
*** モンゴルティ ***

最後の教室になってしまいました「モンゴルティ」です。
講師は今回も松崎隆子先生。
今回はなんとたった5人しか受講者がいませんでした。
ちょっとさびしいかったです。

モンゴルってどんなとこでしょう。
わたしの中のイメージは「スーホの白い馬」と砂漠です。
世界地図で見ればご近所さんですが、知らないことばっかりですね。
モンゴルの国旗

*** お茶の種類 ***
モンゴルでよく飲まれているのは、プーアール茶のような後発酵茶です。
黒海沿岸で栽培されているロシア産のものが多いそうです。
中国産の物も入ってきていますが、タンパク質油分等の分解力の高い
ロシア産が好まれています。
でも、ロシア産てちょっとすごいです。。。枝入ってたりするの(笑)
お茶は固めて持ち歩きます。
ブロックのようにガチガチにしたり、お椀型にしたり。
それを、ノコギリで切って、カナヅチでくずして使うそうです。

モンゴルのお茶、なんとなく聞いたことあったのは「バター茶」でした。
けど、これあまり飲まないそうです。ちょっとガッカリ。
主にミルクの無い時期や老人だけみたいです。
ちなみに1番良いバターは馬のバターだそうです。
ふだんは乳茶(ミルクティ)だそうです。

モンゴルではお茶は「ツァイ」といいます。
ミルクティは「スーテーツァイ」です。
ミルクは山羊、ラクダ、牛のものを使います。
今回の入れ方は南ゴビの遊牧民の奥様に教えていただいた作り方だそうです。
地域や家庭によっていろいろな作り方があるようですね。

♪♪ スーテーツァイの作り方 ♪♪
- 鍋に水を入れ、砕いたお茶を入れて煮ましょう。
- 煮立ったら、柄杓ですくいながら良くかき混ぜます。良く煮立たせても紅茶のような濃い色にはなりません。
- ミルクと塩(岩塩)を入れて煮立て、またよくかき混ぜてできあがり。
できあがったら、まず山に向かって神々に捧げるため大地にまいてください。
お水とミルクの割合は等分くらいかな。
飲んだかんじ。。。けっこうしょっぱいです。
ちょっとお茶という観念からハズれかけてるような。。。
教室で使ったのは山羊のミルクでした。はじめてだったのですが、あまり匂いなどには
抵抗ありませんでしたが、これは朝くみたてのミルクだったからでしょうね。
日が経つと匂いも強くなるそうです。

これでお茶の教室は終わりです。
こんどは何に行こうかしら。
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