天文徒然草

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20121109
winjupos
惑星の観測(特に木星)をしていると観測撮影が木星の自転周期よりおそくなるので
どうしても解像度の良い写真をとろうとすると3000枚を3セットで10000枚近く撮影
するので10分ぐらいかかるそうすると木星の自転周期が早いのでコンポジットしたとき
ぴったり合わず流れてしまいます、そこで最近話題になっているwinjuposをためして
みましたが効果があるかないかは見方によるものでこれも一つの方法くらいです

winjuposで2500枚(Y800)を3セットをautostokerでコンポジット
してTIFファイルに変換してレジスタックス6で画像処理
ステライメージでLRGBで処理(上記にRGB画像をコンポジット)

20121025
月面のクレータ
久しぶりに月面を撮影した、シーングがあまり良くないのでピントが合わない
ときどき細部が見える、夏のシーングのよいときならもっと見えるのに
データ 25cm F8 コリメート撮影 DMK21AF02 EXT XP24mm

ティコ 遠くから見ると光の筋が見える
直線の壁 夏の下限の時期にこの場所をみるとすっと見てもあきがこない
グラビウス 月面で一番きれいな場所である二次クレーターも見える
コペルニクス 月面を小さな望遠鏡で見ると最初に見るのがこのクレーターです

20121021
大きなプロミネンス
大きなプロミネンスがでていました
しばらくの間太陽面はおとなしかったですがここにきて活動がまた活発
になってきました、そのうちに肉眼黒点が出現するかもまた巨大フレアー
もでるかも太陽から目が離せない

20120924
金星の太陽面通過
金星の太陽面通過から3か月以上たちました、あらためてあの時の感動がよみがえり
ますそれというのも10月号のスカテレに金星の太陽面通過の特集がでていました
あらためて読んでみると自分で忙しく撮影した写真で不鮮明なものでもその時遭遇した
ことへの感謝を持たなくてはならないということである。
次は2117年と2125年とても生きてない
未来の天文家にむかって次の文章があった
the 2012 transit of Venus that I hope that these future astronomers
are proud of our accomplishments and are grateful for our attempt.
実にそのとうりで先人の経験したことを未来の天文家が誇りに思う
約100年後の太陽面通過はどうなってるだろう

あらためて前の画像(ミューロン210mm キャノンEOSX3)ソーラーフィルター

20120919
木星
木星が見ごろです

20120901
木星が見ごろになってきました
木星が明け方南中してます、明け方は割とシーングが
いいので観望によいです
いまNEBが前よりはっきりしてきました前は全く見えませんでしたが
これからどう変化するかが楽しみです
太陽はいまのところ静かでフレアーも Cクラスのわりと小さいものです
又大きな黒点がでくればフレアーも大きなXクラスが出現するでしょう

データー 2000mm反射赤道義 DMK21AF24 700フレームスタックです
      処理ソフトは定番の レジスタックスとステライメージなど

20120821
電波望遠鏡
臼田の宇宙空間観測所の電波望遠鏡はとにかくでかいですあれでハヤブサを追跡
して無事地球に帰還させたのはすごいです。
野辺山の観測所の電波望遠鏡もでかい(45m)ですが臼田は65mぐらいあります
わずか20メートルの差ですか面積でいくと4倍くらいの大きさがあります
ゲストルームにははやぶさの模型もありました、またあの場所は山を切り開いて
道路をつくり市街地から16kmぐらいはなれた山中にあります野辺山観測所は
道路(141号)から2kmぐらい入ったとこですがでもあれでどうやって追跡するのか
全くわかりません

国道141号から山の中を16kmぐらい入っていくと突然巨大な物体が姿を現す
そばに行くと相当でかい作りがきれいです
野辺山の望遠鏡まるでスカイツリーと東京タワーのようです

