健保組合の取り組み
当健保組合では、皆様からお預かりした大切な保険料から保険給付を行なうため、各種取り組みを行なっています。
被扶養者資格の適正化
高齢者の医療費は税金、本人負担、健保組合などからの拠出金で賄われています。この拠出金は皆様の保険料から支払われており、加入者(被保険者+被扶養者)の人数に応じて負担しています。
被扶養者の削除の届出を忘れると、その被扶養者の分も負担することとなり保険料が上がってしまいます。このため、家族状況の変化について毎年確認を行なっています。
レセプトチェック
病気や怪我などで病院等にかかると、健保組合にレセプト(診療報酬明細書)が送られてきます。請求されてくる医療費の中には誤りも多くあります。それらを審査し適正化して医療費を支払っています。
日々の保健師・管理栄養士活動
保健師・管理栄養士が各事業所を訪問し、被保険者ならびにその家族の健康状態を把握し健康相談、保健指導及び栄養指導を実施しています。
また、前期高齢者(65歳以上の方)を対象とした家庭訪問も実施しています。
メンタルヘルスカウンセリング
こころの健康で悩んでいる方にメンタルヘルスカウンセリングを実施しています。通話料・相談料無料ですのでご利用ください。
>> メンタルヘルスカウンセリング
独自給付
当健保組合の独自給付として被保険者に4点実施しています。
一部負担還元金 |
区分 | 自己負担限度額 |
70歳未満 | 標準報酬月額83万円以上の者 | 55,000円 |
標準報酬月額53万円〜79万円の者 | 50,000円 |
標準報酬月額28万円〜50万円の者 | 35,000円 |
標準報酬月額26万円以下の者 | 30,000円 |
低所得者(住民税非課税) | 25,000円 |
70歳以上 | 現役並所得者 | 外来 | 30,000円 |
入院 | 30,000円 |
一般 | 入院 | 30,000円 |
訪問看護療養費付加金 |
区分 | 自己負担限度額 |
70歳未満 | 標準報酬月額83万円以上の者 | 55,000円 |
標準報酬月額53万円〜79万円の者 | 50,000円 |
標準報酬月額28万円〜50万円の者 | 35,000円 |
標準報酬月額26万円以下の者 | 30,000円 |
低所得者(住民税非課税) | 25,000円 |
70歳以上 | 現役並所得者 | 外来 | 30,000円 |
入院 | 30,000円 |
一般 | 入院 | 30,000円 |
出産育児一時金付加金 |
被保険者が出産して出産育児一時金を受けるときには、1児につき20,000円支給します。 |
埋葬料付加金 |
被保険者が死亡したときには、埋葬料を受けるものに対し、50,000円支給します。 |
一部負担還元金の支給例
被保険者(70歳未満)、標準報酬月額340,000円の場合
医療費300,000円
窓口負担額90,000円
自己負担限度額:80,100円+(医療費300,000円−267,000円)×1%=80,430円
高額療養費:窓口負担額90,000円−自己負担限度額80,430円=9,570円
一部負担還元金:窓口負担額90,000円−高額療養費9,570円−35,000円=45,000円(1,000円未満切捨て)
高額療養費9,570円と一部負担還元金45,000円の合計54,570円が健保から戻ります。
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