天文徒然草

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20080604
CDのpitの写真
音楽CDが何で音が出るのか不思議です12cmの丸い円盤でレーザーを
照射して信号を読み取ることで音がでる仕組みですが、理論的にはわかっ
ていても本当かわからないまた、好奇心の虫が目をさましディスクのなかを
見たくなったCDをカッターで切り取って見たら全く何も見えない、記録面は
どこかわからないたぶん真ん中に挟まっているアルミの板にプレスしてある
ようです、しかしそれをとるのが一苦労ですカッターで切るとPITまで傷をつ
けよくわからなくなります、PITが0.5ミクロンであるのでかなり小さいです、
四苦八苦して何とか一片をとりミクロスコープでみましたら表面がざらざらで
した、倍率を600XぐらいにするとPITが見えてきました、こんな細かいもの
をどうやってプレスして音楽CDにしてるのか大変興味深いです。今のブル
ーレイはもっと細かいはずです、技術の進歩には目をみはります。
下がCDのPITですをレザーで読み取ることにより音楽がでます。
素人のCDライターはコピーするときはこのようにならなくレーザーで位相を
反転させて書き込んでいくやりかたなので紫外線に弱く劣化してしまいます
やはりお金をださないといい音楽は聴けないようです。

20080521
活発でない太陽表面
台風が去った日で真夏の様な気温がつづいています
観測所でプロミネンスを観測していても暑くて大変です
真夏になったら観測も出来ないでしょう
プロミネンスも少し見えています、ダークも少しありますが
勢いがありません、太陽の活発な活動が始まるのが後2年後
位でしょう、しかし太陽望遠鏡はない人は、今注文しないと多分
製造が間に合わなくなるか価格が高騰するでしょう。
わたしのPSTでも何とか撮影できます。

20080518
ミクロの世界
このところ全く晴れませんシーングも悪く惑星は全滅です、台風もきてます。
そんなわけで、私の持ってるマイクロスコープは写真撮影用ではありませんので
デジカメで写真撮影が出来るよう双眼の片方にデジカメを付けて撮影が出来るよう
旋盤であだぷーを作りました、材料はアルミの丸棒がないのでプラスチックの丸棒を
削りだして何とか接眼レンズのところに付いて撮影できるようになりした。
マイクロスコープはテレスコープと違って雨が降っていてもできるところがいいです
早く天気が良くなり惑星撮影できるように

マイクロスコープにデジカメアダプターを作成して付けた 片目でみて片方で撮影
月並みですが植物の気孔です
昆虫の羽根

20080329
太陽に黒点がでてきました
太陽にやっと黒点らしきものが見え始め太陽の活動期の到来を告げるようです
ダークフィラメントも見えてきました。だだシーングは大変悪です
これから太陽面がにぎやかになってくるでしょう
プロミネンスはありませんですSOHOによるとかなり詳細にみえます
当方のPSTはあまりよく見えませんがある程度はわかります。Haが肉眼で
見えるだけましとします

PST カシオQV2900 DMK21AF04

20080322
太陽が無黒点です
活動期に入りつつある太陽ですが黒点がまだありません、鏡の
様にきれいです、プロミネンスはあちらこちらに出ています、可視光線では、見えないので
Haでみるとプロミネンスが、噴出しているようすが見えます、シーングはいまいちなので詳細は
難しいですが、イメージ的には良く見えています、良いデジカメの対象です。
木星は、高度が低くおまけにシーングが悪く全くだめでした、縞が二本見えるだけです。

プロミネンス
CASIO QV2300 200万画素 1/30S コロナドPST
CASIO QV2300 200万画素 1/30S コロナドPST

20080312
土星が見ごろになりました
春になりシーングもだんだんと落ち着いて気ました、土星も夜半前に南中してます、火星のように
明るくないので見慣れないと他の恒星と間違えてしまいます、望遠鏡で見ると低倍率でも土星の輪
が見えます、ご覧ください。白斑も小さく見えてます、これから輪がますます水平になって最後には
木星の様に輪が見えなくなります。以前輪のない土星を見ましたが木星の様でした。
16cm高橋の望遠鏡が出番がないので久しぶりにGN170にのせて観測しました、鏡がいいので
結構見えます惑星はデジカメの進歩で16cmでもよくみえます

