このサイトは、私の使用しているDayStar Filters Quantum に関する使用状況や実験等を紹介していきます。このサイトの情報は、すべての機材に当てはまるものではありません。
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ビクセンのD=90mm fl=1000mm/1300mmに接続 | カメラは、Imaging source DMK41AU02.AS |
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![]() RegiStaxのフィルターにより強調してありますが、DMK41AU02を装着するとこのような干渉縞模様(ニュートンリング)が発生してしまいます。 しかし、BITRUN BL41-Cでは、全く発生しません。DMK41のCCDチップに影響することは確かですが、原因は不明です。 |
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![]() DMK41のカメラを接続すると、左のような干渉縞(ニュートンリング)が発生してしまいます。 画像は5種類の干渉縞を横に並べたものなのですが、撮影はいろいろ試した結果で、干渉縞の模様はほぼ同じです。 @CCDに当たる光軸を傾ける 1度弱ほどフイルターとCCDの間の接続リングの部分で傾けてみましたが、全く効果なしです。 A位相を変えるためにダイヤゴナルプリズムを入れた 全く効果なし。干渉縞の位置や模様も変化なし BHαフィルターとDMK41のCCDとの距離を変えた CCDのスリーブを前後させ距離を変えましたが全く効果なし。 C望遠鏡を変えた(70mmのERF装着、ビクセンの口径90mmfl=1000mmを同じくビクセンの口径90mmfl=1300mm(共にテレセントリック2倍バーローレンズ装着)に変更してみました 全く効果なし。 DQuantumのフイルターの温度(波長調整)を変えてみたが 全く効果なしです。 画像をクリックすると大きく表示されます。 |
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接続部分で光軸をわずかに傾ける。→2°程度のシフトで解消 | スリーブの差し込み量を変える |
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位相を変えるために、ダイヤゴナルプリズムを使用 これも、効果がありませんでした。 |
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Hαの波長は6562.8Aなのですが、今現在その数値に合わせると中心波長になりません。6562.8Aよりだいぶ高い値にセットしないと、観察できないので、現在調整中です。 解消しました。 温度安定まで、説明書に書かれた時間より倍以上かかるのです。のんびり待つこと。 |
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DMK41AU02ASの干渉縞の解決策を探る上で、Quantumへのヒントが得られました。T-Scannerは、簡単に中心は長が変えられます。DKM41で動画を撮影しながら、チルトノブを回して干渉縞の変化を見ました。結果は、下の通りです。画像をクリックすると大きくなります。 | |
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干渉縞の位置や間隔はノブを回しても変わりませんでしたが、干渉縞がの濃度が変わっていくことを発見しました。しかし、中心波長をHαに合わせると発生してしまいます。干渉縞を消すと、Hαにあっていないので、プロミネンスなどが観測できなくなってしまいます。 なぜそうなるのかは不明ですが、波長により変化することを発見しました。 |
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![]() 干渉縞の発生原因の追及にいろいろ試しています。ERFも変えてみましたが、干渉縞に変化がありませんでした。 |
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いろいろ苦労していたニュートンリングが解消しました。結論は、太陽観測者やデイスター社のアドバイスの通りでした。光軸を傾けることを試していましたが、今まで試行してきたのが1度程度でしたが、Quantum本体の機能を利用して一気に2度ほど傾けることができました。そしたら、消すことができました。 多くの方のアドバイスは分かっていましたが、スリーブ部分で光軸を傾けていたため強度的に不安でしたが、上の画像の部分にスペーサーを入れることで強度的に可能になりました。 |
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QuantumにDMK41AUカメラを付けて撮影すると画面右側の部分が明るくなってしまいます。原因は不明ですが、ニュートンリングの解消のために光軸をシフトしていますが、これとは無関係です。カメラを回転させても、明るい部分の位置が変わらないため。 今のところ、ステライメージで傾斜かぶりの補正をしています。 しかし、補正することにより、右側の階調が減少してしまいます。 |
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![]() DaySatr Quantum LUNT LS50FHa |
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QuantunとLS50FHaの比較をしてみました。処理方法が同じでないので客観的な比較になりませんが、結論から言うとQuantunは半値幅0.5Aなのでプロミネンスより太陽表面で性能が発揮でき、LS50FHaは半値幅0.7 Aなのでプロミネンスの撮影に向いています。当然口径も違いします。詳しい画像は、こちらから確認してください。 | |
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DayStar T-Scanner(0.5A)とQuantum PE (0.5A)の比較 Quantumの表示部分