという間で終わりです、バックアップもDVD
ではいくらあってもたりませんどうしたらいいのか思案中です。

2004.04.04
さくらも咲いて春本番です
だんだんと春らしくなってきました、桜もさいて春本番です、花粉症も一段落
でこれから本格的な惑星観測シーズンに突入です。
木星観測は他のプラネットとちがって変化があります、あのでかい惑星が
たったの地球時間の10時間足らずで回ってしまうのですから、もし地球が
1日が10時間でしたらどうなってるのか想像も出来ません遠心力が強くなるので
引力も強くなり重力は今の倍以上無ければ.....果たして生物は存在できるのか
もし存在しても今の形とちがって地面にはうように生活してるのか?
変な話になってきたのでもとにもどすと
木星の大赤斑がだんだんとII系の所をシフトしながら10年で60度〜90度ぐらいまで
CMTが変わっているし大きさも小さくなってきている、このまま衰退の一歩をたどって
行くのか.....
これからの木星の観測が楽しみだ、だんだんと日没の高度が高くなり初心者にも
観測しやすくなってきた。
20040322
月惑星研究会関東支部例会
昨日、月惑星(ALPO)の関東支部の会議がありはるばる上京しました。
メンバーは惑星に関しては強者揃いでセミプロのようです。
出席者は15人ぐらいの関東近辺の観測者と大学の天文部です。
今回は今話題になってる木星のSEBの攪乱について討議しました、大赤斑の
赤さとSEBの濃さの関係や大赤斑の今後の様子など興味あることだらけです
こちらの星の会では星屋さんはいますが惑星屋さんはほとんどいなく彗星など
と違いマイナーな観測です、日の目を見たのはシューメーカーレビーの衝突の
時ぐらいです。火星は昨年の大接近の時です、でも惑星はコンスタントな観測
が必要です、木星のなかのゴミだか黒斑だかわからないものに議論をかわす
そんな観測部門です。木星は毎日変化しますので見ていても飽きませんね。
地球ぐらいの渦の大赤斑はすさまじい勢いの台風です、その上下をジェット気流
がすさまじい勢いで流れています。スゴイ世界ですねもし地球にあればゾッと
します。

20040314
拡大アイピース or バーローレンズ 
惑星撮影には拡大アイピースが大変多く使われているしかしバーローレンズ
を使っている観測家もいる、バーローレンズの場合は望遠鏡の焦点距離を伸ばす
方法であり2Xバーローの場合は1000mmの場合は2000mmになる、しかし
拡大アイピースの場合は拡大レンズからCCDの面までの距離をアイピースの焦点距離
で除算してF値をだす、ので全く方式が違うわけです。
ただバーローレンズの場合は大きい倍率を稼ぐことが出来ません、適当な倍率の時は
画像に無理が無く拡大アイピースより落ち着いた画像になります、惑星の小さいものは
拡大出来ないため細部が出ません、TPOによって使い分けた方がいいようです。
テレビューなどから5Xのスーパーバーローなど出てますのでそれなりの成果が出ます、
しかし一番大事なのはシーングの良い状況で撮影することです。

25cm反射にToUcamをつけて撮影
大変軽いので重みで光軸の狂うことは
ない、だだ受光面積(3mmx5mm)ぐらいな
ので導入が困難です。

20040308
惑星観測
だんだんと春に近くなりシーングも良くなってきました、毎日ばかの様に
シーングと言っています、それほど惑星観測にはシーングが大事なのです
星の写真は透明度が大事ですが、惑星はシーングがだいじです
惑星の模様をみるには大気の揺らぎ(シーング)が良くなければなりません
また、毎日観測する、といってもそう毎日何時間も出来ません、事前に計画して
CMのどの辺を観測すると決めておいて1時間〜2時間ぐらいDVDドラマ一本ぐらいの
時間が最適です、シーングがいいといって普段観測しないでそのときだけ観測しても
たいてい失敗します、やはり悪くも良くもコンスタントに観測することです。
毎日晩酌するつもりで毎日観測するのがいいです、時には色々な現象に出くわす
こともあります。また撮影した写真はすぐに処理しないと溜まる一方で正確な時間も
忘れて価値のないものになりますので撮影したらその日の内にまたその次の日の
観測する前までに処理するのがベターです。
CMOSとCCDはCCDの方が消費電力が大きいでしょう。