高橋16cmカラフルです
名機がおもちゃの様です
16cmでDMKを使って撮影しました。

20080119
月惑星会議in 神奈川
先日、月惑星会議が神奈川県の多摩市民会館でありました、群馬県は私一人です、
後は、千葉県や東京のです、同じ観測をしているもの同士の会合の場であり意見も
参考になります、他の方の観測の仕方もわかります、観測している人、観望している人
いろいろです、スケッチしている人もいました、デジタルカメラ時代にスケッチと思いますが
それはそれで味かあるようです。
観測にいきづまったら他の人の観測を参考にしていきます。火星の場合は写真観測とスケッチ
一番問題なのが時刻の正確さで秒まで記入あと中央経度の測定です、木星は模様の変化や
中央経度および大赤斑の観測など火星にくらべて大きくて面白いです。
火星も2月にはいると10秒前後になり観測は終わりにちかづきます。

参加者40名程度でした。

20080101
謹賀新年
今年も始まりました、正月は例年どうりに初日の出を撮影しお寺様へご挨拶
新年会と初詣で一日終わります。
大変です

初日の出は大変よく晴れていました、毎日太陽を見ていますが、
やはり元旦は違います。
今太陽は活動を停滞していますが、これから2年後には活動期に
はいって黒点やプロミネンスがたくさん出現してくるでしょう。
火星も大部天頂まで来るのに早い時間に上ってきます
いまシルティスが見ごろです、火星といえば大シルティス
です、ただ冬の接近なのでシーングがあまりよくないです
これから2月上旬までは良く見えます、
2年後の接近は10秒足らずでとても小さいので今のうちに
見ておくのがいいです。
午後10時ごろ頭のうえに見えます。
データー
25cmF8 ニュートン反射
DMK21AF04 CCDカメラ
L=1000f
R=700f
G=700f
B=700f
レジスタックにより処理
ステライメージにて合成
ホトショップにて仕上げ
処理時間2時間

20071205
火星の最接近の月になってきました
今月の末に地球に最接近します。しかし15秒台と前回の20秒とはちがいます
視覚てきには2まわり位小さく見えます。
やはりF50ぐらいでも小さく写ります、F80位はほしいです、おまけにシーングが
悪く詳細が見えません、前回はオリンポスやタルシス三山や雲ががかかってる様子
なども観測できました、今回は極冠が白く見えます、次回は10秒たらずでもっと困難
になってくるでしょう、25秒のころがうらやましい、しかし全く晴れなかったです。
冬の接近はこの場所では一番条件が悪い。シーングの改善を望むだけです。

  25cm F8 ニュートン CCDはToUCAMです、
  1200枚スタックしてます
  画像処理ソフトはレジスタックス&ホトショップです
  シーングは4/10 透明度5/10
  ★時々、さっとシーングがよくなるがすぐに悪くなる
   それも二次元ではなく3次元方向に移動するので
   撮影が困難である。
   撮影倍率が低いので強拡大をしていることにより
   余計に詳細が判断できない。
   合成Fを80位にすると拡大撮影が楽になるでしょう
   F20位だと惑星がかなり小さく観測用には不十分です。
   (真ん中にシルチスが見えています下の北極冠のところに
   ユートピア平原がチラッと見えます。シルチスの上の
   ヘラス大陸が少し輝いて見えます。
   キンメリア海やエルシウム山は解像度がなくよくわかりません。

20071125
体力勝負の天体撮影
誰でも天体写真にはあこがれる、一度自分のカメラであのスバラシイ星の写真や惑星の写真を撮影してみたい
と思うものである。しかし、それが続くと限界がなくなる、最初はポータブル赤道儀で望遠レンズをつけて撮影
していたのが、それでは満足できず、次々に機材を買い足しついには、普通車一台分ぐらいの金額の機材を
山の上まで運んで撮影するはめになる。当然PCが付く、いざ撮影となると平地とはちがってすさまじく寒い世界です
当然手袋ははずさないと微妙な操作ができないので手の感覚がなくなる。夜の8時ごろから朝の4時ごろまで
マイナス4度の中でダウンのポケットに手をつっこんでうろうろしている、相当つかれる時々睡魔が襲う、寝ても
いいがこんないい天気なので寝るのがもったいないとどうしても朝まで頑張ってしまう、寝るのは薄明が始まるころ
睡魔が襲い爆睡である。気が付くとお昼近くになってる、携帯ストーブでお湯を沸かして暖かいものをたべる、
これをつづけると体にいいわけない、昨日撮影した写真が良く出来ていればつかれも飛ぶが、露がついてだめ
でしたら余計疲れるなんのため苦労したのかわからなくなる、普段体力を温存しておかなければ、出来ない趣味です。