20120819
太陽黒点
毎日太陽活動が活発でありますが太陽観測は暑さとの対応がよぎなされます
やはり一時間に15分くらいは休憩しないと熱中症になります
きょう以降は太陽黒点がほとんどありません後一週間ぐらい待たなくては
大きな黒点は現れないでしょう

画像処理によりグリーンに色付けした

20120811
太陽の粒状斑
シーングの良い時には太陽の表面にぼつぼつの粒が見られますこれが粒状斑で
シーングの良い時しか見えません地上のお湯の沸騰のようなものです
先日シーングの良い日がありましたので試しに65mmの屈折で撮影しましたら
きれいにではないですが存在くらいは移りました、Haの写真と違って可視光線の
撮影はまた違った趣があります
このところ太陽も色々な面白いところを見せてくれます
アストロソーラーフィルターでは(下の大黒点写真)あまり粒状斑は出ないようです
惑星撮影と同様にいかにシーングの良い時を狙って撮影するかによります

データー
65mm f1000mm タカハシセミアポ 大変古いもの
グリーンフィルター & NDの減光用フィルター
DMK21AF04 カメラ
レジスタックス & ホトショップにて処理

20120725
木星のNEBの攪乱の様子
木星のNEBのベルトが攪乱されているすこし青みがかった
フェーストンがでているまえよりもベルトらしくなってきたので
元に戻るような気配がする、しかし木星シーズンの開幕
に近くなるとなにが起こるか予知できない

木星のNEBの攪乱の様子
SEBはしっかりしているが
NEBはこれからどうなるか
楽しみです

20120710
大きな黒点出現
久々に大きな黒点が出現しました、宇宙天気予報によると数時間ごとにCクラスのフレアーが出現
時々Mクラスのフレアーもでてます、Xクラスが出るのを期待したいです(障害がおこるかもしれない)
太陽風も活発でプロトン現象が起こってます
Mクラスが発生した活動領域(1520)あたりはまだ目が離せませんでもこれから天気が悪くなり雨模様が
つづくようです

20120705
太陽活動
このところ太陽の活動が活発である肉眼黒点くらいの大きな黒点も出現している
SOHOでの太陽のフレアーの写真などすばらしいものがあるが自分が観測を
打ち切った瞬間にフレアーが出たときは大変である後悔する
この写真もプロミネンスがすごいがこれ以上のものが出現する可能性もある

20120622
プロミネンス
金環食や金星の太陽面通過の狂想曲もおわりやっと一息つくこの頃です
気が付いてみるともう初夏です夜は夏の星座がみえてます夕方、火星と土星が
南中しています、しかしどうしても夜になるとくもってしまいます
明け方は木星と金星が仲良く並んでます、
本日の太陽は大きな黒点が沈んでしまったので全く太陽面にはなにもないです
プロミネンスが二か所かろうじて出現していました。

20120607
金星の日面通過
6月7日に金星の日面通過があり大変珍しい現象ですが素人受けは金環食のほうがします
この日は台風が伊豆半島へ接近するため関東、東北などはくもり、あめの予想です
そのため時間ごとの天気予報に東奔西走させられるはめになりました
結局、富山県の魚津市まで遠征しました、幸い雲があるものの朝から太陽が顔おだして
何とか金星が太陽の中へはいった証拠写真ぐらいは撮影できそうでした、その頃
前橋は雨という情報が入ってきました
朝の7時から午後2時までの長丁場です悔しいことに各接触のときに雲に阻まれてしまい
ましたが、撮影できただけでもよしとしましょう

金星が太陽の中に入るところ
第二接触うすぐもり
Haで撮影した太陽の写真
金星が黒く見えます
太陽だけでは味がないので
金星の日面通過の観測
風景


20120524
金環食
25年ぶりに日本で金環食がみえました、前回は沖縄でみてからあっという間に25年
月日の経つのは早いものです、
天候にもめぐまれきれいに見えました、今回は写真よりも眼視でということでカメラは
一つにしてサングラスでずっと見ていました
Haで撮影したベリービーズですプロミネンスも少し見えてますまだ整理ができてませんでの
でとりあえずの写真です

