第44話 べっち的馬券術(2) (2001.11.25)


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第26話でもお話したが、べっちは競馬が下手である。 馬に乗るのが下手だという意味ではなく、馬券で儲けるのが下手なのである。 (←2回目)

もうこの秋はワイドで買っておけば全勝なのに、全く当たらない。 今日JCは、当てに行くつもりでワイドに手を出したのだが、メイショウドトウ来ないし! 何で来ないしっ! もう、ダメでおじゃる。

(べっちはすっかり自信をなくした……)

今日は、なぜ当たらないのか反省することにいたしました。 まず私は、「先入観」「思い込み」が過剰である。 例えば、JCは3歳馬は、絶対来ないものだと信じ込んでいた。 理由なんて全くない。 ただあまり来た例がないという単純な理由だ。 それだけのことで、3歳馬のことは全く考えもせずに「力不足」と決め付けてしまっていた。 今日勝ったのは3歳馬、ジャングルポケット。 ゴールした瞬間、べっち理論は崩れ落ちた。 ちなみに1ヵ月後の有馬記念は、必ず3歳馬が絡むとか、JCで上位に来た馬は来ないとか法則があるが、去年見事に崩れ落ちた。

また一番いけないのは、テイエムオペラオーはたいして強くないと思っていたことだ。 そのたいしたことがないと思っていた馬が、去年負け無しのとんでもない活躍をしたものだから、今の馬はレベルが低いと思い込んでしまっていた。 よってJCは、外国の馬が絶対に絡むと思ってしまったのが大きな間違い。 1着〜5着まで日本の馬だもんな。

とにかく、オペラオーとジャングルポケットの組み合わせなんて、私の中ではあり得なかった。 しかしそれが現実のものとなった。 しかも馬連の配当は710円。 単勝は420円。 お客さんはよくわかっていらっしゃる。

というわけで、私はしばらく馬券を買うのはやめる! どうせ当たらんし。 でも予想はする。 買わないと結構当たる。 買うと外れる。 これさえ我慢して、金かけないで当たったのを喜べるようにがんばる! まあどうでもよいが、また十番勝負やるので、みなさん参加してね。

結論: べっちは競馬がホントに下手である。 馬に乗るのが下手ではなく、馬券で儲けるのが下手。 (←3回目)


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