気が付くと窓に氷と霜がびっしりついていた。

20071117
赤城山遠征撮影
いつも家の天文台で撮影しているのでたまには遠征と考えて
赤城山まで足をのばしたが、車から降りてまずはじめに寒い広い駐車場
に私が一人であった。余計に寒さが身にしみてくる、マイナス4度結構寒い
赤城でマイナス19度まで体験したが今日も同じように寒い、火星が南中する
まであと6時間ある、持ってきたE-16cmでホームズ彗星を撮影し始めたすぐに
丸いたこのような頭が写ってくる、何枚か撮影した。これからも肉眼でよく見えます
拡散してきて満月ぐらいの大きさになってしまうようです。
火星は午前3時ごろ南中しました、そのころには手足の感覚が寒さでなくなってきています
一時間前にコンロで沸かしたお湯はすでに1センチくらいの氷がはってます。
望遠鏡で火星をみると相変わらずシーングがわるいので記念に4枚くらい撮影した。
後から何人か駐車場に見えていた。
シーングの悪い写真4枚撮影するためにここまで来たのかがっかりした。
夏ならここでビールでも飲んで一晩車で明かすのですが、今の時期はそれは出来ないので
まっすぐ帰宅した、午前5時であった。まだ火星の写真の良いのがないです、今回はむづかしい。

彗星の中心部 エプシロンでも大きく撮影できる。 ニコン35mmレンズ周りとの関係が良くわかる
h-xとカリホルニア星雲が良く見える。


20071108
火星が見ごろになってきました
今年の暮れに再接近を迎える火星ですが、いま3時ぐらいには天頂付近に見えています
10時ごろには地平線に顔をだします。12秒くらいですが天文機材の発達のおかげでCCD
カメラなどではよく撮影できます、北極冠が白く輝いています、だんだんと雪も解けてくるでしょう
シーレン海やキムメリアなども見えてきています、2年前の再接近とくらべるとすこし見劣りします
が15秒程度になるので楽しみです。あとはシーングしだいでよい写真が取れるでしょう。
彗星は相変わらず大きく成長しだんだんと円が大きくなってきています。
暗いところではイオンテールがよく見えるそうです。

昨日の火星シーングが余りよくない
25cm反射 XP14mm ToUcam

20071104
ホームズ彗星の増光
ホームズ彗星は7年の周期でいま2.4天文単位です太陽と地球が1天文単位ですから
たぶん木星あたりですかね、17等級であった彗星がなんでバーストして2.4等級になったのか
なぞである。14等級も増光するのはまれである、彗星は太陽に近づくと太陽熱でなかの雪が解けて
分裂し反射面が多くなるので増光するのであるがせいぜい2〜4等級です。14等級も増光するのは
火星と木星の当りの小惑星でも彗星の核に衝突して分裂したのかもしれません(あくまでも創造です)
でも面白い彗星です、ただ丸いだけでイオンテールも出てるようですが、暗いところでたっぷり露出
しないとわかりません。これからどういう変化がおこるか楽しみです。
惑星は火星が12秒に到達して最接近の15秒まであとすこしす、シーングの回復を願うのみです。
北極のゆき帽子がきれいに見えてます、一番高いオリンポス山(30000メートル以上富士山の10倍)
もよく見えてます、ただ明け方なので起きるのがつらいです。

20071030
ホームズ彗星撮影
2枚のホームズ彗星の写真がある1つはデジカメで撮影したものもうひとつは
ウエーブカメラでの撮影、この彗星は大変よく写るので4秒くらいで撮影できる
とくにこのくらい明るいとウエーブカメラが使える(長時間露出のある特殊なカメラ
でのみ、普通のウエーブカメラはシャッタースピードが速く使用できない。
ルミネーラもしくはAMD21あたりが適当です。)
デジカメ一眼レフでもよく写るが、この対象はウエーブカメラで核の撮影などが面白い
視野が狭い分だけ拡大率が上がるようにみえる。レジスタックスで何枚もスタック出来るので
粒状性が上がる。
また、長焦点の望遠鏡での撮影が面白い、135mmでペルセの彗星のいる場所を写すのも
位置がわかって面白いが、やはり長焦点での拡大撮影や核の撮影が継続的に観測するには
興味がひかれる、惑星屋さんで、元来変化のない火星の模様や土星のわなどを撮影して
時々ハイリゲンシャイン(土星の輪が衝のとき輝く現象)や火星の地域が変化することなど
時たまあるので地道にやるしかない惑星屋さんは地味である。
そのためハイライト的な写真は取らずすぐに地味な彗星の核のジェットの様子や太陽のフレアー
の時系列などに観測がいってしまう。イオンテールなど撮影すればきれいなのだがそれだけでは
満足しないのが惑星屋さんです。
デジカメも面白いがウエーブカメラも面白いこれから大きなCCDのウエーブカメラも登場してくるでしょう

