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天文徒然草


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(2002.6.25)
ワールドカップで韓国が負けました、しかしすばらしい健闘でした
日本は惜しくもベスト16でした
21世紀はアジアの時代を感じさせるイベントでした
(2002.6.22)
伊勢崎星の会総会
本日は伊勢崎星の会総会でした、あいにくの雨でありサッカーもあったが
総会に出かけていきました、今年は天文現象が少なく夏の惑星はなくしし座
流星群は昨年は素晴らしい出現を見せましたが、今年は満月です、アメリカで
大出現が見られるようですが、予想がずれると日本でもまた見られるかもしれ
ません、有名な8月12日頃のペルセウス流星群は今年はつきもなく絶好の
観測ができます、一時間に80個ぐらい飛びます、昨年しし座を見た人はもの
足りないかしれませんが、等会も後継者不足で会員の年齢も年毎に高くなります
若い人には天文はマイナーな趣味かも知れませんが、始めると結構面白いです



(2002.6.19)
蘇ったC8(シュミットカセグレン)
Wカップも一夜明け戦いすんで日が暮れて兵どもの夢の後なんて......
今日は久々に梅雨の晴れ間が覗いたシーングは今一さて、昔から
あるC8を試してみようとビクセンの架台にのせてみて焦点の調整を行い
ました、CPが曇ってボケて見えていたのがK氏の協力で見違えるように
なり直線の壁の頭にある小さなクレーターとそばの谷が見えるようになり
あとは好シーングをまってCCDで撮影のテストをすれば完璧です

蘇ったC8シュミットカセグレン
口径20センチ F10
アルキメデス付近
例によって3000円PCカメラ


(2002,6,18)
今日も朝から雨でした、このところ太陽が顔お出さず寂しい限りです、ついでにW杯で日本は惜敗
大変残念です、でも次の韓国VSイタリアの試合を見たら唖然としましたまさに死闘です、日本の
モノとは全く違う手に汗握る2時間でした、結果はまさか........です。信じられませんでした
すごい精神力です、天文界でも日本は米国を模範にしていますが、だんだんと見方を変えるときが
くるでしょう。
CCDの画像撮影についてもトライアンドエラーの連続でフィジカルとメンタルな粘り
(田舎では体力とやる気)が必要です、オリジナリティを得るのには王道はないですね。
(天文とは余り関係なかったかな明日は田植えだ!)
(2002.6.16)
早くも梅雨に入りました、この時期は天文の話題はなくなり特に惑星は梅雨が明けてもまだ
見えません、秋口にならないと木星や土星は明け方顔を見せません今、木星は夕方双子座
付近にいますが、観望には適しません金星はそのそばで明るく輝いてます。
木星が夜半に昇るのは10月頃になります、今は、ビールを飲みながらサッカーのテレビ観戦
です。
(2002.6.02)
6月11日(水) 早朝 7時40〜部分日食があります。
天気も安定してきて毎日暖かい日がつづきます、木星は金星の斜め左上にちょこんと並んでいます
高度は大変低くなって模様も見えなくなってきました。
いよいよ6月11日は金環食です、昔、沖縄でみた金環食が思い出されます。でも皆既日食とくらべると
極端に明るく光度の変化は余り見られません。東京での部分日食は45%です、ほとんど欠けてると
感じられない明るさですが日食を見たことがない人はぜひサングラスを用意してみてください、明るいので
裸眼でみると目玉焼になります。東京では半月状ぐらいの欠けでしょう。
参考に金環食(沖縄)です金環食帯の島へ行けば見られます


(2002.6.1)
今日から6月です、おじさんでも何となくうきうきしてくる。そのついでにそよ風にのってサイクリングロード
を走ってみることにした、群馬県はサイクリングロードが結構整備されている。
高崎〜伊勢崎を通って前橋までいくと80kmぐらいは走れる。途中に休憩所もありのんびりと行くのがいい
大体が川の端をロードが通ってるので川の流れや水辺の鳥たちを見ながら走るのは気持ちいいし気分転換
になる。夜の不規則な生活から健康的な昼の生活にカムバックできる、春の花粉がなくいまが絶好です

サイクリングロードは自動車が通らないので
安心して走れます、このような光景がつづき
ます。
(休憩所で休めます)


(2002,5.22)
3000円で出来る月面撮影
本日は少し月が顔を出してくれた、しかし、シーングは最悪であり雲が飛んでいた
10時ぐらいには曇ってきてまた2〜3分ぐらい顔をだしてまた曇った
どうしようもない天気だが今まで晴れていなかったので少しの晴れまでも
試験するには十分である、いつもCCDのドロチューブにPCカメラをおいてソフトを
立ち上げたUSBなので取り扱いが楽である、少しするとPCの中にカメラ画像が
映し出されクレーターが波打っていた何枚かシャッターを切ってサンプルとした
あまり気に入らないのだがサンプルなので十分である、これで夏太平洋高気圧
が日本を覆うときはもっとシーングがよくそれなりに納得する写真が撮れるでしょう
惑星などにも明るいものでは十分です、これから高価なCCDをやってみる方は準備
段階としてみるのもいいようです、これで画像処理をマスターすればCCDに移っても
結構よく撮影できます

