ゲームあれこれ


同人ソフト

私は、同人ソフトが好きである。ゲームとは本来遊ぶ側の人間のために作られていると思っているが、製作者側が面白いと思わないで、遊ぶ側が面白いと思うだろうか? この問いかけにたいし、「思う!」と答える方も多くいると思うが、私は「思わない!」と答えたい。 同人ソフトとは、製作者側が楽しんで作っているものがほとんどである。そのため、その思い入れが ひしひし と伝わってくるのである。 そんなわけで、私は、良くこういう言葉をのたまったものだ、

「下手な市販ゲームより、同人ソフトのほうがよっぽどおもしろい!」

逆に、製作者側の立場で作られているため、大衆向けではないという欠点も持っている。もともと、大衆向けに作ってはいないため、それは欠点ではないと言う人もいるが。
ちなみに、私の経験では、自分の作ったゲームがあまり面白く思っていなかったが、周りには予想外に好評だったこともあった。不可解だった。

INDEX

NEC PC-9801/21シリーズMS-DOS用
MicrosoftWindows3.1

ちゃごろく

ちゃごろく
©ELEMENTAL SOFT 1994
かの有名なELEMENTAL SOFTの作品。赤ずきんチャチャをモデルにした双六ゲームだ。最大3人までプレイ可能。PC-9800シリーズMD-DOS用なので、現在ではなかなかプレイできない。 キャラクターの可愛さもさることながら、ゲーム自体も良くできていて面白い。使用できるキャラクターは、チャチャ、リーヤくん、しいねちゃん、やっこちゃん、お鈴ちゃん、マリンちゃんの6人の中から選択できる。キャラクターによって発生するイベントの結果が異なったりもする為、キャラクター選択もゲーム進行上の戦略となる。 3人集まったらこのゲームで盛り上がること間違いなしだ。
私がこのゲームを手にしたのは、いつぞやのコミックマーケットだったが、購入したフレキシブルディスケットには、ちゃごろくだけではなく、おまけのCGデータや、KISSデータも入っていてサービス満点だった。



東方夢時空

東方夢時空
©ZUN/AmusementMakers 1997
東方Project第3弾。巫女さん対戦シューティング。東方夢時空。PC-9801シリーズMS-DOS用のゲームだ。第3弾ということは、シリーズが存在する。 第1弾は「東方靈異伝」第2弾「東方封魔録」第4弾「東方幻想卿」第5弾「東方怪綺談」。第一弾は、アクションゲームで第2弾以降は全てシューティング。
しかも、いずれも巫女さん(博麗靈夢)が主人公だ。(これがまたいい)そして、画面を埋め尽くす弾の数も生半可な弾の数ではなく、その弾幕は、芸術的に美しい。どのシリーズもすばらしい出来だが、私が最もすきなのは「東方夢時空」だ。
ゲームシステムは、対戦型のシューティングで、☆ティンクルスター☆スプライツを思い浮かべれば想像がつくだろう。だたし、弾の多さや弾幕の熱さは怒首領蜂レベルだ。見た目の可愛さとは裏腹に、シューティング魂を熱くさせる要素ももっている。(あついぜあついぜ、あつくて死ぬぜ)
とにかく凄い。PC-9800シリーズMS-DOSでよくもここまでの処理ができたもんだ。 私的にはこのゲームの全ての要素が、そのヒットした。(全てを知り尽くしたわけではないが)寸分のズレもなくストライクだった。 特に、会話の中に時折見せる竹本チックなところがお気に入り。 このゲームのためにMS-DOS環境は未だに保たれている。



かくれんぼでGO!

かくれんぼでGO!
©System Down 1994
赤ずきんチャチャのかくれんぼゲームだ。制限時間内(昼休み時間内)でうらら学園内に隠れた生徒(と教師)達をすべて探し出すのが目的だ。
マインスイーパーでは爆弾に遭遇したら負けだが、これはその逆で、遭遇してこと勝ちとなる。
探索の方法は2種類あり「歩いて探す」方法と「ほうきで探す」方法があるが、これを戦略的に使い分けないと時間内に生徒達を見つけ出すことが出来ない。
ちなみに「ほうきで探す」は、箒で草などを掻き分ける探すことではなく、箒にのって空から探すことだ。広範囲にわたって探索できるが正確な位置を特定することは出来ない。
ある条件が揃うとマジカルプリンセスに変身できるらしいが、私はまだマジカルプリンセスに変身させたことがない。



魔導赤ずきん

魔導赤ずきん
©お茶ズル工房 1995
赤ずきんチャチャの魔導物語風RPG。キャラゲーではあるが非常によき出来ている。ゲームシステム自体は魔導物語とほぼ同一なので、そちらを知っていれば何の抵抗も無くPLAY出来るだろう。
登場キャラクタやMAP構成などは同人ならでわの内容がてんこもりでVeryGoog!だ。特に"セガ好き"にはたまらない内容であろう。
実はこのゲームはシリーズもので、続編に「魔法騎士物語」、「魔法騎士物語Final」がありゲームシステムやシナリオもパワーアップしている。「魔法騎士物語」からは主人公が魔法騎士(マジックナイト)が主人公となる。
これらの3作品はNEC PC-9801/21シリーズMS-DOS用としては、個別にリリースされたが、Windows95版では「魔導DeluxePack」として3作まとめて移植されている。



友人を殴れ

友人を殴れ
©D.K.Syncro研究所 1995,1996
アホだ。あまりにもアホだ。しかし、あまりにも面白い。もしかするとゲームの原点とは、こういうものにあるもかもしれない。
冒頭より失礼。D.K.Syncro研究所の EVAN-WORLD VOL.2 に入っているゲームのひとつだ。Windos3.1以降で動作する。ゲーム内容は タイミングに合わせてひたすら友人を殴るというもの。制限時間内に何回殴れるかを競うのだ。 手加減して殴ろうとすると 友人の「まった!!」と一喝さて止められてしまう。思いっきり殴らなければならないのだ。
EVAN-WORLDには、ミニゲームが、2つずつ入っており、VOL.1には「目標をセンターに入れてスイッチ」、「冷蔵庫からビール」があり、VOL.2には「友人を殴れ」、「エヴァ弐号機着艦」がある。ゲームこそ単純であるが、何気に熱中してしまう何かを持っている。



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