20040307
デジタル一眼レフ競争
あと何日かでニコンD70が発売されます、やはり天下の日本光学も
キャノンEOSKissにやられてしまったようです、ニコンは独自路線を
とっていてこのくらいでは微動だにしないわけが普及機種を発売
することになったのですからまたD100よりスペックが良さそうです。
今までのニコンはF6でも着手する方が無難な気がします。
私も以前はニコン党でニコンの機種を持っていましたが、フイルムカメラ
事態の存在に疑問を感じデジタルへ移行しました。
だだデジタルカメラは簡単に撮影できますが、一枚の重みが無いようです
ところで、KissとD70の天体写真のカメラとしてどちらを選ぶかというと
私の場合は迷わずKissです、いちばんの問題は長時間露出の時のノイズ
です、これはKissの方が勝っています、ニコンはリダクションをONしなければ
ならない、ニコンはCCDでKIssはCMOSですデーターの読み出し方が違います
他はニコンは勝ってます。
用途によって選べる時代です。

2004.03.02
たまにはのんびり
毎日あわただしい、私の時計は進むのが早く一日がすぐに終わってしまう
気がつくと朝、メランコリーである普段の自分から仕事用の自分になる時
しかしあっという間に夜になり仕事が終わって家に帰るとき今夜のスケジュール
を組み立てる、与えられて自由に使える時間は夕飯を除くと3時間ぐらいである
この三時間に自分のしたいことをするのは分刻みのスケジュールである、
画像処理もしなくてはならないし、晴れればCCDで観測、HPの更新もある
読みたい本もあるし、洋画もたまにはみたいetc....
それを限られた時間でするのは大変である結局みんな中途半端でかけずり
回るのが日課です。
休みの日は近くの温泉三昧にこのところはまっている車で2時間ぐらいの
範囲なら野次馬根性でどこえでもいくおかげで近くの温泉はずいぶんいった
やはり年をとったのでしょう、温泉につかってると色々のアイデアが浮かぶ
いらいらしてることも忘れるし今夜の観測計画もたつ、いいことずくめである
温泉からでてのコーヒー牛乳がうまい星以外にも道楽ができたのでうれしい

2004.02.27
シーングについて
惑星観測者にとってシーングは透明度より問題です、何人かのひとは
冬はよく晴れていて星が見えるといいますがシーングが悪くて詳細は
見えません、またダストが多く本当に星がよく見えるのは秋でしょう。
日本はどんな良い望遠鏡を持ってきても惑星観測については全く
低緯度地域の観測と比較して劣ります。
日本を含む中緯度地域にはジェット気流が流れていて夏以外は結構
活発に動いています、また早さが日本付近がいちばん早く150ノット
ぐらい出て、アメリカあたりの中緯度では35ノットぐらいで話になりません
急流の底の川の石を見てるようです、ゆらゆらしているだけで詳細はみえ
ない、冬は星がよく見えるので望遠鏡を買ってみたがよく見えないのは
性能だけでなくシーングにもよります、またシーングは時間で上下するので
1時間後にはすばらしく見えることもありますので諦めないで根気よく
待つのが大事です、天気予報で移動性高気圧が去る寸前がねらい目で
すので毎日天気図を見るのも欠かせません、空気のなるべく少ない高い
所へいくのもいいでしょう、自分の住んでいる所の地形をよみとることも
大切です。
アメリカのウエザーセンターのジェットストリームマップです。

2004.02.23
花粉の季節です
そろそろ花粉の季節になりました、花粉症の人は大変です
小生もその一人でいろいろなことをやりましたがなかなか
これといったことはないです、撮影中もドームの中では大変
くしゃみばかりで鼻はつまります、家の中にいればいいのですが
つい外にでてしまいます。
スチームでうがいをするくらいですか、竹酢液も試ました、
HPでも色々でています。観測がおろそかにならないよう
対策を立てましょう。
相変わらず冬型でシーングが悪いです。

2004.02.16
リニア彗星が近づいています
5月頃には大変素晴らしい姿を見せてくれるでしょう
今はペガススの四辺形の金星のそばにいます、7等星くらいで
望遠鏡でもよく見えます。
でも、寒いですのであまり長く外にいると風邪をひきますから
防寒をして双眼鏡などで見てください。
位置は天文台や科学館のHPで掲載されています。

2004.02.12
木星が観望しやすくなりました
夜半過ぎには木星が上がってきます、シーングはいまいちですが
40秒をこえて小望遠鏡でも大変見やすくなっています、初心者の
人には木星の模様を見るにはちょうどいい時です。
これから4月ぐらいまでは視直径が大きく観望しやすいでしょう
大赤斑も普段より赤くみえてすぐわかります、最初に雑誌で木星の
外観をつかんでおけばよくわかります。