20120502
新天文台が完成しました
やっと第二世代の天文台が完成しました
ドームはFRP樹脂です
外壁は木造の鎧張りで真夏の熱を逃がすようにしてあります
内部は換気扇がはいってます
グリーンの看板が目立ちます
一人で観測するにはちょうどいい大きさです

20120419
第二世代 天体観測所製作(2.5mドーム)
第一世代 天体観測所も20年以上使用して老朽化しましたので
第二世代 天体観測所を作ろうと思い家の敷地の中の場所を検討
した結果視界の良いところを見つけましたのでそこに決めました
二階建ては鑑賞にはいいのですが機動性が全くないので
一階建ての観測所にしました自動車がドアのところまでつけられ
機動性は良いですまだ完成してませんがおよその形ができました
受けてくれた大工さんは(清雄工務店)は観測所を4個ぐらい製作
してますので図面を引かなくても大体わかります中のピラーの不動点
までお任せできます完成したら第二世代観測所で観測開始できます

20120118
写真ではあらわせないプロミネンスの美しさ
太陽活動が活発なので大きなプロミネンスがでてました
CCDカメラでさつえいしましたが実際に望遠鏡で見たプロミネンスとは明らかに
違っています、階調も貧弱で8ビットの256階調ぐらいです特にカラー画像は貧弱です
これをビジュアルに近づけるかが画像処理の技術ですがレジスタックスだけでは表現
できないです
実際の印象派大きなプロミネンスで言えば蜘蛛の細い糸が太陽光に当たって赤金色に
輝いているような感じです、16ビットぐらいの階調が必要でしょう
処理した写真はプロミネンスが写ってるだけで輝きがでていません難しいです

プロミネンスの全体像(上が東)
プロミネンスの拡大(実際はもう少し炎が繊細で赤金色に輝いている)画像処理では表せない

20120112
太陽のフレアーがでました
太陽のフレアーがまるでスポットライトのように閃光を放って出現しましたわずか30分ぐらいで
消えてしまいます、あちこちで光ってます

左上に明るくなってるところがフレアーの発生場所
9時34分にはまだフレアーは発生していないが少し軽くなっている
10時8分には実際は閃光をはなって太陽の表面にダイアモンドが輝いてるようです画像では輝度は
でない
閃光がスパイラルを描いて上昇しているように見えますはっきりとはわかりませんが

20120107
太陽の全体像のあれこれ
全体像を撮影しておくとその日の太陽活動が手に取るように見える
本当は毎日撮影できればいいのですがそうもいきません
結構よく出来るこれはお試し品です
EOSkissでよいと思いましたがこちらのほうがいいかも
見苦しい.comがついてます

20120103
新しい年がやってきました
相変わらず天文です、少し変わったのが夜から昼へシフトしてしまいました
夜は大変で昼間の太陽が面白いです今年は昨年以上に太陽が活発になるでしょう
金環食もあります、皆既日食もあります今年はすばらしいプロミネンスを狙います
火星も小接近で面白いです。

にぎやかなプロミネンスです、今は回りじゅうにプロミネンスがでてます
黒点も大きいのがでてます普通の望遠鏡で黒点を見るのもおもしろいでしょう
全体像を撮影するのに試行錯誤してましたが、やっと結果がでました
撮影機材は、色々ためしました(ニコンクールピクス990、オリンパスカルディア、カシオ3200などを試しましたが解像度がいまいちでカルディアはよいので
すが画像自体の容量が小さく伸ばすとピクセルが見えてしまいます
そこでキャノンイオスkissX3を持ってたのでそれにカサイの2倍バーロを
つけて撮影するとちょうどよいおおきさになります伸ばしても600万画素ある
のできれいです。後は画像処理をよくすれば使用にたえられそうです。


