天体観測環境・機材の紹介


現在 使用している主な機材
25p反射望遠鏡

 畑にスライディングルーフの観測所を作り、その中に昭和機械製作所の25−Eに、惑星用に設計したCST−250N(25pF7.6ニュートニアン)を載せています。
 同架している鏡筒は、Hα用90mm F=14、   Hα用80mm F=12、 CaK用90mm F=11、 8pF8、6.5pF7.7、FC50など。
 観測・撮影対象により同架望遠鏡は、簡単に変えられます。

天体教室用15p屈折望遠鏡

アメリカ製(D&G Optical)の15p f=2100mmの望遠鏡を持ち歩いています。
愛車レガシーに載せて運びます。
赤道儀は、タカハシのEM200なので、観望用です。

 DayStar Quantum DayStar Quantum DayStar Quantum PE 0.5A
デイスター社の機能が詰め込まれたマイコンで波長コントロールされています。また、パソコンからも波長のコントロールが可能です。
波長のコントロールが可能なので、ドップラー効果の観測もしやすいです。

DayStar QUARK prominence model
デイスター社のロープロフィールフィルターです。
995ドルですが、すばらしい性能です。透過波長もHα(6562.8Å)±0.5Å 約0.1Å単位で可変出来ます。
F4〜8までの望遠鏡に対応できるので、所有している望遠鏡が使えるのが利点です。
   LUNT Solar Syatems LS18CaKMD2 カルシウムK線の観測に使う物で、ビクセン・ポラリス90Mに取りつけて使用。
現在のカタログを見てみると、エクステンションチューブのモデルはないのかもしれません。
中国上海市西の?州市にあるZWOptical社製のASI130MM C-MOSカメラ
フレームレートが30fpsなので活動型プロミネンスの撮影に購入しました。
ノイズが多いですが、DMK41AU02の価格が1/3程度なのでコストパフォーマンスは高いです。
画像は、デイスター・クァンタムに取り付けたカメラです。小型です。
  ImagingSource DMK51AU02.AS
監視用カメラであるが、CCDチップMicron製をソニー製に変更して天体用として販売されています。惑星を中心に多くのユーザーが存在します。
観測所 全景

今はとても少ないスライディングルーフ式観測所です。
スライドルーフなので室内が広く取れます。
室内は2.7m×3.6m
同架している
ミザールの80mmF8屈折望遠鏡
タカハシの65mmF=500屈折望遠鏡
ボーグ 76ED 屈折望遠鏡
エドモンドHα 半値幅 10オングストロームフィルターを付けた、ビットランBJ-40C冷却CCDカメラ

過去に使用していた機材
   
 LUNT Solar systems LUNT  LUNT Solar SystemsのLS50FHa/B1200をスコープタウンの8cm F=12の屈折に付けています。
プロッキングフィルターがミラーで曲げられているので、カメラを付けたときのバランスが良くないです。
 多くのアマチュアで、フイルター一体化した太陽望遠鏡が主流ですが、私がラントの製品を購入したときはラント社の創業直後でしたので、フイルターセットのLS50FHaとLS75FHaしかありませんでした。
カルシウム 望遠鏡  コロナド社 PST−CaK
半値幅2.2オングストロームのカルシウムイオン観測用の望遠鏡です。
 生産数が少なく既に製造中止です。惜しまれる中、製造中止なのですが理由は分かりません。

通常は、これにニコンクールピクス990を付け撮影しています。 
 DAYSTAR T-Scanner ビクセン90M  デイスター社のHαフィルター、T-Scanner
ビクセン90M屈折、タカハシ EM200赤道儀


デイスターTスキャナーは、半値幅0.5オングストローム
ビクセンの屈折にテレセントリツクレンズを付けて使用しています。
  アスコ16pF8反射望遠鏡

この光学系は、ピカイチ! 惑星の最高です。現在はタカハシのEM−200に乗せて観察会で使っていました。 
  スターライトエクスプレスSXVF-M8C
400万画素冷却CCD
イギリスの電源は240/110V仕様であり、日本国内は100Vなので、なかなかソフトが動作してくれませんでしたので、12Vで使っていました。 

スペクトル撮影装置

FC50に対物プリズムとスリットを付け、光学系にコリメータに8pF5を使い天体の分光を行います。
 花火などを分光し、使われている物質の分析もできます。

自作 33cm F=4.5反射経緯台

鏡筒は、車のルーフに積んで運搬していました。
しかし、重く、積み込みで2回ケガしたので、売ってしまいました。
シュワルツ 口径120mm 焦点距離1000mmの屈折

25Eに同架してある黒い屈折望遠鏡です。太陽観測用に買ったのですが、とても粗悪な物でした。
恒星を見ても、星像が点にならず、三角形でした。
群馬星の会のH氏に1万円でどうかと声をかけたが、星像の悪さに、買う気にもならなかった物です。

カメラ制御コンピュータ

観測所でカメラをコントロールするPC−9801CV

惑星や星雲星団など各種に対応し、夜間の撮影をしています。
 8台まで、カメラを制御できます。時計の上にあるのが、リレーです。
撮影データは、FDに保存されます。
このコンピュータがダウンした後、NEC 9801-DXを使いましたが、さらにコンピュータのダウン。

カメラ制御ハンドヘルドコンピュータ

旅行や遠征撮影に行くときにお供するPC−8201です。
このコンピュータは、8ビットですが、乾電池で駆動するため出かけるときには、いつも持っていきます。

冷却CCD ビットラン BJ-30C
現在は ビットランBJ−41C
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 KCGビデオカメラ 韓国製のKCG276監視用カメラ
主にプロミネンスの撮影で使っていました。白黒ですが、感度も良く惑星や太陽(Hα)に適しています。