第13回「星空の街・あおぞらの街」全国大会
  太田宇宙の会が環境大臣賞受賞

「星空の街・あおぞらの街」全国大会が、平成13年9月8日(土)・9日(日) 群馬県高山村にて開催されまた。
概要および受賞関係をお知らせします。
 参加者380名

開会式 環境大臣(環境事務次官)挨拶
  群馬県知事(副知事)挨拶
 全国協議会長挨拶
● 表彰(環境大臣賞、全国協議会会長賞)
     環境大臣賞
          団体の部   太田宇宙の会 群馬県太田市
          個人の部   倉田   巧        群馬県高山村
      協議会会長賞
          天の川賞  団体の部   水俣星を見る会  熊本県水俣市
          すばる賞  個人の部    大竹修司           福島県白河市
          受賞者代表謝辞   宇宙の会 日野会長

●高円宮殿下おことば
太田宇宙の会(日野会長)環境事務次官より受ける
選考理由
 太田宇宙の会(群馬県太田市)
 同会は、太田市に望遠鏡が設置されたことを契機に天文観測愛好者により結成された。
 昭和63年から始まった「全国星空継続観察」に当初から連続参加し、多数の子ども達や市民に対して、天文に関する幅広い知識や公害に起因する星の見え方の違いなど、わかりやすい指導を行ってきた。
 地域における天文活動の普及のため、市民観望会の開催や天体教室への協力、宇宙展、技術講習会など多彩な活動を行っている。
 1988年には小惑星を発見し「Otauchunokai」の名で国際天文学連合小天体命名委員会によって正式に認められた。インターネット英語版ホームページを通じて世界中の天文家との交流を図るなど、地域だけにとどまらない活動を行っている。

受賞者代表謝辞
 僭越ではございますが受賞者一同に代わりまして、私、太田宇宙の会日野が謝辞
を朗読させていただきたいと思います。
 本日、第13回「星空の街・青空の街」全国大会開催にあたり、公務ご多忙のなかご臨席賜りました、高円宮殿下、妃殿下の御前で、かくも盛大に大臣賞並びに会長賞を賜りました。
 私たちにとりましてまことに光栄かつ感無量の思いがございます。
  私たちは、本日の受賞の喜びと感激を、大きな糧といたしまして、また多くの仲間達とわかちあい、今後もともに手を携え、多くの人々そして次代をになう子供たちとともに星空を見つめていく所存です。
  そして、広大な宇宙にあって、この唯一無二の地球の輝かしい未来がどうあるべきか語り合い、この星にすむ多くの生命、それを取り巻く自然環境について、我々星を眺めるものの視点で今後とも訴えてまいる決意でございます。
 受賞者一同、皆様方の御前でお誓い申し上げまして、受賞の御礼の言葉に代えたいと思います。
記念講演 北野 大(淑徳大学教授)
「宇宙船地球号のゆくえー環境問題を考えるー」

 講演内容
 環境教育とは、生き物に親しむこと、自然と人間との共生である。
 自然保護とエネルギーについて
 環境問題を解決するには、技術とモラルが必要
シンポジウム
 
テーマ「21世紀の子ども達へ“美しい星空と緑の大地”」
バネラーとして他に中学生2人もいますが、未成年なので掲載しません
レセプション 三島神社 太々神楽の披露がありました。

関連記事: 星空へのいざない(百海正明)   :太田から見た星々(茂木弘光)

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