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2次元・3次元レーザ加工を専門とする株式会社ダイスズです。



シムプレートについて

シムプレートとは

   
シムプレートとは、機械製作などの作業現場において、機械の加工や組付け作業の際の高さ調整やすき間調整を行うための部品です。

シムプレートを出し入れすることにより、水平・平行或いは傾き・高さを出す等、様々な精度を出すために隙間を調節することができます。その結果、機械の作業効率の安定・不具合の軽減・高精度な加工製品の製作などが可能となります。ものづくりに携わる企業であれば、不可欠な部品です。

   

シムプレートの種類


「スペーサー」「ライナー」などと呼ばれることもあり、形状も通常のプレート型の他にも、「C型」「コの字型」「リング型」等様々なものがあります。


※「シム」「スペーサー」「ライナー」の違いについて
  明確な使い分けがある訳ではないようですが


 「シム」・・・・・・精度調整用の1.0mm以下の薄板
 「ライナー」・・・・精度調整用の1.0mm以上の厚板
 「スペーサー」・・・傾きや高さ調整用の板

  と分類されて呼称する場合が多いようです。

プレート型 コの字型 リング型
    

シムプレートの材質


シムプレートの材質には、金属製のステンレスや鉄が多く、SK材や真鍮や銅などで作られることもあります。

シムプレートの薄さについては、使用率としては1.0o以下、特に「0.5o〜0.05o」の範囲内が最も高いようです。しかしながら、調整する対象製品によって様々なので、1.2oや16.0oのシムプレートもあれば、0.03oの極薄のシムプレートも多く使用されています。



※板厚や形状によって、加工による歪みが出る場合があります。
薄板、特に箔材(0.2o以下)になると材料自体に反りがあるケースが多いです。
しかしながら、加工による歪みでは無いので、箔材は使用の際に押さえると平らには戻ります。


シムプレートの製造方法

コストパフォーマンスが高い『レーザ加工』


 シムプレートの製造方法としては、お客様が求める量や製品(形状)によって変わります。その一つは金型を起こし、抜き加工で大量生産する方法(型抜き加工)です。生産数量の多い自動車業界など、この方法でシムを生産することが多いと言われています。

この製造方法は、一度型起こししたものと同形状のものを大量に、長期的に使用する予定がある場合には有効です。しかし、それ以外の場合では、型製造の段階で多大なコストが掛かかっているので、短期的・少量生産となると、経済的とは言えません。

 上記の大量・長期的という以外に使用するシムプレートにおいては『レーザ加工』による生産が有効です。業界や規模によって様々ではありますが、一部品に対して1〜100枚程度のシムプレートを、数種類使用するのが一般的です。
特に、機械装置や金型を製造している会社であれば、特殊な形状のシムプレートが、板厚違いで何種類も必要となるケースが多いです。所謂『多品種小ロット』という生産方式が重要となります。

・金型代までは出せないけど、数量がある物を作りたい
・金型ではキレイに作れない物、刃物加工では後処理が大変な物を作りたい
・金型を作っている時間がない、刃物で切って後加工している時間がない


レーザー加工はそのような時に問題を解決することが可能です。

また、レーザ加工によって様々な材質・形状・厚さ・数量を自由に加工することが可能です。

・特殊な形状のシムプレートを10oの厚さで1枚だけ欲しい
・0.1o〜0.5oの0.1o刻みで、同形状のものを各15枚欲しい


など、お客様の要望に沿ったシムプレートの作成を実現することが出来ます。
   



ダイスズの強み

高品質を大前提とした"3「T」"


 ダイスズでは、高品質を大前提として『短納期』『低コスト』『多品種小ロット』の"
3「T」"を追求し、実現させております。
そして、「シムプレート工房」として日々より良き加工技術を追求し、より良き"3「T」"を実現させてお客様のご要望に応えて行く事がダイスズの命題の一つです。
大きさ・枚数に限らず真摯に製品に向き合って対応させて頂きます。

    






まずは一枚から 『シムプレート工房』であるダイスズに、是非ご相談下さい!

シムプレート材料表


2023年2月現在

     



バナースペース

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