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群馬大学



群馬大学工学部 材料工学科 教授 大谷 朝男
群馬大学工学部 材料工学科 助手 白石 壮志

1. はじめに
2. EDLCのエネルギー密度を上げるには?
3. EDLC用多孔質炭素材料の現状
4. 共同研究の成果
5. 今後の展開
 
【謝辞】
 最後に、本共同研究を進めるにあたり、北関東産学官研究会から多大なるご支援をいただきました。関係各位に深く感謝いたします。

【参考文献】
1) 大谷杉郎, 炭素・自問自答, p.17, 裳華房(1997).
2) 白石壮志, 大谷朝男, 「多孔性炭素材料の細孔構造と電気二重層容量」, 大容量電気二重層キャパシタの最前線(電子とイオンの機能化学シリーズ Vol.2)、第2章, 第2節, エヌ・ティー・エス (2002).
3) 白石壮志, 「多孔質炭素材の電気二重層容量-エネルギー貯蔵用炭素系キャパシタの今後の動向-」, 表面, Vol.40, No.1, 13-25 (2002).

 

群馬大学工学部 材料工学科
 大谷 朝男 教授 
 昭和42年 群馬大学工学部修士課程修了。同学部助手、助教授を経て平成4年教授、現在に至る。この間、昭和47年工学博士(京都大学)、昭和51?52年、アメリカ、ペンシルバニア州立大学博士研究員、昭和55?56年イギリス、ニューキャスル・アポン・タイン大学博士研究員。現在、炭素材料学会運営委員長、日本防菌防黴学会評議員、日本学術振興会117委員会C分科会主査など。
現在の研究分野:カーボンナノ材料の開発を中心に研究している。カーボンナノファイバの開発を終え、最近は紡糸法によるカーボンナノチューブの製造法の開発を中心に、炭化ケイ素ナノファイバや複合ナノファイバの開発も目論んでいる。



群馬大学工学部 材料工学科
 白石 壮志 助手 
 平成7年京都大学工学部修士課程修了。平成9年同博士課程中途退学後、群馬大学工学部助手に着任、現在に至る。この間、平成11年博士号(エネルギー科学、京都大学)を取得。現在、電気化学会編集委員。
現在の研究分野:カーボン材料の電気化学的性質の解明と、新規カーボン材料の開発を行っています。最近では、電気二重層キャパシタ用炭素電極、リチウム二次電池用炭素負極、ガス吸蔵用多孔質炭素材、新規炭素同素体カルビンが主な研究課題です。アカデミックな基礎研究の成果を応用研究にうまく組み込むことで、社会貢献できるよう努める所存です。

 
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