大和芋 やまといも ヤマトイモ 栽培 

棒状で歩留まりのよいやまと芋は何処でも出来るとはかぎりません。
北関東(上州)の気候と風土・肥沃な土壌やボカシ肥料にこだわり
高品質のやまと芋生産には限りがあります。

                 
        色々な有機資材をまぜて、アミノ酸発酵の準備    島本微生物農法 バイムフードで発酵中
発酵場所 土作りに奉仕する店、栗原肥料店



微生物が作る高級有機発酵ボカシ肥料
     

有機肥料 使用  魚粉・米ぬか・油粕・菜種粕・フェザ-ミル・貝化石・ミネラル。黒砂糖etc. 発酵利用!
ボカシ肥は地球環境に優しい肥料です。その他、土壌改良材として燐酸発酵肥料(P粒)・カルゲンも使用。

島本のバイムフードは有機農法にかかせない有機物を発酵し、良質のボカシ肥料を作る手助けをします。
主な特徴として。
1.連作や化学肥料使用で、畑に有害微生物などが多くなりバランスがくずれますが、ボカシ肥料の使用により、
土壌中の有害微生物の繁殖を抑えます。
2.有機物の発酵分解を促進して、土壌中の有機物を利用して腐敗分解します。
3.肥料の効率をよくして、燐酸発酵した土壌改良材(P粒)も使用して有機物を微生物が分解し、
作物が利用吸収しやすくします。



酵素堆肥(炭素率の高いオガクズや米ぬか)の使用


       堆肥の散布作業               天然の微量要素など土壌改良材の散布と耕転作業 


大地とアクセス 私たちの職場は太陽系第三惑星です。
地球の生命の起源は彗星(ほうき星)が運んで来たと言われてます。

 やまと芋は大地の恵みでできます。太陽系第三惑星『地球』 太陽系の中で植物や生物が生息できるのは地球だけです。(一般環境においての生物生産)この貴重な大地と自然の恵みの中でひとつひとつ丁寧に栽培しています。

 やまと芋は、4月に緑肥や堆肥を撒き、トラクターで畑を深く耕します。5月になると保存していた種芋を植え付け機械にて土の中10cmほどのところに定植します。 その後ボカシ肥をまき、土とまぜるハネアゲ作業を行なうと、梅雨に入ります。
 7月下旬、梅雨が明ける頃は、畑がやまと芋の葉の緑でジュウタンになっています。8月には雨がなければ。スプリンクラーで水や肥料をまき、ミネラル等の微量要素を補給して9月になります。 立秋が過ぎ、秋の声を聞くと、やまと芋の葉を食べる害虫が飛来しますが、化学農薬を使用しないフェロモントラップも圃場により使用して、害虫を捕獲(撃退)もします。また農薬散布は最小限にとどめる努力をもしています。
 10月中句頃より新芋が土の中で成長するころは、やまと芋の葉っぱも黄色く黄葉して、新芋の収穫がはじまり、翌年の3月まで露地物として市場にでますが、冬のあいだ土付きのまま1℃から5℃の低温貯蔵庫に保管、低温貯蔵芋としてその後も自然のままで販売してます。



仕込み中のボカシ肥(有機質肥料) ボカシ肥の積み込み バラ積みなので、ビニールゴミを出しません

ボカシ肥の散布作業 ハネアゲ作業(ボカシ肥を土と混ぜる) 種芋は自家取、遺伝子組換えはしてません



トラップを設置してのハスモンヨトウ雄成虫を連続的に誘引して捕獲


大和芋栽培と輪作
A                    B                      C

大和芋の栽培                   大和芋の収穫・収穫後                ブロッコリーの栽培



          
                   5月 芋植え後の畑   6月 やまと芋のツルが出て来ます。7月 ツルから葉っぱが出て来ました。   

          
やまとふぁーむ にいじま では、環境に配慮した新型トラクターを導入しました。

                                             8月 緑一面の畑 水くれ作業    10月 新芋の収穫を待つ、紅葉した畑     新芋の収穫作業の始まり 

          
                 やまと芋の収穫 きずを付けないよう土の中より丁寧に収穫します。       収穫したやまと芋
一日じゅう中腰・土の中で見えない芋を、時には手探りでの農作業は大変な労働になります。


トラクターが雨で畑に入れない時や畦堀、急な注文の時は手堀もやってます。(^_^;)
4キロ(15〜6本)掘るとシンドイ、大和芋のミラクルパワーで元気!

                               
収穫後、緑肥を作ります。               緑肥のすきこみ            大型トラクターで耕す(梅沢トラクター)



私達が生産してます。(^_^)/                 大和芋の収穫と収穫作業

大和芋の収穫作業  トラクタ-のプラウでのスキ掘り、畑の土の中深く掘り起こし
手作業にて1本づつ収穫しますが、重労働ですので、腰痛と戦って頑張ってます。

これがトラクターのコクピットです。 農業はハードな仕事、ですからエアコンやラジオ・ドリンクホルダー付です。
車(一般車両)とちがい、シフトギャーは、 前進 24段 後進 16段 もあります。(@_@;)


大和芋メモ
・やまと芋は一年に1回しか収穫できません。しかも、50g〜100gの種芋を植えて、収穫された新芋より来年度植え
     付けする種を採取した首下の部分が販売され、 また、1個の種芋より平均300〜400gのやまと芋しか収穫され
     ません。
・大和芋の収穫作業は現在ではトラクターによるスキ掘りが一般的ですが、長系の芋にくらべて収穫量も少なく
土の中より見えない芋を一本づつキズをつけないよう掘り取りしています。
     1年栽培すると、土の中の栄養分を沢山吸収してしまうので、栄養価の高い有機肥料・ミネラル肥料が必要です。
     また、収穫後の緑肥栽培・輪作で畑を休ませることもします。

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