グラビウス(シーング最悪2/5)
2次クレーターも少しわかる
コペルニクス(見るも無残)でもそれなりに撮影
そばのドームとチェーンクレーターがわかる


(2002.5.19)
昨日は一時間ぐらい晴れましたので木星とは行きませんが、何とか月を
PCカメラで撮ることに成功しましたがPCカメラのソフトは天体用には出来て
ないのでゲインやガンマの数値をどう操作するかが問題です、ある程度
追い詰めて後は画像処理でごまかすことにしました、VBあたりで作れる
方は付録のソフトを使わないほうがいいです。
フランスの方の作られたアストロカムというPCカメラを天体用にするソフトが
フランス語と英語でダウンロードできますが、ランタイムライブラリーの
VBrun300.dllを他の所で見つけてこないと動きません。

PCカメラで撮影した月
少し西に傾いていた
10cm反射カセ(スペース10)
F10 シャッターオート

ステライメージにて画像処理
アンシャープ(8)
ガウス(1.5)
カラーバランス調整

アストロカムのソフト容量的には2Mぐらい
フリーダウンロード(ダーク、フラット補正付き)
結構良く出来ている、フォーカス調整も出来る
フランス語と英語版あり


(2002.5.18)
久々の休日でHPでもいじってみようかと思ったがコンテンツが全くなく
惑星も西の空に傾きこれから梅雨が明けるとシーングの良い夏がくるのに
観測する対象物がなくなってくる五月に入って全く観測をしてないので
木星の表面の変化も気になるがはれる日が少ないのでしょうがない
画像処理で全撮った木星を3D的にしてみたが根気良くすればもっといいのが
出来るようです。
何となく臨場感を味わえるようです

撮影データー
2002.1.18.13.36(UT)
25センチ反射赤道儀合成F80 RGB合成


(2002.5.6)
ゴールデンウイークも終わりです、ゴールデンウイーク前に何かしなければ
なんて考えていましたが、何も出来ず、出来たのは家族サービスですか
それが一番ですかね、画像処理も中途半端であり、後半になって何かないかと
いろいろ考えた末、PCカメラでもいじくろうと思い3000円ぐらいのPCカメラ
よくインターネットの会議などに使うものである、まるいゴルフボールのQカムは
バラスのはもったいないので台湾製のCCDカメラをばらしてみた結構チップは
大きく私の冷却CCDと同じくらいのチップでただ冷却しないだけで同じです
CCDの下にペルチェの冷却素子をいれると冷却CCDカメラになるようです
PCカメラのサイトは結構ありみな工夫しています。
私も一番簡単な方法で作ってみました、天体はまだ撮影してませんが
遠距離の物体を撮影した結果この値段ではまあまあです、CCDの仕組みを
知るには安い投資です。

近くの(300m遠く)電信柱 赤城地蔵岳(電波等)30km遠く


(2002.04.13)
今月は年度切り替わりで大変忙しく中々ホームページも更新できません
4月の下旬には惑星が並ぶので(一直線ではなく)星影の写真でも撮りたい
ですね。今月最後のupになりそうです。
(2002.04.06)
久々の星野写真
いつも惑星写真ばかり撮ってるので久々に星野写真を撮影に赤城山へ
日陰は雪があります。
いつも自動ガイドしているので望遠鏡を持っていって極軸を合わせるのが
久々なのでどうやるのか一瞬忘れてしまいました、数十年前は10等級だいの
彗星を追い求め山間地をさまよっていましたが、年齢とともにゴミだか彗星だか
わからなくなり今では少し目が悪くても大丈夫な惑星写真を主にしています
暗いところで星図を見るのは至難の業です。
でも昔の杵柄で少しやってるうちに感覚が戻ってきました。
GN170の赤道儀は相変わらず調子よくいまはコンピューター制御が流行って
ますが、昔のGN170のサーボモーターの音はアナログですが心地よい快音
を発しています、ほとんどノータッチです。山で星野を撮影するのもいいもんだな
また寒い所でのむ一杯のコーヒーは大変うまい天気のいい新月の時また撮影にこよう。



(2002.03.28)

夜桜と満月
だんだんとあのやなスギ花粉が少なくなりました、3月の上旬は花粉になやまされ
観測所でマスクをしていると眼鏡がくもりマスクをとると花粉でくしゃみがでる最悪
なじょたいでした、撮影中もなぜかボートしてました、だから撮れた写真もなぜか
ボートした写真になってしまいました、でも桜のはなが咲くころは花粉もおさまって
体調もよくなってきます、さあこれから思うぞ存分惑星写真がとれるとおもいました
が肝心の試写体が午後8時ぐらいにはかたむいて取れなくなってしまいます
仕方なく桜をとりました、満月もでてました。でも風流ですね
カシオのデジカメで撮りました結構
よく写るものです。




