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このページではGarnetのオリジナル曲の歌詞をいくつかご覧いただけます。
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♪=MP3ショートバージョンデータ、公開中
■=Garnet CD「子守唄のように」収録
■=Garnet CD「風に歌う」収録
■=Garnet CD「夕空詩集」収録
■=ごち会 CD「サウザンズ・オブ・スマイルズVOL.3」収録
■=CD未収録
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借りてるだけの星
(赤城自然塾イメージソング)
Word&Music 加藤和広
ぼくらが生まれる ずっと前から
この星はここで 回ってた
歴史が始まる ずっと前から
この星は青く 輝いてた
地球はぼくらの所有物(もちもの)と
いつしか思っていたけれど
借りてるだけなんだ 海も空も陸も
やさしい地球から 水も風も土も
未来の子供に きれいなままで
この星を渡す 務めがある
地球の青さよ とわに続けと
ぼくらが思えば きっとできる
植物 動物 さかなたち
みんなのささやき 聞こえるよ
「借りてるだけなのに 海も空も陸も
やさしい地球から 水も風も土も」
借りてるだけなんだ 海も空も陸も
やさしい地球から 水も風も土も
少しずつ少しずつ Word&Music 加藤和広
あたたかくなり過ぎた 空気に包まれて
ぼくたちのこの星が 今 泣いている
北国の氷が溶けて 海の水が増えて
珊瑚礁の島々が 沈みかけている
石油を燃やし続けて 煙をちらし続けて
このまま過ごしていると 未来が切な過ぎる
ぼくたちに ぼくたちに 今 できることは?
ぼくたちに ぼくたちに 今 できることは?
ひとりひとりができることはささやかだけど
大きな河だって もとは 一粒の水
つまらぬいさかいなど やめて話をしよう
今ならまだきっと きっと間に合う
シャワーを流し続けたり 電気を無駄に使ったり
そんな暮らしを皆で 少しずつ気をつけよう
少しずつ 少しずつ 今 できることを
少しずつ 少しずつ 今 できることを
少しずつ 少しずつ 今 できることを
少しずつ 少しずつ 今 できることを
ぼくたちに ぼくたちに 今 できることは?
ぼくたちに ぼくたちに 今 できることは?
いのちのきらめき Word&Music 加藤和広
子供たちはみんな 見るもの何もかも
すてきな おどろきで 眺めているよ
樹木の色 季節の草や花
虫や魚のすがた
雨上がりの太陽のにおい
はばたく鳥の声
ふとしたことにも 心をときめかす
やわらかな子供の胸を いのちがふるわせる
ささいなことにも 瞳をかがやかす
子供の目を 誘うのは いのちのきらめきさ
いのちのきらめきさ
ぼくらも同じように 子供たちのように
ゆっくり歩いたら きっと見えるよ
風に揺れるいくつもの花びら
人、それぞれの顔
犬や猫のほほえむ口もと
働く蟻の群れ
みんながみんなが いのちを持っている
この空のもと同じように いのちをかかえてる
ここにもここにも いのちが生きている
がんばって そう がんばって
明日を 見つめてる
明日を 見つめてる
明日を 見つめてる
はじめまして Word&Music 小池秋彦
はじめまして 君のパパだよ はじめまして 君のママよ
そしてこの日生まれて来た ちいさなひとつの命
はじめまして 君のパパだよ はじめまして 君のママよ
この日のためにがんばって来た ちょっと辛い日もあったけど
君がいたから希望が持てた 君がいたから未来が見えた
君のすべてがはじまった 楽しいこと 辛いこと 悲しいこと
負けないよう たくましく 強くなれ パパとママがそばにいる
そのちいさな両手いっぱいに しあわせを握り締めているんだね
いつまでも 大きくなっても そのしあわせを離さないで
このちいさな両足で 大地を踏み締めて歩いて行く
まっすぐに道をそれないように 一歩一歩 すこしずつ
君を守るため 強くならなくちゃ 君を守るため なんでも出来る
もしこの世に本当に 神様がいるとしたなら
どうぞお願い聞いてください たったひとつのこのお願い
この世のすべての子供たちが どうぞ本当にしあわせになるように