大変大きく明るいもう少し地球に近づいていれば
昔のアイラスアラキ彗星が北極星のところを雲のように
通り過ぎていったことを思い出します。
25cm反射 F8X1.5テレプラス F12 f3000mm
ホームズ彗星内部光ってるのが核ですか?
f3000mm DMK21AF04ウエーブカメラ
4秒X20フレームスタック(レジスタック)
ヒストグラム目盛り170


20071028
ホームズ彗星撮影
大変すごいバーストを起こしたホームズ彗星はペルセウス座にいます
2等級で大変明るく十分の1秒でも撮影できる明るさです。
今日は満月近いので月がこうこうと光ってます。おまけに前線のくもがでていて
雲の合間からの撮影でした。赤城山はいってもしょうがないので宮城村あたりに
いきました。家から30分ぐらいなので楽に行けます。
着いたら、曇っていたので少し車で時間調整して少し晴れてきたのでノータッチガイド
で1分露出したら大変カブッテ真っ白けでした。
2秒から3秒が丁度よいようです。
惑星屋さんでもこのくらいの彗星になると撮影したくなります、尾はなく丁度M13の球状星団
のようでした。双眼鏡ではよく見えます。

2007/10/28

E−160 EOSKIss 5sec exp  E−160 1/10sec


20071014
火星が観望の時期を迎えました
今年の12月に地球に最接近する火星ですが、10月に入ってかなり明るくなりました。
夜半にふたご座に輝いて見えています。火星は2年に一回接近しますが前回は20秒の
接近でしたが今回は15秒とやや小さいです、おまけに今年はシーングが悪くまた最接近
は12月の北風の吹く中であります、あまり期待はできませんがタルシス山やオリンポス山
などが見えればいいでしょう、あと黄雲が出ないように祈ってます、あれが出るとなにも
見えなくなり赤銅いろの惑星で終わります。
今回は、観測機械の発達でかなりの情報が出てくるでしょう。いま、アキダリア地方の下の
方に白い極冠が光って見えています。形は半月のようでだんだんまるくなってきます。

20070925
スパイウエアーの攻撃
今年の6月ごろからスパイウエアーの攻撃がひどくHPを中止してました。
中国のHPにリンクされてました、情報的にはそんなにインポータントではないので
悪ふざけのようなものだと思います。
HP先も調査済みですが掲載は控えます、突き止めるのにHPを探しにいったらウイルス
バスターが警告を出しつづけてました。
感染ルートはよくわかりませんが、ウイルス警告がでるが相当なページ数なので
どこに居るのかわからない、情報を盗まれるのなら情報をこれ以上原因がわかるまで
出さなければいいということで少し中を点検してました。
ウイルス警告はあってもスパイウエアーはなく1ページごとに検査してわからないところで
リンクを張ってるはずなので隅々まで見ました。
おかしな所が2〜3箇所ありソースを調べたところ私のHTTPではないようです。
30ぐらいあるURLに混じって入ってるので気尽きませんでした。
自分は大丈夫だと思っても狙われています、気おつけてください。
何とか退治して少し試験した結果大丈夫のようで再開できました。
さて、暗い話題はさておき気分一新でこのごろの太陽面です
前より活発になってきましたが黒点はあまりないです、プロミネンスが
わずかに見えるだけです。
PST 4cm 太陽望遠鏡 DMK21AF04CCDカメラ 250フレーム
レジスタックス&ホトショップ処理


20070523
PCが突然壊れてしまった
PCが突然CPU100%の現象に見舞われてまったく動かず、立ち上げた時点で100%
こんなの初めてです、Cドライブにデーターが入ってるのでほかのドライブへ移そうとしても
100%全快の能力なのでまったく動かず、コピーの時間が1画像100Mbあたり64時間かかる
メッセージが出て1000ファイルコピーすると3000日です1年365日で10年かかります。
おそろしい、タスクを切り替えたり、デバイス関係を切り離したりしたが変わらず、ソフトも徐々に
アンインストールしたがアンインストールひとつで1時間かかりやになってしまった。
新しいハードディスクを買ってきてOSを入れなおした、CPU100%の原因を突き止めたいが
時間がかかりすぎる、新しいCドライブにしたのはいいが使えるまでにするには、デバイスや
ネット、メール、アドレス、ソフトなどかず限りないインストールがまっている。
時間をみては少しずつインストールしてるが、いまだおわらず
PCを使ってるといろいろなトラブルに巻き込まれる、今までのトラブルをあげると