20111216
活発な太陽面
太陽観測は夜の天体観測に比べ健康によい
とりわけHaで見る太陽はすばらしい躍動する太陽面が
手に取るように見えるただ冬なのでシーングは最悪です
観測は午前中がよい
PSTの4cmとソーラマックスの6cmはわずか2cmの差ですが
結構見え方に違いがあります、またダブルスタックにするともう
大変コントラストが上がってすばらしく見えます
又スタックすると3Dのように立体的に見えるのも目の錯覚でしょうか

太陽望遠鏡
コロナドのソーラーマックス2
ソーラマックスとマックス40の
ダブルスタックで撮影
DMK21AF04
立体的に見えます

20111129
デジカメでの太陽撮影
この日は少し曇ってました
ので良く見えませんがかろうじてプロミネンスが見えてます

ニコンクールピクス990
オリンパスカルディア
DMK21camera

20111018
木星も段々と衝(29日)にちかづいて視直径も50秒近くになりました
9時ごろには観測できる好機です
大赤斑も赤く木星らしいイメージです
だだ夏場とちがってシーングが悪く移動性高気圧が東に偏って
きた日が良い条件で撮影できます


20110913
天気が安定してきましたのでシーングもよくなり、木星も夜半には
撮影できるようになりました
今のところ目だった変化はありませんが10月後半の衝にむけて
視直径も大きくなってます又SEBも濃くなってす NEBにバージが
見えます
25cm F8
DBK21AU04カメラ 700枚lスタック
レジスタックスVer6使用

20110830
久しぶりの更新です
全く良い日がなく惑星の撮影も大変です
久しぶりにはれましたので撮影しました
望遠鏡  高橋製作所 ミューロン210
カメラ    DMK21AU04
撮影地   赤城山

20110524
プロミネンス
このところプロミネンスが出始めてきました

20110521
久しぶりに大きなプロミネンス
4cmPST DMK21AF04にて100枚スタック

20110520
土星の白斑の増加
土星が見ごろです、白斑がみえています、日本ではシーングがわるく眼視では
みにくいです
25cm 反射 DMKカメラ 600枚コンポジット

2010092
太陽が活発になってきました
太陽黒点もだんだんと数がふえてきました、普通ならピークに近くなっているところですが、2年くらい遅れています
プロミネンスも見え始めこれからは、太陽観測者にとっては面白い時期にはいっていきます
でも、夏の太陽観測は創造を絶するくらい厚く根気がいります、熱射病との格闘です。
(★観測所のそばを道路が走ってるので振動でなかなか細部がでない)

Haでみた太陽表面
Haでみた黒点
可視光線よりも上層部
を見ているので黒点からでてる
磁力線がわかる
太陽の下層部分の黒点実際の
黒点の観測はこのような形で
行われる。

20100808
木星のSEBの消滅
木星のSEBの消滅が続いています、GRSがなぜかぽっかり浮かんでるようですふだんならSEBの中に
GRSが見えるのですが今年はGRSだけが顕著になってます15年ぶりだそうですが又復活するでしょう
今回はこの珍しい現象を見ておくことが良いです
SEBのあるときと比較して見ます

2009年9月25日の木星ですがGRSのところにSEBのベルトが見えます

20100727日の木星ですがGRSの周りにはSEBのベルトが見えませんので
ぽっかり浮かんでるようです右にBAが見えてます
夏のシーングで肉眼でも良く見えます。
300X または500Xぐらいが良いです写真で見るより良く見えます。

20100704
ダブルスタックフィルター
梅雨の時期なので太陽が顔を見せてませんでした、今日すこし
太陽が見えたので撮影して見ました、
眼視で見た感想はコントラストがあがってダークフィラメントが真っ黒にみえました
成長してリムへ行ったとき巨大プロミネンスが見えればいいです。
シングルフィルターの時はグレーくらいでした、今日はフレアーはなかったのでわかりません
波長が短くなったのでプロミネンスと表面が一緒に撮影できるようになりました
プロミネンスも大きいのはでてないので糸みたいなのが二三本出ているだけでしたが
これが又小さくかわいらしく必死で外へ出ようとしている感じです。
梅雨の時期でシーングも悪くその後にわか雨でした、シーングが安定してくれば
もう少し良いイメージが撮影できるでしょう

