■■信頼の確立■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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信頼はあらゆるものの根幹であり、信頼なくして国は成り立ち得えない。信頼は個々人が創造力を存分に発揮し、その属する組織の活動を通じて社会との接点を見出しえた時に生ずるものである。新しい信頼関係の創造を目指して改革を推進する。 |
■■民間活力の発揮■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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生産性の向上こそが、人口減少下で国民一人ひとりが豊かになれる源泉である。これには低生産性産業と公的部門の生産性を改善させることが肝要である。小さな政府のもとで民間の活力を活かすために、政治、行政、経済、社会のあらゆる分野における構造改革の推進をはかる。 |
■■人材の育成■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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新しい時代の課題に果敢に挑戦し、創造的に新しい国づくりに邁進することのできる自律した人材の育成をはかる。生産性運動は、人材の育成に資するという側面を本来的に持つものであり、このため、個々人が潜在能力を十二分に発揮できるよう、教育改革をはじめあらゆる条件整備に取り組む。 |
■■四つの生産性■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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以上の方策を実現するには、知力、民力、環境力と組織の信頼に結びつける四つの力が重要になる。この力を知識生産性、社会生産性、環境・資源生産性、総合生産性として定義し、これを高める活動を展開することが二十一世紀の生産性運動である。 |
[財団法人社会経済生産性本部(現:日本生産性本部) 2005年3月1日] |