@ マザーボードBIOSが壊れた          マザーボード取り替え  4件
A エクスプローラーが効かなくなった       ホーマット
B ハードディスクCドライブのクラッシュ      ハード交換     5件以上
C レジスタックス処理ソフトが効かなくなった  フォーマット
D CPU100%                    ハード交換
など、他に軽いものはリセットで直るものや、OSの再インストールで直るものもある
上記の現象の場合は、考えてる時間がもったいない余計いらいらするのですぐに
フォーマットやハードの交換をして新しいシステムでゆっくりビールを飲んだほうが精神衛生
上よいようです。
この現象は、いつ起こるかわかりませんある日突然パソコンの動きが悪くなったらCTR+ALT
DELでタスクを立ち上げてその中のパフォーマンスを見てくださいグラフが100%にいってる
場合があります。気おつけてください。

20070506
ゴールデンウイークも終わりました
黄金週間も終わり明日からは仕事です、今週は満月のため星野写真は撮影出来ませんでした
気流が悪く木星の撮影は最悪で高度30度ぐらいなので気流の影響をもろに受けてしまいました。
太陽は黒点が一つありダークフィラメントもありました、プロミネンスがあちこちに小さいものが出現
し始めてきました。連休の間太陽観測をしてましたが、あまり活発な太陽面でなく時間の経過とともに
全く変わりませんでした、フレアーなどを期待して一時間後とに撮影してましたが、変化無く諦めました。
昼間の天気は五月の風がここちよくサイクリングにはもってこいの日でした。青空の下でペダルをごぐと
気分爽快になります。これで夜シーングがよければ、言うことないのですが。
太陽にプロミネンスが出ました。
データ 20070504 PST40mm DMK21AF04カメラ 200フレームコンポジット
     ホトショップにて合成
     

20070501
金星が高度が高く見ごろです
金星が西の空にひときわ明るく輝いています。マイナス4等星なのですぐに見つかるでしょう
昨今、金星もフィルターを使って今まで観測所でしか撮影できなかった金星の模様を撮影するのが
はやってきました、UVの450ナノぐらいのフイルターを用いると金星の模様が写ります、しかしこれも
シーングの影響でシーングが大変よい時に撮影すればよい結果がうまれます、これをコンスタントに
撮影していけば金星の表面の模様と自転周期がわかります。所属している月惑星研究でも多人の
かたが国内外をとわずUVフィルターで撮影してます。
土星は、夕方天頂にきて観望の好機です、木星は明け方南中しますが高度がひくく観測が大変です
太陽は、少しづつ活動をとりもどしつつあり小さな黒点も見られるようになりました。
天界のオブジェはすこしづつ時をきざんでいます。
金星 25cm反射赤道儀 XP24mm 合成F60
    DMK21AF04カメラ レジスタックス処理

20070321
木星のイメージ撮影
夜半風がおさまり透明度が上がったので明け方の木星は素晴らしいものが撮影出来る
だろうと思い2時間ぐらい仮眠して木星撮影に備えた、朝4時ごろ観測所へ行くと木星が
東天から上ってきていて座にいた、ひときわ明るく輝いている。
丁度大赤斑が見える位置である。早速望遠鏡でのぞいたらなんと縞が見えない、きっと
筒内気流であると思い30分ぐらい喚起した、しかし一向に見えない、かすかに赤いところが
見えてきた大赤斑が確認できた程度である、なんと情けない姿です、一向に回復しない
しかたないので、一枚撮影ひどいもんです、低空でシーングが悪いので話になりません。
寒気が抜けてよい気流になることを期待してます
木星 25cm反射 F8 下(惑星撮影装置)DMK21AF04カメラ

20070317
今年の春はシーングが悪いです
久しぶりに太陽を見ましたが、太陽面の活動は活発ではなく黒点もなくなめらかでした、
それにもまして、シーングが大変悪く例年に無く異常です。
夜の土星はカッシニが見えるか見えないかハッキリしません、朝の木星はもっと最悪で
高度が低くその上シーングが悪く昨年まで素晴らしい写真を撮影していたベテランが今年は
いい作品が残せません。私の所属しているALPO japanの会員の中にも大変苦労して
撮影してる方がたくさんいます。撮影カメラを変えたり、感度の高いモノクロカメラを使用したり
してますが、大気が相手なので、歯が立たないようです。
この寒気がぬける四月上旬までは、難しいかもしれません。
本日の太陽です、プロミネンスが少し出てます。(コロナドPST、DMK21AF04)

