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群馬大学



群馬大学工学研究科
博士後期課程物質工学専攻3年

  
太田 裕志

  
プロフィル
研究テーマ
石炭がキーポイント
研究の特徴
イオン交換性金属
趣味やモットー
好きな言葉
 
 
群馬大学工学部 生物化学工学科
 宝田 恭之 教授 
生年月日: 昭和27年3月13日
(若く見られがちであったが、最近は年相応か?)
出身地: 東京都(桐生に住んで通算20年、もうすっかり桐生人だがね)
学歴: 昭和49年 群馬大学工学部化学工学科卒
(留年しないで良かった)
昭和51年 群馬大学大学院修士課程修了
職歴: 昭和51年 三菱化工機株式会社入社(無事就職)
昭和56年 東北大学非水溶液化学研究所 助手
昭和61年     同              講師
昭和62年 群馬大学工学部 助教授(古巣に戻る)
平成7年     同      教授
趣味: 渓流釣り(尺イワナをゲット)、写真(カメラとレンズを集めるだけ?)、野球(速球派から軟投派へ)、カラオケ(このところやや練習不足か?)、お酒(年々美味しくなってくる)
〒376-8515 桐生市天神町1-5-1 Tel: 0277-30-1450 Fax: 0277-30-1454
 
群馬大学大学院研究科
博士後期課程生産工学専攻3年
 太田 裕志 
  私達の研究室では“エネルギー・環境・材料”を軸に研究しており、私自身は「石炭の軟化溶融膨張特性に対する低温酸化の影響」について研究しています。

 コークスは製鉄に欠かせない材料で、年間3230万トンも生産されています。コークス原料である石炭が低温(室温〜380℃付近)で酸化されると、軟化溶融膨張性(粘結性)が失われ、コークスの品質が低下することが経験的に知られていました。そこで、石炭の酸化と粘結性との関係を科学的に解明することを最終目的として、まず同位体酸素(18O2)を用いて石炭の酸化挙動を検討しました。その結果,酸化時および熱分解時に放出される含酸素ガスの組成,量および放出挙動が石炭の種類によって大きく異なること、また酸化される部分が異なることが明らかになりました。現在、酸化挙動と石炭化学構造変化などから酸化による粘結性低下のメカニズムの解明を行なっています。
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