2001.11.27)
土星は今が観望の好機である
夜がふけて午後10時頃に天頂付近にひときわ輝く星がある、これが土星です。
今、おうし座のアルデバランの近くにいてすぐにわかります。
今年は土星の輪がだいぶ開いて土星の土星らしい姿を見せています、また明け方起きなくても
夜半過ぎに十分に楽しめる季節です、空は澄み切っていて大変他の星座を見るにもよい時期です。
土星の輪は6センチぐらいの小さな望遠鏡でもみえそばのタイタン衛星もよく見えます。
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土星 2001.11.26.23h49m シーング5/10 透明度3/5 25cm反射赤道儀 BJ32LCCD 2x 6枚コンポジット アンシャープマスク |
(2001.11.19)
しし座流星雨観測(1)
17.18日と観測をしましたが、17日は冬型がつよく山頂は雪がまって観測にならず
下界へ降りてきて2〜3個流星を見たくらいで、明日を期待する。
18日は17日の屈辱を晴らすべく午後3時頃から観測地の選定をはじめるが天気があやしい
選定先のにより結果が曇るか晴れるか山一つでかわる微妙なものである。
気象の可視光とメッシュ予報を見比べだいたいのところを選定し移動したが曇ったら終りである。
3時間ほど費やして目的の場所へ到着したら山の稜線ふきんは雲がべっとりついていたが
とりあえず、観測の用意をして暗くなるのをまった。
デジカメでいちまい撮ってみた、最近のデジカメはよく写るもんです。
とりあえず報告
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2001.11.19.2h03m 露出40秒 カシオデジタルカメラQV (このカメラは長時間露出すると自動的にダークを引いてくれる) |
これが晴天をもたらした気圧配置です、 冬型がすこし緩んで関東地区は晴れの 区域が広がっています(提供 高知大学) 2001.11.18.15h(JST) |
(2001.11.11)
しし座流星群到来No2
いよいよ流星群到来の日が近づいてきましたが、11月に入っても相変わらず天気が不安定
で普通でしたら11月には安定するのですが、雲の多い日がつづきます、今雲って流星群
のとき晴れてくれればいいのですが、100年ぶりにすばらしい流星シャワーを見られますか
丁度、地球の軌道がダストのなかに入ってくれればいいのですが...天気予報に注意.
多分、快晴を求めてたくさんの天文ファンが全国をさまようと思います、今はモバイルでひまわり
映像をゲットできるので工夫次第では満天の星のなかで流星シャワーをみられますが、一つ
間違えるとくもの中で雨中のシャワーを拝む羽目になります、またよく見えると山の奥へいくと
気圧配置が冬型の場合は里では晴れても山奥では雪雲が発生し無念の思いをします。
● 11月18日19時頃(JST) アッシャー博士 ZHR(一時間)=2500個位
(アメリカ本土からでの観測で日本では見えない)
● 11月18日22時頃(JST) ブラウン氏 ZHR(1時間)=1300個
(ハワイあたりで日本からは見えにくい)
● 11月19日0時(流星の数が増え次第に日本が好条件に入ってくる。
● 11月19日2時頃(JST) 2:30 アッシャー氏 ZHR=9000個
(この頃には3時30分のピークをめざして地球がダストトレイルの中へ突入開始)
● 11月19日3時19分(JST) アッシャー氏は ZHR=15000個の予想
他の博士でも 3000個〜5000個の予想
(かなり確率的には高い)
☆ただし、暗い空で6等星が見える地域で《都会ではその1/100ぐらいです》暗いところへいきましょう
そして、流星を撮影し日の出をみてビールを飲みながら仮眠をとる
こんなうまい具合になりますか?
(2001.11.6)
しし座流星群到来
11月19日の未明いよいよしし座流星群到来です、母彗星も健在で期待できそうです、1600年代の
あの絵のようになればすばらしいことですが、来てみないのわかりません、いずれにしろ昨年のような
一時間に2個なんてことはないだろう、予想によると一時間に8000個ぐらいとぶようです
ただ暗い流星もあるので空の暗いところへいけばすばらしい流星ショーがみられるでしょう
そろそろみなさん撮影の計画と準備をはじめましたか、アストロアーツさんなので特集を組んでいます
初心者の方は寝転んで双眼鏡ぐらいで十分です寒いので風を引かないように、
(2001.11.4)
コンピューターウイルス
このところコンピューターウイルスが頻繁に送られてくる、あて先もわからずダウンロード
するとメールのなかに一つや二つ入っている、どのような目的でいれるのかわわからないが
迷惑である、知らないで開いたりしたら大変なことになる、全てごみ箱に入れたが削除できず
ごみ箱に入りっぱなしである、なにもしなければ害はないだろう、そこでPCの中にはソフトだけに
してデーターはMOかCDで持つようにしないと大変です。
今のところ色々な実行ファイルがきているが、例をあげると次のようなものがある
BGOBDEBG.EXE or INOEOAIN.EXE などである、
心当たりの方は注意してください。
(2001.11.1)
いよいよ木星も観望の好機になってきましたが、時間が中途半端なので夜遅くまで
起きているべきか、または早く起きるべきか迷うところであります、いずれにしろ
日増しに木星らしくなってきますので、楽しみです。
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2001.10.24.15h56m (UT) 25cm反射赤道儀f40 xp24mm BJ32LCCDカメラ Red フィルター 0.8exp |
(2001.10.30)
地域開発と天体観測
とうとう後少しでくるときが来てしまう、地域開発というなのオブジェである
しかし移動するわけにもいかず、この最悪な環境で観測をせざるをえない
状態である、天文家があこがれる山の中の観測所なんて夢である
以前は車両も少なく空は暗く標準レンズでもかぶりがない状態でしたが
現在は公害、光害、振動と最悪でそれに追い打ちをかけるように4車線道路
観測所までわずか20mである、12月に開通で交通緩和にはなるだろうが...
