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天文徒然草

(2001.12.31)
今年も最後です。VNCが面白い(1)!
いよいよ今年も最後です、掃除をしたりして紅白歌合戦をみてお酒を飲んで
よい年越しをしていることでしょう。
心配していた天気も元旦は関東地方では良さそうです、初日の出も撮影できそうで
来年も正月から縁起がえ〜え〜わい。
ところでVNC結構面白いです、PCの性能が高くなくては通信できないのは弱点ですが
いま出ているPCではほとんど大丈夫でしょう。
VNC(バーチャルネットワークコンピューテング)、ウインドウズXPには入ってるそうですが
お金がなくXPが買えない方はインターネットのAT&Tからダウンロードさせてもらってください
私の場合は観測所のCCDカメラ制御パソコンと居間のパソコンがLANで繋がってるので
それを利用してVNCを組みました、居間にいながら観測所のCCDカメラを制御できるので
なぜかヌクヌクとして体にいいです。フィルターウイールのついてるCCDならRGBも
プログラムを組んでおけば簡単に取れそうです。また遠隔操作でいろいろな用途に
使えそうです。

観測所のCCDカメラの制御用
ソフトに写った土星のイメージ
観測所の中はマイナス0度で
大変寒い。
居間のPCルームの土星のイメージ
LANを通して観測所のCCDを制御
している、暖かい部屋で写真が撮れ
るのはVNCのおかげです
居間のパソコンで撮影出来た土星
のイメージである、ただフィルター
ホイールがないのでRGBの制御
はできないがあれば完璧かも

ではよいお年をお迎えください!


(2001.12.30)
木星が衝をむかえます(視直径47秒程度)
今年も余すところ後1日です。
いろいろな出来頃がありました、天文界ではやはりしし座流星群でしょう
天文に興味を持って30年以上経ちますがあれ程のすごい流星群をみたのは
初めてです、20年ぐらい前にジャコビニー流星群がありましたが不発に終わり
ました、一昨年のしし座流星群は少しは飛びましたが今回ほどではありません
生涯これ以上の流星群はみられないでしょう
 ところで、木星が2002.1.1にふたご座で衝を向かえます、夜の10時頃東の空
高くひときは大きく輝いているのですぐに見つかります。視直径が47秒と
とても大きく口径5センチでもよく縞模様が見えます。
また、2002.1.3は四分儀流星群ですピークが短く2時間程度で毎年天気が
悪くここ数年見られません晴れれば一時間に60個ぐらい見えます。
元旦の天気がよく初日の出が見られればいいですね。


(2001.12.24)
 悪戦苦闘のCPUグレードUP
今日はクリスマスイブ幸い天候が曇ってくれて助かった。
もう2日間も悪戦苦闘が続いている。それはマザー(I815)の交換が
こんなに大変であるということである。マザーは強い(家のマザーも)
マザーを交換することにより今までのハード情報はすべてだめ
●バックアップをCD10枚ぐらいとった(ソフトはインストールできるにで)
  データーのみ
●マザーを変えてCPUを付けてハード40GにしてFDISKにてフォーマット
  ここで論理パテーションがおかしくなり2〜3回やり直し
●次にAGPのスロットがまえのM/Bとちがい買い換え
●ビデオカードがwin98SE以上の対応でUPにつぐUP(MEは故障が多く
 実用にならない)
●win98SEのOSにしたら前の98までのデバイスが付かずドライバー探し
 特に某SCSIが全く使い物にならず諦める。
●某MOも動作がおかしくドライバーを捜す、
●NスキャナーはA社の2940で何とか動いた、
●音源ボード内蔵はいいがCDからのコネクターがあわず説明書とM/Bの形態
 が不一致(外国製は多分にある)
●内蔵モデムのドライバーを入れたら(致命傷のウインドウズ保護エラー)である
 全く立ち上がらず、ふつうはここで終わりであるが、何回も経験してるので
 セーフモードでモデムドライバーを削除して何をのがれた、
現在オールコピーのツールがありハードからハードへ瞬間でコピーしてくれるものが
あるが、ハードの容量を変えるだけでM/Bを変えても全部コピーしてくれる
ツールがでてほしいものである。
何時間かかで出来ると思っていたら何十時間になってしまったくれぐれもM/Bを変える
時は最新の注意と最新の情報をもって望んだ方がいいです。