20070304
主鏡の洗浄
今日は久しぶりに天気が良かったので望遠鏡の鏡を洗浄した、小さな望遠鏡なら
よいが天照大神のご神体も25cmF8ともなると長さ2mで重さ40kgぐらいのものを
一人でどうこうするのは大変疲れる、まして狭いドームのなか中腰での作業はご老
体の身には大変きつい。
落とすと大変なので神経を使う、望遠鏡からはずすときぶつけてしまわないか注意
しなからゆっくりはずすはずし終えるとどっと疲れがでてくる。
相当、砂やゴミで汚れていて反射率が悪くなってる、顔を近づけてもボーと見えるだけで
はっきりと見えないこれでは、惑星の詳細は無理である、水道の所へ鏡を持っていって
中性洗剤でそーと洗う強く洗うと表面が傷がつくメッキが取れてしまう慎重に作業する。
5分ぐらい作業すると鏡は元の輝きを取り戻して新品のようになった。これで臨戦体制に
入れる、いつシーングが回復しても大丈夫だ、
今度は望遠鏡に収めるのが一苦労10Kg近い鏡を片手でもって片方の手でボルトを手探り
で挿入する、これが中々穴が見つからずその間に鏡を持ってる手が疲れてきて大変な
作業である、やった人は同感だと思う。
何とか望遠鏡に収めることが出来た、が今度は、光軸修正であるかなり狂っている接眼筒
から除きながら望遠鏡の尻の押し引きねじを調整するのだが鏡筒が長いのでいったりきたり
で手間がかかる、やっと終わったらかれこれ3時間かかった、シーズン1回か2回なので仕方ない
これで前より良く見えるようになるだろう。
水道で主鏡を洗ってるところ 神経を使う。

20070226
Cebu島の星たち(3)
周りを海に囲まれ照りつける太陽の中人々は底抜けに明るい、誰とでも話してくる
冗談を言うとすぐに言い返してくる、でも外国人なのである程度の警戒心をいつでも
もって接しなくてはならない、車で走るとすぐにOcean View の世界がある、さんご礁
の海床でどこまでも青い海であり太陽の光で七色に変化する、沖縄の海もすばらしい
がここの海もすばらしい。山はバナナの森で海は珊瑚礁である、日本では考えられな
い自然がそこにはある。日本は四季がありそれにより家屋もそのように丈夫に作られ
ている。ここでは、四季がない、寒さもない、地震もない、したがって適当な家である、
何とか建築士の家よりまだひどい設計でも十分に絶えることが出来る。シュロノ皮の家
もあった。
南国には南十字星が良く似合う、北にも北十字星(白鳥座)があるが誰も言わない。
椰子の木陰に十字星と言う歌のとおり椰子を見つけて十字星をバックに写真をとろうと
したが海風が強く椰子がゆれてて雰囲気が出ない、カメラはキャノンEOSKISSデジタル
で標準でバルブ撮影30秒くらいで撮影した、三脚が携帯用なのですぐにくずれる、ポタ赤
があればと思った。
エーターカリーナ、アルファーケンタウルス、サザンクロス、にせ十字、電波星雲、マゼラン
などどれひとつとっても興奮してしまう題材である、今回は調査ということで軽くあちこちを
撮影した。
無論、星野写真にはほど遠いものであった、背景にオーシャンビュウを見ながらシーフード
料理とビールで舌鼓をするうえ夜には、南天の星星が海の中から顔お出してくる、宇宙の
広さを感じさせる。

