ゲームあれこれ


MEGA DRIVE

WONDER MEGA MEGA DRIVE
MEGA CD

マスター・オブ・モンスターズ

採点表
操作性 あ た
熱中度 あ た た た た
持続性 あ た っ
サウンド あ た た た
お買得度 あ た た
TOSHIBA EMIのシミュレーションゲーム。プレーステーションにも同名のゲームがあるが、それをイメージされては困る。ストーリは5人の魔法使いが次期魔王を争い、戦うというもの。極めて単純明快、かつ硬派な内容だ。おのおの自分の持っている魔力、知力、体力を駆使してモンスターを創造し、戦わせる。これをカードゲーム化するとMagic The Ghatharingみたいになるのだろう。
従来のシミュレーションゲームに比べ、コンピュータの思考時間が大幅に短いというのが売りだ。
またBGMもかなり良い。メガドライブ独特の、重厚間ある音質が十分に引き出されている。ちなみに作曲は松尾隼人、すぎやまこういち監修だ。



マーベルランド

採点表
操作性 あ た っ
熱中度 あ た た っ
持続性 あ た っ
サウンド あ た た っ
お買得度 あ た っ
メルヘンチックなアクションアドベンチャー。ゲームも面白いしキャラクターもかわいいし、なかなか遊べる。マーベルランドという遊園地を舞台に地底族と戦うのだが、しかし各ステージのボス戦が残念。まさかボス戦がじゃんけんだとは思わなかった。じゃんけんで勝ったらハンマーで殴り、負けたら盾で防ぐというあれだ。
それはともかく、ボス戦後のボーナスステージでは、パックマンなどのナムコお馴染みのキャラが背景に登場するのは良い。中でもドルアーガの塔のギルとカイが登場するのは嬉しい。



大魔界村

採点表
操作性 あ た た た っ
熱中度 あ た た た た
持続性 あ た た っ
サウンド あ た た た っ
お買得度 あ た た っ
あまりにも有名な魔界村の続編版。魔界村シリーズは「魔界村」「大魔界村」「超魔界村」と3作あるが、アーケードでは大魔界村までしかなく、超魔界村はスーパーファミコンのオリジナルだ。また、魔界村に登場する敵キャラを主人公にした「レッドアリーマー」もシリーズに含めれば4作あるといえる。そういえばファミコンに「魔界島」というのがあったが、ネーミング的に魔界村を意識しつつも別物だ。
大魔界村はPC-Engineスーパーグラフィックス、プレイステーション(魔界と騎士)などに移植されているが最もメジャーなのはメガドライブであろう。当時大魔界村がメガドライブに移植されたとき、その出来の良さに驚いたものだ。あの美しいグラフィックス、あの重厚感あるサウンド、あの操作感覚!。まさにメガドライブおそるべしであった。
中学校時代、私の国語の教科書は200ページにわたる大魔界村のパラパラ(ペラペラ?)漫画でいっぱいであった。


慶応遊撃隊

採点表
操作性 あ た た た
熱中度 あ た た た
持続性 あ た た っ
サウンド あ た た た っ
お買得度 あ た た た
時は慶応八年。・・・とはいっても、史実とはぜーんぜん違う花のお江戸の物語。ビクターエンターテイメントのMEGA-CD用のシューティングゲーム。 蘭未という女の子が、ぽちと言う名のドラゴンにのり、奪われた鍵を取り返すため、江戸の空を飛び回る。 (一応、主人公は「ぽち」らしいのだが、どうみても「蘭未」が主人公にみえる) 江戸時代なので、からくり仕掛けの機械ばかりが登場すると思いきや、米軍やロシア軍の戦闘機まで出てきたのには驚いた。
見た目は「どたばた」「おちゃらけ」かもしてないが、難易度は結構高い。自機(ぽち)のスピードは、壱速から五速までの5段階あり、そのうち2つを選択し、その2つをゲーム中で自由に切り替えることが出来る。 また、自機の移動方向と逆向きに発射されるサブウェポン(炸裂手裏剣)などは、イメージファイトを彷彿させる。
もうひとつの売りは、「蘭未」の声を菅野美穂があてていることだ。この手もゲームで役者が声をあてているのは珍しい気がする。 ちなみに蘭未以外の声も豪華ある。ぽち(平松晶子)、Dr.ぽん(八奈見乗児)、婆さん(山本圭子)、ナレーション(屋良有作)など。
いろいろ書いたが、なにより雰囲気が好みなので気に入っている。


ファイナルファイトCD

採点表
操作性 あ た た た
熱中度 あ た た た っ
持続性 あ た た っ
サウンド あ た っ
お買得度 あ た た た っ
カプコンの人気横スクロールアクション。アーケード版「ファイナルファイト」の移植であるが、メガCD版では「ファイナルファイトCD」となっている。ストリートファイターUが大ヒットしている時期のゲームのためか、その影響は露骨に表れている。てゆうかストUのスタッフが作ったのではないかと言う雰囲気をビンビン感じる。
ファイナルファイトは、スーパーファミコンにシリーズが多い。当初ファイナルファイトがスーパーファミコンに移植されたとき、「ガイ」が存在しなかった。こんな人気キャラを外すとは大胆なことをするものだと思ったが、後に「ファイナルファイト・ガイ」が発売された。これは、コーディーのかわりにガイが入ったバージョンだ。さらに、スーパーファミコンのオリジナルで「ファイナルファイト2」や「ファイナルファイト タフ」がある。 メガCD版では、アーケード版からの移植は忠実で、パワー系の「ハガー」、スピード系の「ガイ」、バランス系の「コーディー」と、ちゃんと3人使用できる。コーディーは現役のストリートファーターでハガーメトロシティの市長であるが元ストリートファイター。ガイは修行中の忍者(武神流忍法39代目伝承者)。敵は巨大な暴力集団マッド・ギア。ソドムやロレントはストリートファイターZEROでは有名だ。
ボーナスステージは、やはり車壊しだ。ガソリンスタンドに注射中の自動車を制限時間20秒で破壊する。破壊したのち、車の持ち主が現れて嘆くところは芸が細かい。
この手の横スクロールアクションは、ゲームシステムとしては最高峰だったと思われる。そして、これをベースとして後の「KIGHTS OF THE ROUND」や「天地を喰らうU」が生まれたのではないだろうか。 こんな凄いゲームだが、秋葉原で200円で売っていた。しかも新品同様未開封。現代のゲーマーはゲームを見る目が無いのでは?と感じた。



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