2004.02.07
たまにはのんびりと
今の世の中は大変忙しく一週間があっという間に過ぎてしまいます
昔、半日がかりでバスで行ったところへも今では1時間足らずでいけます
その分の時間を有効に使えるわけですが知らない間に過ぎてしまいます
スローライフの生活が提唱されていますが、とかく天文屋さんは酒飲みが
夕方になると飲みたくなるのと同じで暗くなると今日のスケジュールを模索
し始め空を見ます風速やシーングや透明度など気象庁のような測量器が
無くとも経験からだいたいの今夜の天気図が頭の中に描けるようです
家でスローライフどろこか七転八倒です。
彗星も近づいて来ています。

2004.02.01
2月です
立春に近いというのにまだ寒いです、晴天は続きますがシーングが
悪く観測も良い結果を得ることが出来ませんが毎日続けることが
大切です、それにしても土星は変化がありませんね。
木星も夜半には見えるようになりました、今年は130年ぶりに
金星の太陽面通過があります楽しみです、水星の太陽面
通過は結構ありますが、金星は一生で最後でしょう、はれればいいですが

2004.01.26
久々の徒然です
忙しいコマーシャルも一段落しましたので又少し更新し始め
ましょう。惑星の方は土星が一番条件の良いときで少し
シーングは悪いですがよく見えます、毎日の観測は土星ですが
続けるのは忍耐がいります1月は観測日数が正月があったので
10日ぐらいです、曇りの日もあるのでまあまあかな
しかし土星は変化がないので観測していても単調です
しかし白斑が出現するときもあるので毎日の観測が大事です。
スケジュールとしては帰宅してドームスリットをあけて外気に主鏡を
ならします、筒内気流を防ぐために2時間ぐらいならしておきます
ならしきったらWEBカメラまたは冷却CCDで撮影します、あまり
長い時間は撮影しません後作業に影響します、撮影が終わったら
LANで自宅のパソコン画像を転送して画像処理を行います
試行錯誤してできあがった作品は月惑星研究会へメールで
流しまた確認用にプリントアウトして本日の作業は終わりです
後はBeerです。あまりむりせずマイペースでやりましょう。

2004.01.03
謹賀新年
2004年も明け、昨年火星にくれたことが嘘のようです、あいにく
天候に恵まれず、イメージとしてもいまいちでしたが、地球にずいぶん
と接近したととで詳細な観測ができました、再来年は20秒位なので
今年の火星の2周り位小さい火星ではないでしょうか、
今年は春リニアー彗星がきます、昨年は火星撮影のためミューロン21を
入手して今年は彗星撮影のためデジタル一眼で行きたいと思います。
南半球へ行くとよく見えるようですが日本での観測となるでしょう、
銀塩写真はやらないので、ToUcamとCCDカメラとデジタル一眼レフ
望遠鏡は25cmと16cmエプシロン(移動用)で何とかします。
きっと素晴らしい尾を見せてまた彗星ブーム到来になるかもしれません。

2003.12.07
我が家にもEOS Kissが 来ました
今、話題のデジタル一眼レフしかし2〜3年前は小型車一台と同じくらい
の値段でとても手がでるものではなかった80万〜90万以上であったのが
このところCMOS半導体の増産で庶民の手の届くところまで来ました。
CMOSなので電気もあまり食わず天体写真にも応用が利くようです。
なにしろノイズが少ないので使えるようです、銀塩写真にはかないませんが
リアルタイムで見られるのがうれしいです、私の中では銀塩は撮影しないようです。
まだテスト段階ですが、20sでもよく写ります,何枚か試写してみました
これから益々デジタルへ移行していくでしょう、方法は違っても星の美しさをとらえる
ことには代わりありません。

2003.12.02
久しぶりの書き込みです
このところ本業が忙しくHPをメンテしている暇もありませんでした
久しぶりに書き込みをしましたがもう12月で今年も終わりです
今年は火星に始まり火星に終わった年です。
来年の春は彗星が2つ同時に見える現象があります
楽しみです。

2003.11.03
土星、木星の観測に突入です
火星もだんだんと観測の終わりを迎えてきました、しかし未だ観測は
十分できますが木星と土星がだんだんと条件が良くなってきました
木星は未だ33秒で43秒くらいまで大きくなります見かけは今の二周り
くらい大きくなるでしょうそのころには春本番です。
土星は今明け方天頂に輝いていますこれから観測の好機ですね
観測態勢も火星バージョンから木星、土星バージョンに衣替えです
変わったものは拡大アイピースがXP14からXP24に変わっただけです
今年の木星は変化が激しそうです。
移動観測も何回か行っていきますが時間の都合で自宅観測が主流です
月惑星研究でも火星から木星、土星にシフトしている観測者が多くなって
きました、昨年はCCDだけでしたが今年はウエブカムを主流にしていきます