どうぞいつまでもいつまでもずっと見守ってくださいな
はじめまして 君のパパだよ はじめまして 君のママよ
そしてこの日生まれて来た ちいさなひとつの命
どうぞ どうぞ よろしくね
ナタリー Word 川島裕次郎 Music 加藤和広
マロニエの花 セーヌのほとり
川面を 見つめて あなたがつぶやいた
「生まれて来る子が 女の子ならば
君によく似た ヘイゼルの瞳さ
ナタリー ナタリー
その子を そう呼んで欲しい」
木枯らしの朝 古い銃を取り
あなたは出て行く レジスタンのために
あなたとよく来た 古いカフェテラス
小さなナタリーに 想い出を語る
「生まれて来る子が 女の子ならば
君によく似た ヘイゼルの瞳さ
ナタリー ナタリー
その子を そう呼んで欲しい」
パリから届いた 短い手紙
必ず帰るよと 書いてあったのに
「ナタリー ナタリー
その子を そう呼んで欲しい」
パリから届いた 短い手紙
必ず帰るよと 書いてあったのに
みのわの里ときつねの歌
(創作野外劇「みのわの里のきつねの嫁入り」イメージ曲)
Word&Music 加藤和広
みのわの里は花のふる里
風の穏やかな歴史の里よ
夜ともなればお城の跡で
きつねの声の聞こえる里
ほら
耳を澄ましてごらんよ
耳を澄ましてごらんよ
こーんこーんと聞こえるよ
人ときつねはこの山里を
昼間と夜とで住みわけしてる
兵(つわもの)たちの儚き跡に
野菊が咲いてわかりあえた
そう
だからこちらにきつねを
だからこちらにきつねを
こーんこーんと呼んでみる
今日はきつねの嫁入りの日で
みのわの里じゅう賑やかになる
きつねと人が「高砂や」
うたい踊りて共に過ごす
どうか
何れも祝ってくれまいか
何れも祝ってくれまいか
こーんこーんとご一緒に
こーんこーんとご一緒に
日の丸の戦闘機 Story 小林 喬 Word 川島裕次郎&加藤和広 Music 加藤和広
日曜の朝 僕たちは 学校の庭に集まって
日の丸の小旗握りしめ 青空を高く見上げてた
遠くから飛行機の 爆音が聞こえて来ると
僕たちは気持ち昂ぶらせ みんなしてざわめきあった
日の丸の戦闘機 僕たちの国の戦闘機
おとなも子供も 小旗はためかせ
バンザーイ! バンザーイ!
・・・誰もが思いっきり 叫んでた「バンザイ」
僕たちの校庭を 見下ろしたその飛行機は
青い空をぐるりぐうるりと 大きく三回 回った
そしてそのあと飛行機は びっくりするくらい低く飛んで来て
操縦士のお兄さんが僕たちに 手を振ってくれたのが見えた
日の丸の戦闘機 僕たちの国の戦闘機
最後に翼を 右に左にと・・・
ゆっくりと! 揺らせてさ!
・・・あれはそう 飛行機の さよならの 合図
帰り道 田んぼ道 ぼくらは飛行機をまねて遊んだ
そんなとき 涙流してるあの子にふっと気づいた
さっき来た飛行機の 操縦席から手を振っていたのは
泣いているあの子の優しい大好きなにいちゃんだった
日の丸の戦闘機 あの子のにいちゃんの戦闘機
どこまで行くのかなぁ 本当に帰って来ないんかなぁ
・・・おうい!
・・・おうい!
・・・僕らはもう一度 青空を見た
・・・僕らはしょんぼりと 青空を見た
8月15日の空
(2005年・戦後60年記念企画「NIPPONのうた」受賞曲)
Word りすにゃ Music 加藤和広
往く夏は紅く モノクロの遠い記憶
静かに静かに染めあげる
遠くなる昭和 消え残る幻燈画
あなたの時間は止まったまま
ねぇ青い空の果てに祈りはとどくの?
あんなにもこの国を愛したひとたちへ
今年もまたあのときと
ああ同じ夏の空
帰らない過去をそっと辿ってみれば
色褪せたあなたが微笑んだ
薄れゆく時代 振り返ることさえも
いつしか出来なくなりますか?
ねぇ青い空の下で散らした命は
過ぎてきた悲しみを[*この国に幸あれと]今も語りかける
今年もまたあのときと
ああ同じ暑い夏
ねぇ青い空の果てに祈りはとどくの?
あんなにもこの国を愛したひとたちへ
今年もまたあのときと
ああ同じ夏の空
ああ同じ夏の空
[*]NIPPONのうたバージョンの歌詞

月のうさぎ
(2006年・地球屋「ちょっと変な音楽祭」群馬テレビ賞受賞曲)
Word りすにゃ Music 加藤和広
春の霞む宵闇
朧ろ浮かぶ満月
君と指をつないで
空を見上げたあの日
月にうさぎ 見つけて
君は何を祈った?
