医療費を節約してみませんか？

受診する方法や時間を変えてみることで医療費（病院代）が節約できます。
医療費の自己負担分は3割ですが、他の7割はみなさまの健康保険料により賄われています。
医療費を節約し、家計の支出を減らしてみましょう！

夜間や休日にお子様が病気になってしまったら

　夜間や休日にお子様が病気になってしまったら小児救急電話相談をしてみましょう。無料で適切なアドバイスが受けられます。

　#8000（携帯電話からも利用できます）　>> 小児救急電話相談（群馬こども救急相談）

　子どもの救急ウェブサイト　>> こどもの救急（日本小児科学会運営のHP）

ジェネリック医薬品を使用する。

　ジェネリック医薬品は、これまで効き目や安全性が実証されてきた薬と同等と認められた低価格な薬です。ジェネリック医薬品を利用することで薬代の負担の軽減になります。

　ジェネリック医薬品に関するサイトです　>> かんじゃさんの薬箱

大病院は特別料金が加算されます

　風邪をひいたり怪我をした時などに、最初から大きい病院（ベッド数200床以上）で受診をすると、特別料金がかかります。この特別料金は全額自己負担（1,000〜5,000円程度）となります。

ハシゴ受診や重複受診はやめましょう

　一つの病気でいくつもの病院にかかると、そのたびに初診料がかかり、検査や投薬が重複しムダな医療費がかかってしまいます。

時間外受診を避けるようにしましょう

　時間外、深夜、休日に受診すると、医療費は割増料金になります。病院の緊急外来の負担を軽減するため、早朝や夜間にも通常診療している診療所では、診療時間内であっても朝8時前や18時以降（土曜は12時以降）、日曜・祝日は終日に受付をした患者には、「夜間・早朝等加算」として500円が加算されることがあります。
　例えば、診療所が19時までを診療時間としていても、18時以降に受診した場合、この加算分が請求されます。
　また、保険薬局の営業（開局）時間内であっても、19時（土曜は13時）〜朝8時、日曜・祝日は終日の調剤には、「夜間・休日等加算」として400円が加算されることがあります。
　急病の時はやむをえませんが、そうでない場合は加算のない時間帯に受診すると経済的です。

【時間外受診で加算される額】

家庭用常備薬を使ってみる。

　当健保組合では、被保険者及びご家族の方に家庭用常備薬の斡旋（年2回）を行なっています。早目の風邪治療等にお役立て下さい。

保険証を携帯しましょう

　旅先など思わぬところで病気になり病院にかかることがあります。保険証を使わず受診しますと自由診療となり、医療費が割高となることがあります。後日、当健保組合に請求することにより払い戻しを受けられますが、1点10円で再計算をいたしますので払い戻しが少なくなる場合があります。常に保険証は携帯しましょう！

整骨院・接骨院（柔道整復師）にかかるには？

　整骨院・接骨院で施術（診療）を行なっているのは医師ではなく、柔道整復師と呼ばれる専門家です。したがって整骨院・接骨院は病院ではありません！
　健康保険を使って柔道整復師にかかれるケースは限られています。健康保険が使えないケースで利用した場合、かかった費用は全額自己負担となるので注意しましょう。

【健康保険でかかれるケース】

　・骨折、脱臼（応急手当の場合を除き、あらかじめ医師の同意が必要）
　・打撲、捻挫、肉離れ
　※病院で既に治療している場合は、重複して保険でかかることはできません。

【健康保険でかかれないケース】

　・日常生活の疲れや老化による「首筋や肩のこり」、「腰痛」、「膝の痛み」など
　・スポーツなどによる「筋肉疲労」、「筋肉痛」
　・病気（神経痛・リウマチ・五十肩・関節炎・ヘルニアなど）からくる痛みやこり
　・特に症状の改善が見られない、長期にわたる漫然とした施術
　　（ほかの疾患が原因とも考えられますので、医師の診察を受けてください。）

病気を予防しましょう

　日頃から健康管理に気を付けましょう。また健康診断を毎年受診することで病気の早期発見ができます。早期発見・早期治療で医療費を節約しましょう！