大きなダークフィラメントが出ている 黒点は小さいのが一つ
小さなプロミネンスが見えてます
色は擬似カラーです、実際は白黒画像
PSTダブルスタック
DMK21AF04カメラ
レジスタックスで100枚コンポジット
ステライメージ及びホトッショップにて処理

2010616
PSTのアップグレード
PSTが1オングストロームの半値幅なのでプロミネンスなどは0.7オング
ぐらいですから少し波長がずれていますので鮮明にみえないので
ダブルスタックにしました、しかし肝心の太陽がくもりやうす雲でまったく
良く見えませんのでダブルスタックの能力がわかりませんだだ半値幅が
狭くなるとそれだけ暗くなるので肝心のプロミネンスがでてないのでよく
わかりません取り合えずファーストライトで撮影して見ましたが条件が
よくないので同じように見えます

なんとなくよくなったような気がする
PS、イトカワさんちに行ってきたはやぶささんが帰ってきました、数年前にイトカワさんと
騒いでいた時からもう数年たってしまいました、早いものです
小生も途中ではやぶささんがクラッシュしていまったのかとおもっていたら健在でした
でもあのきった張ったの世界は見事です、汎用的なプログラムかな?多分、毎日
プログラムの修正だとおもいますしすぐに直る言語直マシン語のようなものでなくては
軌道修正も間に合いません、あちらが駄目ならこちらと修正するのはもうSEとしては
快楽にひとしくなるのでしょう、リスクマネージメントを最大限生かした勝利でしょう。

20100522
活動が低迷な太陽
活動の低迷がつづいている太陽です、黒点もあまり出現してません
おまけに天気がわるく撮影もおもうようにできず、プロミネンスの出現の
ときは仕事で撮影できません、土日はくもりが多くさつえいできません
昨日雲の間をとおして撮影しましたが、雲をとおしてなので全くプロミネンス
は見えません、今度の日食も太陽活動が低調なのでコロナも長く伸びた
もとになるとおもいます、昨年の中国とくらべて遠すぎるので行くことは出来ません
ダークフィラメントと白くフレアーらしき物が写ってますが雲を通しての撮影です

20100421
画像処理のいたずら
デジタル処理のできる時代になって画像処理も
かなりの真実らしさでできるようになってきた
ホトッショップをつかって蜃気楼を作って見た海のうえにビルが
みえる富山湾の蜃気楼のようである本当は光の屈折ですが
デジタルの屈折です

南の島です
突如としてビル群があらわれました。

天文とはかんけいありません。


20100418
太陽プロミネンスの活動
夜は天気が悪く惑星の写真は撮影できません
昼間の太陽観測の写真の画像処理について、モノクロで
撮影しているので、擬似カラーにて臨場感を出すように処理している
上の写真が処理したもの下の写真が原版です
階調は少し落ちますが太陽のプロミネンスという感じがします
太陽の白い部分は全くヒストグラムがないので表現できません

さくら

20100403
太陽観測
今日は大変大きなプロミネンスがでていた、今までではじめてかもしれない
太陽が活発になってきた証拠かもこうなると私のPSTの半値幅1オングストロームではなく
0.5オングストロームぐらいのフィルターがほしくなるが値段がばか高い、太陽の活動がよくわかる
黒丸は地球の大きさです、さすが大きいプロミネンスですね

