タイでの選挙の日は、お酒が飲めない!

 昨秋のクーデターを清算すべく行われたタイ下院総選挙(2007年12月23日)で総選挙が行われた。その1週間前に、タイに旅行に行ったのだが、選挙の間の14日〜.16日は、アルコールの販売が禁止されていた。
 選挙によるアルコール販売禁止期間は、2007年12月14日(金)〜16日(日)と12月22日(土)〜23日(日)18:00〜24:00。
アユタヤのセブンイレブンに行ったら、冷蔵庫のガラスに新聞がで目張りされていた。仕方なく裏通りの飲み屋に行ったが、ビールは飲めないかと声をかけたけど、だめだといわれた。近くで飲めるところはないかと聞くと、「あそこの店に行ってみな」地元の人に言われ、その店に行ったが結局断られました。このやりとりが30分以上。
 コンビニやスーパーなどはレジで販売時間を記録しているので、役所にチェックされ罰せられるためになかなか売ってくれませんでした。
 バンコク市内で、夜のタイ舞踊を見ながらのデイナーでもお酒が飲めなかった。ただし、カクテルだけは飲めたのが不思議でした。
 帰りに、飲みたくなり、下町の奥の方にある雑貨屋さんを発見して、交渉にかかったら、どうにか分からないよう袋に入れて売ってくれた。
 昼間買っておけばいいじゃないと思うかもしれないが、34度も気温があり、一気に飲んで終わりです。冷蔵庫もないので、一番飲みたい夜まで取っておけません。
たかが、ビールのためにこんなに苦労し、危険を冒すことになったとは、旅行前に全く考えなかった。

アユタヤ市内の選挙看板 バンコク市内のポスター おいしかったシンハービール(右)

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