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20070217
Cebu島の星たち(2)
本日も快晴であった、先週までは、曇りの日が多く夜半に雨も降っていたが渡した
来た日から天気が良くなりあなたは、ラッキーマンであるといわれた、夕飯を近くの
日本料理屋さんで食べ、クリストファーの家へ向かった彼も日本の観測家のことは気に
なるらしくあれこれ質問してくるが、私の貧しい英語力では全部の質問に答えることが
出来なかった、後はフィーリングで行くしかなかった。
彼の家は通称ビバリーヒルズといわれる高台にある途中に検問があり通過しなくては
いけないところで富裕層の住宅である。
到着すると、彼のワイフと娘が出迎えてくれた、軽く挨拶して早速彼の観測場所へ向かった
そこは、バルコニーの一角で架台はアストロフィジックスの900GTOである、望遠鏡は
セレストロンC11
である。カメラは私と同じDMK21AF04のビデオカメラこれは、私が購入する
時彼に何度かアドバイスもらい購入したものである。
筒内気流があるので、2時間ぐらいファンで引いてる間外で3人でおしゃべり雑談などして
日本とは違う星空を満喫していた、本日の予定は11時30分から土星を撮影4時30から
木星を撮影その間仮眠です、彼の用意してくれた客室で私とA氏は仮眠を取っていた、ウエイク
アップの声に目をさましさっそく筒内気流の抜けたベストコンディションのC11で土星を見たら
一瞬黙り込んでしまった、表現できない様なスバラシイまるでHSTの世界であった、彼は
撮影をはじめ次々にPCにダウンロードされてくる土星は日本でのあの苦労はなんだと思わせる
すばらしい画像である、ノームーブといってるように全く動かないアンビリバブルであった。
(LRGB)を1200フレームづつぐらいを3回撮影し朝の木星にそなえ再び仮眠に入った。
4時30分に起き木星は日本と違って高い60度近くあるようだ、朝でもTシャツ1枚で寒くない
木星は大きいので見ごたえがあった調度、撹乱の所が見えていた手でつかめる様である。
3カット撮影したら薄明が始まってきた、異国の地での日の出もすばらしいものである、熱帯
地方特有の朝の雲の下から太陽が真上に上がってくる風景ははじめての経験でした。
私のハードディスクに入れてもらい日本に帰ったら早速レジスタックスで画像処理をしよう。
朝食とおいしいコーヒーをいただき又再会の約束をして別れた。(画像処理したイメージ)

写真をクリックすると大きくなります

C11+DMK21AF04(L)2400f seeing 8/10 C11+ToUcam 600f

20070216
Cebu島の星たち(1)
北緯10度東経125度フィリピンの中部に位置するこの島は常夏のリゾート地です。
多くの外国人がリゾートにきています、スキューバダイビングなどのメッカです。
その上天文フアンには、ここは世界中でベストシーングの3本指に入るとこです。
日本はというと50番ぐらいで話になりません、最下位といっても過言ではないでしょう。
世界のベストシーングの中で星を見たくて一路PALにのって5時間でセブ国際空港に着きました。
空港には、私の大学時代の友人A氏(こちらで生活している)とクリストファーGO氏(木星の
レッドジュニアを発見した方)がエアーポートまで迎えにきてくれていました。
夜空を見上げるとオリオンが天頂に輝きシリウスとカノープスが大変よく見えました。
明日はクリストファーの家で朝まで惑星を十分堪能できると思いホテルの片隅でサンミゲルビール
を堪能しながら南国の夜はふけて行った。
都会の夜に明るく輝くカノープス(滞在先ホテルベランダから撮影
EOS KISS EXP 10sec f5.6


20070203
今日は節分です、
今日は節分です、豆をまいて厄を払う福がくるように祈る、スペースシャトルが飛ぶ時代でも
神様に祈るのは日本人としていいことです。
次に幸、不幸がくるのは科学が発達しても絶対にわからないでしょう、また科学で解明できれば
つまらない人生になってしまいます。いくらコンピューターが発達しても所詮人間はアナログであり
デジタルな数値はいったん人間の言葉に訳さないと理解できない存在です、人間はバッテリーが
なくても、毎晩少しのアルコールがあれば、生きていけます。
そのような中、豆をまいて祈願する、神社に初詣に行って祈願する、化身のものに祈願する。
けして、コンピューターに向かって祈願する人は一人としていないようです、まだ救いがあります。
メンタルな気持ちはデジタルでは考えられないことです、人間はファジーな曖昧なことがすきな動物
です、0か1では世の中すまないことがあります。
エルニーニョの影響で今年は暖冬です、多分雪が降らないでしょう、地球も生きてるからしょうがないです
太陽活動はだんだんと活発になり黒点もでてきました、プロミネンスの大きいのは出ませんが、

本日の太陽黒点 ホトショップでモノクロに色つけした。
PSTにDMK21AF04カメラで撮影200枚コンポ

20070125
いよいよ木星観測のシーズンがきました。
待ちに待った木星が明け方薄明のなかで輝いています、蛇使い座といて座のあたりをうろうろ
しています。今年の木星は熱くなりそうです。1979年以来発生しなかった南熱帯撹乱が発生しそう
です。日本はシーングが最悪で詳細はわかりません、その上今年の木星はさそりいてのところで最も
高度が低く観測にも信憑性を欠くような位置にいます。
また空の状態も高度が低く曇る確立も相当ある。
春から良いシーングに恵まれればいいです。