(2002.03.20)
土星食の撮影がやっと出来ました
本日は土星食です、天気も大変よくシーングは今一でしたが、現象を撮影するので
シーングはよしとしましょう。6時頃から準備をはじめましたが適当な望遠鏡がなく
250mmのf=2010で撮影することになり直焦点ではピントが出ないでとりあえず
1.5倍のテレプラスをつけてつかうことにしました、しかし月が全く入らずもうすこし
短い焦点距離のがあればベターでしたのにでもあと10分しかないのであきらめました
7時30分土星が月の中へ消えていく姿はまさに自然の偉大さを感じさせます
40秒足らずの土星が1分ぐらいかけて月の中に消えていきました。
モニターで見ているとだんだんとつきが動いているのがわかり8時ごろどせいが
月のクレイターのあいだから姿を見せたのは荘厳の輝きであり胸躍るものがあります

午後7時40分頃 土星は地球照の中へ入っていきつつ
あり1分以上かかって潜入した
土星の模様も見えている
午後8時過ぎには土星は再びクレータの間からかわいい
姿を見せ始めた輝度の差が月と土星ではあるので
露出が難しい。

(2002.3.17)
やっと池谷・張彗星撮影出来ました
昨日彗星を撮影にA山の新坂平へ撮影に行って来ました、天気予報はあまり
よくなく曇っていました標高が高くなるにつれて道路際に雪がたくさんあらわれ
もしかして頂上は雪が除雪してないかわからないと思い頂上へついたら辺り一面
雪でした、下界では春本番なのにまだ冬です、天気はよくありませんがところ
どころ雲が切れだめもとで待ってましたら5時ごろには何とか雲も完全といかなく
きれ6時ごろには撮影出来る状態になりました、望遠鏡をセットし極軸をあわせる
と北極星が入らない望遠鏡が10度違うが全部セットしてしまった、さて彗星は
と思うが双眼鏡が車の中にないでたらめに振ってやっと導入したが、極軸が
あってないので5秒ぐらいでずれるどうしょうもないので、超特急で望遠鏡を
全部おろし最初からやりなおしでも彗星は水平線間近になってしまった時間との
競争であるやっと望遠鏡をなおして2〜3枚なんとかとれたが焦っていたので
ピントもわからない、何とか取り終えて落ち着きを取り戻し周りを見ると風で
木々がかさかさ揺れまわりは誰もいないなんかゾクゾクとしましました。
撮影に出かける方は事前の準備は大切ですね。

赤城山で撮影しましたが天気が悪く曇っていた
少しの雲の切れ間から撮影

(2002.3.14)
木星の大赤斑が淡化し始めています
春になりましたが今一天気も安定していません、3月13日に撮影した木星画像を
みると大赤斑が淡くなり始めています、何年か前に同じような現象がありましたが
そのときは大赤斑孔になってしまいました、3月になって急激に淡くなり始めてい
ますそれど同時にNEBが活発になってきてきれいなフェーストーンが見られるかも
知れません。


(2002.3.11)
池谷・張彗星が良く見えます
久しぶりに夕方透明度が良くなったので家の庭から(Z社のT*7x42)の双眼鏡で
西の空の火星の下あたりを見ましたら彗星が大変よく見えました、普段は橋の街灯で
全く見えないのですがチャンと尾を引いてるのがわかりました、山のほうではもっと
よく見えるのでしょう、またヘールボップの時のような狂走曲があちらこちらから聞こえるのですか
彗星観測者は毎日のように観測してるでしょうテイルの変化もこれから近日点に向かって
大変面白くなってきます、ひょっとするとまた太陽のそばで爆発するかもしれません


(2002.3.9)
いよいよ彗星の時期になってきました
池谷・張彗星がだんだんと明るくなってきています。また彗星の時期ですか
彗星狂想曲がまた始まります、ハレー彗星に始まり百武彗星、ヘールボップ彗星
など夜と昼を取り違えるような生活に変わる人もいます。
長く尾を引いた彗星は人間の心を魅了しこの世のものとは思えない(あの世ではない)
宇宙の神秘を見せ付けられ何百枚と写真を撮るのですが満足の行くものは撮れません
やはり脳裏に焼き付いた一枚に勝るものはありません
そんなわけで今回の彗星は期待できそうです、前回の彗星を見逃した方はぜひ
今回に挑戦してください、尾をなびかせて星と星の間を移動する姿は絶品です。


(2002.3.1)
いよいよ暖かくなりました
昨日まで寒いといっていたのにもう3月です、3月といえばひな祭りですが
それよりも大変苦しい花粉症が出てきます、これは大変苦しく星の写真を
撮影に山の中へいったら大変回りは皆杉林、スギ花粉が粉のようになって
襲ってきます、自宅の観測所でも撮影の最中にくしゃみばかり出ます、
早くこの時期が杉るのを願っています。
また、冬から春にかけてこの地方では風が強く観測所は砂利の嵐の中
に埋もれてしまいます、鏡筒に蓋をしないと大変な悲劇が起こります、前に
蓋を忘れたら主鏡が砂利で埋もれていました、惑星を見ていてコントラスト
がどうも悪いので主鏡に懐中電灯をあてたら砂利だらけ惑星撮影どころでは
なく鏡面に傷をつけないようにそーとブロアーでふいて昼間、台所洗剤をつけ
よく洗って乾燥させましたが細かい傷は残ってました。大変やな季節です。