2003.10.28
惑星観測にはつらい季節です
秋本番で各地で紅葉が見られます、しかし惑星観測にとっては頭のいたい
季節でこれから大陸の冷たい季節風が吹いてますますシーングがわるくなります
私の家の周りもシーングを悪化させる現象が多く発生します。
そのような時山の上でかなりシーングのいい状態を発見しました、
早速、家でCCDで写真をとってすぐにくるまで赤城の頂上へいって写真をとりました
家から山の頂上までは車で一時間足らずで到着します。
案の定シーングが全く違ってましたその日は下界では3/10ぐらいのシーングでしたが
赤城山の上では5/10ぐらいのシーングであり明らかによくみえました
これで下界で5/10のシーングの時は山頂では7/10ぐらいになると思われます
50センチぐらいあれば下界でもかなりよい写真がとれますが、無銭家の小生としては
移動するしか手段がないようです、よい写真を撮るためには金のない人は体で稼げ
体で稼げない人は諦めろです、天文も体力の勝負ですね、何十キロのものを上げたり
下げたりするのは年とともに疲れます。

赤城山新坂平の駐車場でToUcamにて撮影
標高1500mの地では50mの自宅と違って
空の星が近くに感じられる様で
す。

2003.09.28
いよいよ秋本番です
今日は、天気もよく絶好の行楽日和です、夜は曇りか雨でしょう
まだ上空に寒気があるようなのですこし気温が上がると上昇気流が
発生し曇り雨になってしまう。
久しぶりに自転車でサイクリングロードを走った、大規模サイクリングロード
なので将来は渋川までつながるようです、片道13キロぐらいなのでちょっと
散歩にはもってこいです、風も気持ちよくのんびりとまわりの景色を楽しみ
ながら2時間ぐらいの行程です、日頃夜だけなので昼間はまた新鮮に
感じられます、本格的なライダーがサイクリングロードを走ってます。
私のはにわかライダーなので走れればいいくらいです、この趣味も
こり出すと何十万と自転車につぎ込むことになりそこそこにしてます
車と違った発見が自転車にはあります。全部つながったら群馬県一週
でも温泉に泊まりながらやりたいですね。有酸素運動で健康にもいいそうです。

休憩所が5Kぐらいであります 利根川の流れを観ながらの
サイクリング
休憩所の中は水道とトイレが
完備されてます

2003.9.22
台風も去って
心配していた台風も去って心配していたドームもとばされないですんだ
台風一過の抜けるような青空です、しかしシーングは最低で火星は
全く止まらずじまい、写真はむりです、無理して撮影しましたがシルチスの
黒い陰が見える程度で残念です。
今回で見納めです、どんどん地球から遠ざかっていきます
きっと後一ヶ月すると模様もみづらくなるでしょう
火星のヘラス大陸とエドム(サバ人のあたり)が明るくなってます
発光現象でしょうか、この機会に見てください・
南極のミッチェル山も見納めです、15年後の大接近まで見られません
15年後は子供は自分は経済はどうなってるのでしょう
きっと火星へ人類は到達してるかもしれません。

2003.9.20
火星観測も一段落
火星観測も一段落してこれからは去りゆく火星を眺める時間です
多分これ以上の火星は今後見られないでしょう、この瞬間に逢えた
ことが幸せでした。
小望遠鏡で見る火星でも模様がくっきりしています。昔の30センチ
が5センチぐらいの望遠鏡で見えるのですから。
後1ヶ月は観測できるでしょう。
しかし、今までにたまったデーターの整理が大変です。
天気も秋の大陸高気圧になってきたのでシーングが悪くなりました。


2003.8.31
このところ天気予報が当たりませんね
今日も雨です、本当に日本列島は水浸しになってしまったようだ
天気予報も当たらないスパコンを入れた割には的中率が低いようだ
天気を数字に置き換えるのがおかしい、昔の人は観天望気であった
遠くの山に雲がかかったら明日は雨だろう、急いで稲わらを縛らなくては
なんて体験にそくして気象を学問としてではなく生活の一部として生きていく
ための道具として活用していた、未だに山間地の農業の民は天気予報は
信じないで自分らの観天望気を信じているしそれが生きていく糧である。
お天気屋さんも違っていたら何らかのけじめが必要ではないかな、
間違った報道によって経済的に損失を被る方もたくさんいると思う。
天気予報を数字だけに頼らずそれプラス五感を働かせて予報するのも
いいではないか、人間はデジタルではなくアナログなのであるから