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4車線の橋桁がすぐそこまで来ている、12月を過ぎると車両がいきき する。ドームからみて20mぐらいしか離れていない。 |
工事中の橋のジョイント部分でありコンクリートを打って 完成である。 |
(2001.10.26)
惑星シーズン開幕
今年はシーングが悪いので大変撮影が困難です
土星も夜半過ぎには観測できます、おかげで寝不足がたたり
ます。今が一番土星らしさが見え一晩中見ていてもあきません
ただ、冬型になるとシーングがわるく惑星観測には向かなくなります
今シーズンの土星のショットです、USMしかかけてありません。
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土星 2001.10.25.13h23m UT 25cm @f50 proje Xp 24mm exp 1/2sec |
(2001.10.21)
十月も半ば過ぎ木星も土星も夜半には顔をだします
シーングが悪いので撮影までは行きません。
スカイセンサーのモーターがこわれ赤緯が手動になってしまって
CCDの小さなチップに入れるには職人技すぐにでてしまいます
(2001.10.20)
しし座流星群を予測する
10月も半ばを過ぎ空の青さも一段と目立つようになると夜の星もきれいに輝きはじめます
このころになると毎年話題になるのが流星群です、去年は1時間で1〜2こしか観測できません
でした、一昨年は、出現の日にちが違っていたり予想もあやふやでした、そこに彗星のごとく
現れたのがDアッシャー博士、雑誌では 名前は存じていましたが、群馬県の星の会で呼べる
とは、O氏とK氏らの世話で実現の運びとなりました、許された時間は2時間その時間をどう充実
させるか実行委員の話し合いにより初歩的なことはさけ参加者もある程度のアマチュア天文家に
しぼり参加人数も70〜80人ぐらいにすることで一致しました
また、同時通訳として宇宙研の矢野氏にしました。
【内容】本年の11月18日のしし座流星群は日本が大変条件が良く現実になると一時間に10,000個
の大流星群を見ることができます。11月19日の未明3時19分です。
雑誌では知ってましたが現実に予想した人の話をきくと現実味がぐっとわいてきて是非観察しなくては
と思います。
場所は向井千明記念子ども科学館(館林)主な内容については群馬星の会 新井氏のHPにあります。
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イギリスの天文学者Dアッシャー博 士しし座流星群の新理論をうち立て 一躍有名です |
群馬県はもちろん北関東全域及び 山形から駆けつけた熱心なアマチ ュア天文家 |
博士と通訳をしてくれた宇宙研の 矢野氏忙しいスケジュールをぬって 来てくれました、またNASAのミッシ ョンにもどるようです。 |
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(2001.9.11)
久しぶりの夕焼け
台風15号も何とか通り過ぎ観測所の被害も雨漏り程度ですみました、自作の観測所は
雨が降るとすぐに雨漏りします、望遠鏡とPCはカバーをかぶせておいたので何とか大丈夫
ですドームもターンバックルを閉めておいたので風で飛びませんでした。
被害がなくて幸いでしたがまた、台風がくるかもしれません。
台風一過で夕方は大変きれいな夕焼けが見えました、店の駐車場で思わずデジカメで
とりました、南国の夕暮れを思わせるようです、夜になってまたシーングが悪く
惑星は取れません、持っていたデジカメで40秒露出でカシオペアをとってみましたが
それなりに映るものです、いまのデジカメは進歩しました。でも所詮8ビットですね。
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台風一過の夕焼け久しぶりにきれいな夕焼けをみました 持っていたデジカメで撮影 |
夜になって少し晴れたので40秒露出で撮影(カシオペア座) |
(2001.9.8)
星空の街 全国大会
群馬天文台のある高山村にて星空の街全国大会があり大変盛大な
うちにおわりました。
これは、おらが、村が一番よく星が見えることを競うものです、おらが村の
全国組織で大変環境のよいところの自治体が参加してるものです
また、環境問題にも力をいれておりライトダウンもすすんでいます、
やはり21世紀を生きるのには環境問題に力を入れているところが
よくなるでしょう、この大会には、高円宮殿下のご出席と北野 大氏や
天文台の古在氏など出席してすこし内容的には高度でありましが
高山村の村民の80才ぐらいの女性が真剣でオゾン層や塩素
太陽のフレアーなどについてあいずちをしながら聞いていたのが
印象的でした。
天気が悪いので星の話題がありません。
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群馬天文台台長の古在氏の講演で太陽系 と星の出来る過程の説明 |
北野 大氏はテレビで見るより学者的でした 環境問題とオゾン層の講演でした |
(2001.9.4)
火星観測も最後です
毎日大変天気が悪く、火星観測も休みです、火星は今シーズンは黄雲でおおわれて
しまってなかなか接近したのに模様が見えませんでした、太陽にちかずいて砂嵐が
発生したのではとおもうとこれから2年後の大接近にはまた砂嵐がおきるか心配です
4月ごろから撮影しておよそ4ヶ月間イメージを撮影しつづけてかなりの枚数(5千枚以上)
とりまいたが気に入ったのが全くなく今年の天候の悪さをものがたっています
シーングのいい日はほとんどありませんでした。
とにかくたまったデータ―はCDに焼いて保存しておき落ち着いたら整理しなくては、
でも膨大なデータ―なので作業がすすみません全部終わりましたら今シーズン火星UP
できるでしょう
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膨大なデータ―なのでMOでは保存しきれないためCDで保存 |