無邪気な笑顔に ぼくは誓った
君をずっと 守ってゆくと
秋の冴えた月影
雲ひとつもない空
遠い祭囃子に
耳を澄ませたあの日
月にうさぎ 見つけて
ふたり歩く畦道
虫の音 すすきの 囁く声が
君とぼくを 包んでいたね
時はめぐり 幾年(いくとせ)
恋も夢も 移ろい
今でも 輝く 月を見るたび
あの頃の君を 探しているよ
幸せ呼ぶという
月のうさぎは・・・
今宵は誰に 微笑むのでしょう
馬場川通りの風景 Word&Music 加藤和広
馬場川の通りの風景 いつまでも このままで
50号線のケヤキ並木から 坂を降りてゆくと
お気に入りの小さな お店の並ぶ通りが
いつも私を迎えてくれる
何かがあると思い出すように ここに来たくなるの
なじみのお店のぞいて 話に花を咲かそう
ささやかなしあわせ見つけましょう
なつかしく あたたかく さりげなく こころよく
新しい風もかろやかに そよいでる昼下がり
小さな川に寄り添うように のびる遊歩道
ブロンズ像の少女や 泳いで遊ぶアイガモ
道行くひとはみんなおだやか
なつかしく あたたかく さりげなく こころよく
ガス灯も やさしくともり たそがれもさざめくよ
なつかしく あたたかく さりげなく こころよく
馬場川の通りの風景 いつまでも このままで
馬場川の通りの風景 いつまでも このままで
風光る クリーングリーンエコのうた Word&Music 加藤和広
風光る 緑の山のふもとに
夢光る みんなの笑顔を集め
花光る まほろばの国をきっと
僕たちで作ろう
ひとり静かに持っていた 夢がだれかに伝わって
別のだれかが知恵を出し 何かがはじまる
風光る 緑の山のふもとに
夢光る みんなの笑顔を集め
花光る まほろばの国をきっと
僕たちで作ろう
忘れかけてた森の声 聞き逃してた川の歌
ここにあふれる宝物 みんなで育てよう
そうさ Something New ここで見つける何か──
だから Something New 未来のために 力をあわせ──
風光る 緑の山のふもとに
夢光る みんなの笑顔を集め
花光る まほろばの国をきっと
僕たちで作ろう
風光る あかぎの山のふもとに
夢光る みんなの笑顔を集め
花光る まほろばの国をきっと
僕たちでここに作ろう
僕たちで作ろう
僕たちで作ろう
かげろう
for Yujiro Kawashima Word&Music 加藤和広
8月の青空に あの人がのぼってく
照りつける太陽に 蝉の声がゆらいで見えた
まっすぐで不器用な あの人がのぼってく
やさしくておだやかな 笑顔を残して
ああ さよならを さよならをこんなにも早く・・・
ああ さよならを さよならをこんなにも早く・・・
誰もみな 言いたくはなかったよ ほんとだよ
あの人の照れ笑い 聞こえた気がした
あの人の想い出が 次々と波のように
押し寄せて押し寄せて 涙が止まらない
ああ ゆっくりと ゆっくりとおやすみなさい
ああ ゆっくりと ゆっくりとおやすみなさい
8月の青空に あの人がのぼってく
煙突のかげろうに 大きく手を振った
ありがとう さよならと 大きく手を振った
八ツ場にて ---YANBA nite--- Word&Music 加藤和広
国道を動かして 鉄道や駅も動かして
そこで暮らすひとたちの 生活の場所も動かして
ダムが出来るという ダムをつくるという
そこで暮らすひとたちの 心はどうなのだろう
この川のずっと下流の街で暮らしている
私たちの水のためにここにダムをつくる
必要なのかな 本当なのかな
紅葉の渓谷を見て 胸が苦しくなった
関心がなかった 看板の文字も見過ごしてた
「ダムに沈む温泉」と 駅前にずっとあったのに
関係ないことと 思っていたことが
今さらだけど悔しくて 自分を責めたくなった
この山に手を加えて引越し先を作る
温泉の町ごとそこに 動かすのだと言う
簡単なのかな そんなはずないよな
生きてる町並を見て 胸が切なくなった
もう遅いのかな まだ間に合うかな
もう遅いのかな まだ間に合うかな
吹いてる風の流れが 変わって行けばいいな
吹いてる風の流れが 変わって行けばいいな
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