2003.0810
やっと梅雨が明けましたがあまり天気は良くないです
梅雨あけ十日は晴れるのが常識でしたが全く晴れません
一日台風のあと晴れただけでもう曇りです。
火星はどんどん近づいているのに今年の天気はどうしようも
ありません。
台風はそれてくれたので私のドームも無事でした。
しかし昨日は一時的な冬型になり星はよくみえましたが
シーングがわるく火星が飛び回ってました。
ベストシーングにいつあえるのがわかりません。


2003.07.29
全く晴れない今年の天気はどうなってるの?
八月になろうとしてるのに梅雨が明けないこんな年はないな
小笠原高気圧がまったく勢力をはってこない、オホーツクの冷たい
高気圧のため北東気流でじめじめしたひがつづいている、ジェット気流
は日本上空にないのにその下の雲がたくさんある、火星ももう20秒を
こえてふつうならすごい姿を見せてるのにとんでもない天気です
早く晴れないとわだいがない、そんなわけで火星儀を作って
暇つぶしをしている。

火星儀です、暇つぶしです

2003.07.22
火星の砂嵐収束の傾向
昨日、やっとすこし晴れ間をみた、久しぶりにかせいの輝きに
めぐりあった、まさに神々しいといえるMARSである、
しんや南の空に赤々と崇高な輝きをはなっている、みていて
すばらしい、しかし、すぐに雲の中天気が安定してないまだ
梅雨明けまでほどとおいい、雲の中わずかな晴れ間をつけて
一枚だけ撮影できた、ピントは今一である合わせる暇がなかった
30秒の晴れ間のショットです、大変貴重なものです。
もう少しシーングがよければシーレンの海から火星の最高峰の
オリンポス山まできれいにみえるかもしれません。
これからもう少し大きくなると火星の山にかかる雲も見えるように
なり火星の気象もわかるようになるでしょう、楽しみですね。

南極冠がよくみえます

2003.07.16
もう1ヶ月以上晴れ間を見ていない、関西の方では少し晴れ間がでて
観測ができているようですが関東特に北関東では難しい
いつになったら晴れ間が出て火星が姿をみせるのがわからない
早くこの梅雨が明けてくれたらいいのに

2003.07.10
火星に砂嵐発生続編
海外の情報によると火星に砂嵐が発生してすこしづつ範囲を
広げているらしい、らしいと言うのは憶測であるが何分日本では
梅雨の季節で今年は特に晴れ間が見えないとしである火星は
もう3週間以上お目にかかってない梅雨があけたら一面ダースト
なんて想像すると恐ろしい前回接近の二の前である、前回は
ダースト現象なんてめずらしいと思っていたらとうとう晴れずそのまま
火星は遠くにいってしまった残された写真は火星の模様のみえない
写真でおもしろくない物でした結局何枚か接近前に撮影した写真が
残っただけ....早く梅雨が明けないかなこんないい機会を外国の
観測者だけで独占していい物でしょうか 。月惑星研究のメーリングリスト
に上がってくるのはこのごろ日本語を見なくなってしまった、日本の観
測者はどうしたのでしょうか。

2003.07.02
火星に砂嵐発生
月惑星研究の発表によると火星のへレスからシルチスあたりに
砂嵐が発生した模様です、梅雨の時期なので観測できません
前回の用にならなければいいですが


2003.06..29
久しぶりに太陽の顔を見ました
梅雨も半ばになって久しぶりに太陽が顔を出しましたが
火星は顔を出してくれません、明け方までねばってましたが
曇り空あきらめて就寝
ところが朝起きたら快晴でした、いつ晴れたのですか後2時間
くらいがんばっていればと悔やまれます。
今日は晴れてるがシーングが悪そうです。


2003.06.26
HPのAVI化
ADSLも普及してきました、下り速度は1M位でダウンロード
出来る時代です、これからは動画かかなんておもって
HPの所々に動画を挿入しました、ダイアルアップの方はごめんなさい
圧縮率を高くして待ち時間を少なくしました、HPも変わってきますね。

※JAVAのJAの字もわからないけどHPBでちゃんとHTMLを作ってくれ
ますので便利です。


2003.06.21
梅雨に入りました
一年の内で一番好きではない季節です
この時期に火星大接近に向かって準備をしなければ
火星も15秒台に入ってきて夜半過ぎに明るく輝いて
います。
もう一つのサイトに今年の惑星観測をUPしました
木星、土星は観測終了間近です、また明け方でてくるのを
楽しみに....どの様な状況ででてきますか。