20100320
太陽観測
このところ太陽の活動が以前とくらべて活発になってきた
Haでの観測も面白くなってきた、今日は一日中観測所のなかで太陽をみていた
透明度は6/10ぐらいでうす雲がかかっていたが明日が天気予報では雨みたいなので
今日は風もなく陽気もよかった、観測所で一日中太陽観測をしていると汗がでる
じっくり見ていると結構おもしろい太陽のプロミネンスの変化は5分ぐらいでどんどんかわる
一時間もすると全く違う様相をみせる、これが一億5千万キロ先の出来事(光の速さで8分19秒)
とは思えない朝からお昼までのプロミネンスの変化ですがわずか三時間での出来事です
フレアーの場合はほんの数分で消えてしまいますので観測のときは見逃さないように
注意が必要です

9時50分(朝がたは活発であった 10時50分(だんだんと活動がよわくなる)
)(
11時30分(活動が収束に向かう) 12時50分(この時刻になるとほとんどプロミネンスは消える)

20100314
太陽のプロミネンスが活発です
今日は天気も良く風が泣く太陽黒点の観測には好都合でした
よく太陽観測は午前中に行えといいますが拙宅は物置がかげになり午前
10時すぎないと太陽がみえません、日曜なので何かと用事があり観測に
ついたのはお昼ごろでした
いつものようにPSTを持ち出して肉眼で観測しましたが全く何も見えません
CCDカメラを装着しゲインを少しずつ上げていくとうっすらとプロミネンスが見え
てくるもちろんHaなので普通のフィルターでは見えない
その下にダークフィラメント(太陽上にあるプロミネンス)が見えてくる
太陽のリムのところの一転が白く輝いてくるとすう分後にはそこからプロミネンスが沸い
てくるその現象が一億五千万キロ遠くで起こっているとおもうと太陽のものすごい
エネルギーと活動を感じるわずか一時間足らずの記録ですが時系列的に示します。

太陽のプロミネンスの変化

午前11時44分 午前11時51分
午後12時00分 午後12時03分
午後12時25分 午後12時32分
午後12時41分 午後13時9分

20100308
太陽の活動が本格的になってきました
太陽黒点も3個ぐらいは見られるようになり、太陽活動の開始を
示す高緯度の黒点もふえてきました、Haで観測すると太陽のフレアーも時々
白くみえます、プロミネンスも何箇所かみえてます
火星は、段々と小さくなってきました、木星はもう観測の範囲からはずれてしまい西低く
なってます
これからシーングが良くなる時期に対象の惑星はないようです
☆プロミネンスが見える

20100128
火星が小接近です
火星が地球に接近します0(0.6天文単位)1天文単位は地球から太陽までの距離1.5億キロ
しかし接近が冬なので日本は気流が悪く詳細は見えない
わずか14秒で大接近の時の25秒には遠く及ばないがCCDカメラの発達によりかなり撮影できる
ようになった20年ぐらい前はASA感度800のフィルムでもダイシルチスを撮影するには10秒ぐらい
露出しなくてはならなかったが写った写真はボケたシルチスであったが模様が写るだけで自慢できた
いまでは、火星の季節の移り変わりやアルシア山やオリンポス山にかかる雲まで地球からアマチュア
の望遠鏡で撮影できるのである
もっと感度のいいCCDでが出てくれば超高速で撮影でき大気の揺らぎも干渉装置で回避できるかも
しれない特に日本はジェットストリームの真下なので時速200Kmの風がいつも上空に吹いている
《データ》 DMK21AU04CCDカメラ 25cm赤道義 14秒なのでこんなものです

                            
20100115
太陽にダークフィラメント出現
毎日北風でシーングが悪いです、太陽の活動の証のダークフィラメントがでてきました
これでやっと活動期に入ったようです
黒点も段々と出現してきました
黒点の左下の黒い線がダークフィラメントであり淵にいくとプロミネンスになる


20100101
2010年が始まりました
除夜の鐘がなり新しい年が始まりました、今年は火星の接近、明け方は
部分月食でした、このところ日本上空に寒気が入ってきてシーングは最悪です
大きさも14秒だいで大接近時の25秒とは全くちがいます詳細は見えません
白い極冠が見えるだけです、オリンポスも見えません、タルシス山地の山の上に
かかる雲も見えないです、