やっと動き始めた大きなファンとチップの放熱板
が目に付くGeForce32Mのビデオカードも快調です

 (2001.12.21)
 冬のシーングと惑星観測
今年も余すところ10日足らずになりました、何かと師走はあわただしく過ぎます。
夜半にはカノープスも地平線すれすれにみえるようになりこれを見ると長生きする
といわれていますが、中々見えません。南が開けたところで地平線まではれていて
暗い場所へ行かないと見ることができませんそんなわけで昔の人は言ったのでしょう
惑星も時間的には観望のよい時期ですが、特に冬は西高東低で風が強くおまけに
ジェットストリームが日本上空を走ってるのでシーングがめちゃめちゃ悪いです、
特に上州の空っ風はすごいです、台風並に吹きます。
そんな時惑星の観測をすると木星の縞模様が全く見えません。真中が黒くかすんで
見えるくらいです土星も輪が見えず本体にくっついています、そのような日はだいたい
観測をあきらめますが、時にはドームのスリットが飛ばされるような風が吹いていても
シーングが大変よい時もありますしどんよりして風がなくても惑星が燃えているような
シーングの時もあります、そしてふとシーング1/10から6/10に何分か上がる事が
ありますが予想できませんいつそれが来るのがコンスタントに観測していないとわかりま
せん夏はともかく冬は惑星観測者にとっては大変なじきです

シーングの時間的変化の例

2001.12.19.21h20m
風が強くモニターの中の土星は震えていて
ピントがどこで合ってるのかもわからない
前はここであきらめたが少し執念深く待った
1日の内でもかなり変化してるようです、
惑星観測者はあきらめずに待ちましょう




2001.12.19.21h50m
風も前より収まったが未だ吹いているので普通
だとこの位吹いていると土星が踊ってるのにどう
いうわけか10分ぐらい落ち着いてかなりシーング
もよくなりカッシニの空隙が見えるようになった
しかしまた、10分後には元にもどった
空気の疎密なのかわからない




(2001.12.15)
見えたふたご座流星群
しし座流星群の華やかさに隠れ13日の夜半頃ひっそりと飛んでいる流星
でした、一時間に50個ぐらいですかでも小さすぎてはっきり見えるのは
10個ぐらいでした、でも中にはしし座l流星群に匹敵する大きな流星もあり
ましたが、数少なかったです。
まだ、本日くらいまでは見えます。

(2001.12.10)
コンピューター新型ウイルス猛威をふるう
今、新型ウイルスGONER&PENTAGONEというウイルスが猛威をふるっています。
このウイルスは今週ごろから、スクリーンセーバーを装って電子メールを介して繁殖・
感染し、感染する(添付ファイルを実行する)と感染したコンピュータの
ファイル(ディレクトリ)を削除し、電子メールのアドレス帳に記載され
ているすべての宛先に自身を送りつける、新種のコンピュータウイルス
「GONER」( GONE もしくは PENTAGONE とも呼ばれています。
電子メールには気おつけて知らないメールは開かないようにしましょう。
また、ソフトは再インストールできますが、貴重なデーターは自分で保護対策
を考えましょう。


(2001.12.09)
ふたご座流星群あと数日です13日深夜〜14日未明最大
しし座流星群に続いてふたご座流星群ですが、明け方は山間地では
大変気温が下がるので防寒には注意しましょう。
ペルセウスに比べて明るく速度の遅い流星が飛ぶので写真撮影には
もってこいである。肉眼で見ても長時間みられそうである。
深夜に輻射点が昇ってくるので東の方から天頂付近を見れいればよいでしょう、
写真撮影はバルブ撮影の出きるカメラ(今のプログラムカメラではなく昔のカメラ)
でフイルムはISO800ぐらい東の空から天頂付近へ向けてシャッターを開いて後は
流星が写るのを待つが目で見た明るいと思ってもなかなか写らないがっかりしないように
夜は梅雨がつくのでカイロの用意もしてください。


(2001.12.04)
土星がおうし座で衝を迎えました。
1995年に土星の輪が消失して以来ことしは輪がもっともひらいて
大変きれいな土星がみえます、これからまた2009年の輪の消失に
向かって土星の輪の傾きがだんだん小さくなっていきます。
2009年には再び輪のない土星を見ることができるでしょう。


(2001.12.2)
今年のふたご座流星群は月もなく期待できるか(No1)
今年も残すところあと一ヶ月です、その前に家の横のの道路が開通騒音と振動で
悩まされます。
しし座流星群に酔いしれているうちに今度は12月13日〜15日あたりで夏のペルセウス
流星群と肩を並べる郡である。今年は新月近くで月もなく期待できそうである。
しし座流星群を見逃した方はぜひ見てほしい。輻射点はふたご座のカストルあたりだが
毎年の経験からやはりオリオン座と北極星あたりがねらい目である。

12月13日〜15日かけて深夜ふたご座か昇ってくると同時に輻射点が上昇して
流星が四方八方に飛ぶ可能性もある。             (ステナビより)

●観測方法  流星の観測は肉眼で見るのが一番です、