2003.06.15
画像処理ソフト
デジタル処理をする上でどうしても必要になるのが画像処理ソフトです
自分でプログラムを組めるひとは自分流のソフトをつくれますが
おおかたの人は既製のソフトを使用するしかありません。
私もその一人で既製のソフトを使わせてもらってます
使用する上で自分流のソフトを見つけだすのが一番でしょう
多くのソフトを使ってもほとんど同じような物です。
一つのソフトをマスターするのがちかみちでしょう
下のソフトはAVIファイルを自動でコンポジットしてくれる
FREEで強力なソフトです。

一番有名な レジスタックス アストロスタック

2003.05.07
水星の日面通過 in 2003
今日は水星の日面通過である、しかし天気予報は曇りとあめのよそう
全国でも曇りのち雨で視ることは出来ないかもしれないと思っていた
しかし、雲の合間から少し太陽が顔をみせたのでつかの間の撮影が
出来たがすぐに曇ってしまった、
今回もToUcamに世話になった、前回はフイルムで撮影したのに
今はフイルムはつかわずデジカメかビデオです。
合間をぬってツーショットしかとれませんでした

2003.05.07 6h30m(UT)
FC50 telescope 1.5X teleplus f600mm
seeing 3/5 Trans 2/10
ToUcam philips 20f/s
300f stacking and Registax k3ccdsoft

2003.05.06
画像処理ソフト(1)
天体のイメージをデジタル処理するときに必ず必要になるのが
画像処理ソフトである、一般的なのはホトショップやペイントショッププロ
などで天文ではステライメージ、MAXDL、などであるがすべて何万円
として貧乏人には手がでない代物である、そこでフリーソフトで使い勝手の
いい物を探しました、結構ある物ですね、しかし、日本語の物はありません
ただなのでしょうがないです、すこし英語の勉強して使ってください
●有名なのがレジスタックスがあります、AVIの処理にはポピュラーです
●スタックだけならAVI2BMPこれは字の通りAVIをBMPに変換するソフトです
●k3CCDはスタックと少しの画像処理なら出来ますが強力ではありません
●アストロスタックこれも画像処理ですが私はあまり利用してません
●ベガ一風変わった画像処理とキャプチャーが一緒になってるようです
●irisは24ビットのfitを扱うソフトで利用価値はあまりないです
Registax and K3CCDのソフトがおすすめです。


2003.05.05
水星の太陽面通過 in 2003.05.07
ゴールデンウイークも終わりこれから仕事復帰しなければならない
時に惜しくも水星の太陽面通過が07にあります、金星の通過ほど
珍しくはないですがでも見ておきたいものです。
肉眼で見るのもよし、ビデオでとるのもスケッチするのもよし
各個人でいろいろな形で思い出にしてもらいたいです。
私はビデオで撮影しようとおもい今話題のToUcamを試験しました
何とかとれそうです、太陽黒点で撮影してみました。
データー
FC50mm 1.5xテレプラス ゲイン、シャッター AUTOです
フーム20f/s シーング3/5 透明度5/10です

2003.4.18
シーングがよくなりました
このところシーングがよくなり5/10〜8/10ぐらいの時もある
冬場は1/10〜4/10で一番いいときでも10秒以上は揺れている
このような状態では微細構造は見えない、春は時として2秒ぐらいには
なる木星の直径が40秒ぐらいなのでかなりの模様が確認できる
16日はイオ(真ん中の黒点)が木星の中心を通過右端に陰が見える
現象もとらえる事が出来たようだ(下の写真)

これから夏にかけてどんな現象が起きるのか楽しみです
万年寝不足が直らない。

2003.4.14
画像処理の難しさ
電子暗室になってから画像処理にかかる時間が撮影時間と同等ぐらいに
なってきたそれ以上かもしれない、フイルム時代は暗室で行うテクニック
といったら覆い焼きくらいでしたそれでも大変でした、
しかし、電子暗室になったら覆い焼きは簡単に行えアンシャープマスクなど
アナログ時代ではポジのぼけたのを無理に作りネガと重ね合わせて苦労した
ものがいとも簡単にできてしまう、するとそれ以上の物にトライしたくなり
ウイナーフィルター、最大エントロピー、LRGB、空間フィルター制御etc..
などきりがない下手な写真をとって画像処理でうまくいかないといってる
やはり画像処理も元の写真がよくないと真価を発揮できない。
また、日本のソフトと海外のソフトはアルゴリズムの点で考え方が違うようで
画像処理に関しては海外のソフトの方がより効果があるようです。
いずれにしても画像処理はその人のオリジナルを出すようにするのが
一番ですかね