今年初めての木星
視直径も小さいしシーングも
大変悪い。

20070121
マックノート彗星(2)
マックノート彗星が南半球で暴れている、なにしろ凄い彗星である、後光がさしてるようです。
昔のウエスト彗星を思い出してしまう、時間があれば南半球へ行きたいですね、実際にあのシンクロニック
バンドの尾を見れば腰が抜けるようでしょう。
惑星屋さんでもあのような彗星は見たいです、来年当たり日本にも来ないかな、でもあのような彗星は
地球に対して何か予告をしにきたのかも?
日本でも見えたのですが、私は見過ごしてしまいました。
今はインターネットがあるのでどこでも世界中の出来事がすばやく見られます。
マックノートも南半球で撮影されたものがリアルタイムで見えます。
マックノート彗星(ここをクリックして南半球の壮絶な彗星の姿をご覧ください)

20070114
マックノート彗星
天文現象では、マックノート彗星が太陽に近づいている。
肉眼でも双眼鏡ぐらいで見えるようです、昔のウエスト彗星のような感じです
SOHOの太陽望遠鏡ではスバラシイ姿を見せています、あれが夜見えればいいなと
思いました。
惑星屋さんの私は木星のこれからの動向が気になります、SEBのところに黒い斑点がある
SEB撹乱がはじまる兆候のようですが日本ではシーングが悪く良く見えません
情報は主に海外のネットおよびBBSから入手するしかないようです、土星を撮影してもシーングが悪く
詳細が見えてきません、今のところ白斑などは出てないようです。
昨日、今巷ではやってるミニヘリコプターを購入しました、おもちゃ屋へいってコーナーをみましたら
おじさんがうろうろしてヘリコプターを手にとっていました、ターゲットは熟年層のようです。
結構面白いものでラジコンで上下左右を航行します、暇つぶしとストレス解消にはもってつけです。


20070105
DMK21カメラのHa太陽画像のファーストライト
新年も5日すぎになり本格的に仕事が始まりました、太陽は前よりも活動的になってきました。
DMK21カメラのアダプターもでき白黒で撮影できるようになりました。
ToUcamより解像度があるような気がします。感度が大変高く1/10000secのシャッタースピードで
撮影できました。シーングが悪く少し波打っていますが、これからの課題です。
新春初乗りにいってきました、暮れは、忙しくライダー出来ませんでした、新春の風に誘われて40〜50km
ぐらい無理をしないでならし運転のようにノンビリと走ってきました。積算距離は4000kmをオーバーし何とか
つづいています。サイクリングロードでは、色々な人が思い思いに走っています、夫婦づれやロードの好きな
カップル、後ろに荷物をしょって遠乗りの途中の青年など大きな声で挨拶していきます。
実にすがすがしい気分で、天文とは違った醍醐味があります。私も3年目になるのでそろそろグレードアップを
候補はキャノンデール、インターマックス、あたりのデユラエースなどその下の105などもいいです、やはり人力
ですが、伝達のロス率が全く違います、重い自転車ほど(ママちゃり)ロス率があります、カーボンの7Kgぐらいの
ロードバイクは35km〜40kmぐらいで走行しても全く疲れを感じない代物です。健康のためつづけていきましょう。
おかげで年の割にはドックで引っかかってません。

20070103 PST+DMK21AF04
ラチチュード(階調)が広くプロミネンスもつぶれない。
新春サクリングの途中休憩
群馬県庁が見える

20070101
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
ことしは、元旦から天候もよく初日の出が見えました毎年、今年は良いことがあるようにと近所の氏神様へ初詣
にいきましすが、変わったことはありません、毎年平凡な年越しが出来るのがいいことです。
今年も、健康で、安全に一年遅れればいいです。
今日は朝早く初日の出を見るため近くの橋の上にいきました、昨年とは違って快晴でした、太陽がこうこうと昇ってきた、のは崇高な感じですいつも星の撮影の帰りに日の出は見ているのですが、何が新年と言うと違った思いがします
これから氏神様に初詣です、毎年目標を決めるのですが2%も実行できません、今年こそはと何十年いいつづけています、今年も同じくいいつづけるでしょう。
例年どおり上州路を朝から実業団駅伝が走りました、私の家から1分ぐらいのところを走るのでカメラを持って出かけました、高崎〜伊勢崎区間22kmの花の2区です、流石速いですね、全速力で走ってるようです、寒くないのか心配
ですね、小生などジャンバーとニット帽子で応援です、皆さんがんばってください。
※相変わらず太陽は黒点なし、土星はシーングが悪く撮影困難です。

崇高な初日の出今年の出発です。 恒例の実業団駅伝