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プロミネンスを高解像度で、かつ詳細に表現するための工夫として、「ハイレベルな太陽表面の撮影」の「解像度を上げる」でも示しましたが、さらに細かいところまで表現する方法を紹介します。 まずは、「ハイレベルな太陽表面の撮影」の「解像度を上げる」を理解してください。 |
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Webカメラで撮影で @ 撮影対象のプロミネンスを画面でとらえ、プロミネンスの一部でも露出オーバーにしないようにします。多くのプロミネンスは根本の部分が明るいです。しかし、ポスト・フレア・ループは先端が、また変化が激しいものは他の部分と言うこともあります。 PCモニターを見ながら露出を決めます。 A ゲインとガンマについて ・ゲインについては、私はIC-Captureで500前後にしています。また、ガンマは100を基準にして、光球面は85前後にしますが、プロミネンスは105前後にしています。 B 露出とゲインとガンマの調整 プロミネンスの先端が薄い場合は、ガンマを110位にしますが、3つのファクターを微調整し、露出オーバーがないようにします。 |
※ プロミネンスを大きく見せようとすると、露出をかけてしまいます。 プロミネンスを大きく見せたい場合は、露出時間を長くすれば良いので、好みにより選んでください。 | |
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薄い部分を立ち上げ、明るい部分を下げる方法は、上と左に示した3つの方法があります。 @ トーンカーブでプレビューを見ながら、濃度の低い領域をわずかに高くします。 A または、レベル調整で中央のレベルを下げる。 B PhotoShopでは、シャドウ・ハイライト調整があるので、シャドウ(スライドを右へ)を上げ、ハイライトを下げる(スライドを右へ) ○ @〜Bについては、自分の得意とするやり方で行ってください。私の場合は、まず@でプロミネンスの薄い部分の濃度を上げ、その後Bでハイライト部分を下げます。 最後に、バックを好みの黒色にするために、左のスライドを調整します。 |
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雑誌などのコンクールに応募する場合は、PCモニターで見て「この濃度で良い」と決めた濃度より、バックの濃度を黒から少し明るくします。雑誌の印刷だととても薄い部分のプロミネンスが黒くなってしまいます。 このようなことから、トーンカーブを下を少し立ち上げて、バックの黒をわずかに明るくします。 |
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