2003.4..9
AVIと惑星イメージ
シーングも時々落ち着いてきています、夏の時までとはいきませんが
何とか画像が撮影できるようになりました、それと同時に私の所属
している月惑星研究会では、いま会員同士大変熱くなってます、
それというのも今年の火星の接近のほかにこれからの惑星観測
を変えるようなAVI画像が多くの方に広まってきて写真とは少しちがって
また、新たな分野を模索しています、
○メリットとしては、写真とちがいリアルタイムで時系列的に見られるので
  大変変化が見やすいのと目で見たときと同じで違和感がない
○デメリットとしては、かなりのメモリーとハードの使用とパワーのあるCPU
  が必要でお金食いです、
  たとえばCPUは1G以上でメモリーは256Mは必要ハードは20Gは必要
結局新しいPCを買い換える始末です。が世の中の流れでしょうか
カメラもデジカメからDVカメラ CDからDVDと静止画像から動画へ
移りつつあります。


 

2003.03.30
天文病と花粉症
春になりシーングが良くなって惑星観測には最適になってきましたが
杉の花粉で結構悩まされ観測室へ行くときは結構重装備マスクをして
めがねをかけてすると息でめがねが曇る惑星のピンとも見えない
こんな思いをして撮影しなければいいのだがやはり花粉症より天文病
の方が強いようです。

2003.03.24
Webcam と CCDカメラ
シーングがよい季節になりました、冬の北風とはちがい透明度は悪いがシーングが
よくなりました、わたしのような惑星観測にはシーングが一番です、
火星も6秒だいになり地球に向かって接近してます、紀元前500年ごろに接近していらい
今年が2番目に大接近です、皆さんは主砲を用意して今から臨戦体制に入ってるでしょう
私、撮影機材をテストしていてそれなりの結果をだしています。
WEBCAMとCCDのイメージを用意しました、レジスタックスで処理してあります、WEBCAMは
400枚のコンポジットでボリュームがあります。

WebCamで撮影 シーングは夏のシーングまでは行きませんが
割合安定してました 
400枚コンポジット 320x240 一画面 x400枚 加算平均
CCDカメラで撮影 シーングは夏のシーングまでは行きませんが
割合安定してました ステライメージで処理 ウイナー使用 
6枚コンポジットL画像 RGBは1枚で各0.3秒 LRGB処理

2003.03.02
3月になりました
いよいよ春近しです、梅の花も咲いてきました、でもここではシーングはまだよくなりません
春霞がかかるころにはシーングも安定するでしょう、惑星観測ではCCDカメラからビデオカメラへシフトしています、これから惑星観測をはじめる方には都合がいいかもしれません、私もあれこれWebカメラを4台ぐらい変えました
しかしまだうまく撮影できません、これからCCD撮影の合間に練習しようとおもいます。
カメラ自体安いのですが、処理するパソコンがスペックの高いものでないと話になりません、
何百枚とコンポジットをするのですから大変です、会員の方のはなしではセレロン1Gで128Mメモリで
約60分〜80分ぐらいかかります、 PEN4の2Gで512Mメモリで10分ぐらいだそうです、昔のPCでは
歯が立ちません、私のノートもフリーズしてしまいます、そのたびにリセットです
CCDカメラでは全く支障なかったのですが、一長一短ですね、どちらがいいか研究してください。


2003.02.20
Web camが面白い
だんだんと春に近づいてきましたが、まだ天気の方は寒くなかなか
観測も出来ません(外は寒く風邪も流行ってるので)
最近の惑星観測の傾向としてビデオ撮影が流行ってます、今までは
冷却CCDカメラでしたが、なぜかDV関係が増えてきましたでも
本格的な3CCDカメラは大変高く手が届きませんのでPCカメラと言われる
Webcamが流行ってきました、大変安くてそれなりに撮影できます
シーングがよければCCDを上回る画像が撮影できます、ガニメデなどの
模様も写るでしょう、しかしビデオなので一枚の解像度はたかがしれてます
コンポジットを何百枚もして画像をゲットしなくてはなりません
少し面倒ですが手作業のおもしろみもあります。




2003.02.18
ニート彗星が太陽のそばを通過中です
太陽のそばをニート彗星が通過しています、大変すばらしい光景です
でも肉眼では見えません、SOHOによる画像です、近日点で分裂しなければ
ウエスト彗星のような尾が見えるかもしれません期待したいです
惑星は相変わらずシーングが悪く今一です。木星もNEBのうえにフェーストン
が見えています、大赤斑の所にも黒く暗斑が出来ています、赤斑は赤く
見えます。


2003.2.15
Registaxを使ってみた、パソコンの能力が物足りなくなった
三寒四温で暑かったり寒かったりで体のコントロールも大変です、Qカムで
ビデオ撮影をしましたが...冷却CCDと違ってコマ数が多く1/30Sできると
一秒間に30コマで10秒で300こまの処理をするのに大変な作業です
一こまだけだとざらざらで全く写真にならない、ビデオを一時停止にした
状態です、これを全部コンポジットすると大変な負荷がコンピューターに
かかり私の1Gで256MzのPCでは全くお手上げです、少なくも2G〜3G
でメモリー1Gくらいが必要かな、出来た写真は霞ががかかってるようです
ソフトも難しく日本の画像処理ソフトと根本的な考え方が違うようです。
CCDとQcamの比較です

BJ41L 25cm反射6枚コンポ
ジット
QcamPro4000 25cm反射
100枚コンポジト

上の写真を見ると両方とも画像処理をしています、Qcamも使い方
次第では冷却CCDカメラ同じように使えるようです、(私はまだ
練習中でうまくありません)
線の数がすくなくて足に引っかからないですみローコストです。
ソフトはインターネットでダウンロード可能です。


2003.2.13
Qcampro で撮影
久しぶりに天気が晴れたしかし風が大変強いドームのスリットがとばされそうで
ある、こんな時に惑星の撮影なんて結果はわかっている、惑星が瞬いている
望遠鏡で見ると木星が燃えてるようである、でも撮影しないと具合がわからない
ボケた像を覚悟で撮影しファーストライトである案の定木星の縞がかすかに
わかる程度でウエブカメラの性能なんてわからないでも写ったことで満足した
http://aberrator.astronomy.net/registax/
というソフトがフリーであるかなりの性能ですが難儀なそふとです


2003.2.11
QCam Pro4000改造
また、QCam を買ってきてしまった、ほとんど病気である、机の上は目玉の残骸で
ある、インターネットを見ると外国では大変な人気である、しかし機能性を追求する
日本ではあまりなじみが少ない、もっと安価なWebカメラを普及させましょう、
改造にはあまり時間はかからず誰にでも簡単に出来るところがいいです。
私の様なものでも出来るのでまずみんな出来るでしょう。
晴れたら写真でもとってファーストライトでUPします
観測者のページに改造家庭があります。。


2003.02.09
彗星明るくなるか
ニート彗星が双眼鏡でも見えるようになりました、久々の撮影対象ぶつ
になったようです。
昨日 安価のQCamを買ってきて改造をやっていたら精密ドライバーで
赤外カットガラスと保護ガラスを間違えた上、保護ガラスの中のチップの
金線の一本を切ってしまった、ソフトを入れても認識せず、残念です。
改造にはくれぐれも注意しましょう。
★木星も衝を過ぎ大変見やすい位置にきました、土星は天頂付近にいます
  環が大変きれいです。


2003.2.1
インフルエンザにはきおつけましょう。
大変風邪が猛威をふるってます、私も風邪にかかってしまい、観測は
開店休業です。おとなしくしていないとインフルエンザにかかってしまいます
コロンビアも空中で分解してしまい残念です、でも人類の発展はこのことの
繰り返しできました。
私は地上から星を見てるのが精一杯です。
木星もだんだんと大きく見やすくなりました、あとはシーングを待つだけです。

2003.1.11
毎日シーングが悪いです
正月もそろそろ終わりです、正月気分も一新しておしごとです。
今年は特にシーングが悪く惑星観測は大変ですシーングとの
にらめっこであります、土星が8時頃にはちょうど観測の条件の
良いところにきます。木星も夜半には観測の条件が良くなります。
今年は透明度はよく毎日星が輝いています私もHaでならいごと
程度に撮影してたのしんでいますが、観測機材のセッテイングに
時間がかかり大変です。(作品はHaを見てください)

2003.1.1
新年あけましておめでとうございます。
正月から雪が降りました、今年は雪が大変多く空気がすんでいます。
周りの道路も正月なので車もあまり通らず一安心ですが何分にも大変
寒く外へでるのもやになるくらいです、その上望遠鏡を運んでとなると
お外ではなくお屠蘇のほうが好きになります。
恒例の実業団マラソンも大変応援にも活気がありました、正月はいつもの
パターンで始まります、普段と変わりませんそれがいいのでしょう。
本年はかに星雲に土星が接近しまた夏には火星が接近です。
赤く燃える年になりそうですね。