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鎖骨クン骨折日記2005 手術当日

2006/05/16[ 手術当日 ]
08:00 朝食は普通。以降、お昼までは水分も不可。(・_・)んむ...。
12:30 病院到着。
13:00 手術室に移動する。
ちいさい更衣室に上着を手術着に着替え、 手術室までてくてくあるく。 (あぁ、そうそう、こんな感じでした。懐かしい風景。) 手術台にのり横になる。術着の左袖は邪魔になるので抜く。

13:05 あ、壁に時計。13:30位には終わるかな?
看護婦さんが来て、右手に血圧計、左肩の後ろと右胸に心電図をつける。 ピッ、ピッ、と心電音が室内に響く。BGMにはクラシックが流れてた。。 あ、ここの病院はリクエストないんだね。ま、いいけど。
看護婦さんが準備などしてる中、医師あらわる。 こうゆうときドラマではかっこいいBGMとともにでてくるが、 現実はそんなこともなく、淡々とした感じ。
手術台の横に来て鎖骨んとこを確認してる。 切り方・抜き方の最終確認といった感じであろう。 しばらく確認した後、切るところをなにか引っ張られる感覚、 見えないのでわからないが毛抜きかとおもわれる。
「消毒しますねー。」と医師。 ぺたぺたと消毒液が塗られる。 思っていたより広範囲に入念な感じの消毒。
「さむい?毛布かけましょうか?」と看護婦さん。 すこし涼しかったのでかけてもらう。 こういう時は言われるがままにする性格なので。
左の背中と左ひじの下にタオルをおいて、 少し背を反る感じ、ひじをすこし高くする感じ、姿勢を整える。
・・いよいよ、である・・・
左上半身に丸く穴のあいた布がかけられる。

13:15 今の時刻、13:15ちょいまえ。 布で見えなくなるから、時間、おぼえとこう。 なんか、予定より大きめな布らしいが大は小をかねるということで。(そんな会話きこえた)
まだ始まらないようなので、すこし周辺確認。 心電図はHP製なんだ、ほほー。 血圧120-70くらいな表示と、心電図の波形。機能はもっとありそうだけど、 たぶん機器が繋がってないので画面にはそれくらいの表示しか動いてない。 室内の奥のほうにはいくつか棚や機器があり ”レガシーなんちゃら”ってのもみえた。・・・たいして収穫ないな。(何の?)
「麻酔しますねー。」、ちょっと痛いですががんばってくださいねー。 (この医師はやんわりと「***しますねー。」って言うようにしてるようで。) あ、参考までに、手術は医師と、看護婦と、助手の3人構成のようだ。 麻酔しながら「ちょっと膨れまーす。」・・って、ふくれる?!?! 皮膚つねって、感覚がないのを確認して、 痛かったら麻酔追加しますから言ってくださいねー。って。 カチャカチャ器具のあたる音。 ・・・なんか、うっすら切られる感覚。 背中に温かい液体がツーっとながれる。 あ、血だ。うはー、血♪血♪。
「すこし傷、広がりますねー。」と。いやとは言えないし。まぁいいけど。ちくちくとなにかしてる。 みたら気持ち悪いのだろうが、見てみたい感じである。

鎖骨のあたりに、なんか、過重が・・・
っつー(><;)い、痛っ、トウトウキタカ!?
・・・なんか、針金の先(奥)の方で激痛。
もう抜いてる?!んっ、うあー、いたーっ、と、心のなかで叫びつつしばし我慢。
ん・・・、しかし、いたいな・・・、と同時に、気持ち悪くなる。
「あ、ヤバ、貧血っぽい・・・。」と、思ってたら医師と看護婦さんに気づかれた。

気持ち悪いですか?・・・気持ち悪いです。。
大丈夫ですか?・・・なんか、貧血みたいな感じで。
(点滴、用意して。・・・と、医師の指示。)
冷や汗とかでますか?・・・はい、なんか冷や汗でてます。
大丈夫ですか?・・・はい、すこし休めば、治るとおもいます。

点滴の用意ができた。手際良く点滴される。 予定外だったので太めの針しかなかったようだが、 手馴れた看護婦さんだったようで、さくっと刺された。 助手の医師も「おー、すごいね。」と、ほめていた。(っていうか、どんな針で刺したんだ?^^;)

「すこし、中断してますねー。」と。 1-2分、息を整えてた。血圧低いね。など医師が話してた。(血圧50位になってたようです)
(ふう、そうですか、すこし、落ち着いて、深呼吸・・・。)
 :
 :
点滴がきいてきたようで、気持ち悪くなくなってきたので、手術再開。 間があいたからかもしれないが、 こんどは傷口が点々といたいので麻酔を追加してもらう。

そろそろ抜けたか?、と思ったころに。「では、抜きますねー。」と。 んんっ!!まだ抜いてなかったの?(*_*;)まぁじでー? じゃ、あの痛みはなに??
で、まあ、聞いてもしょうがないので「おねがいします。」と。

グイッ、グググイッ、パチッ・・・(んっ・・・ぐ。)
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(あいた。。痛っ。。)
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(いた、痛っ)
と、引っ張るがどうも上手く抜けないようだ。 パチッって音はペンチが針金から離れる音っぽい。 こんなのを10回くらい繰り返す。。。は・や・く・ぬ・い・てっ(涙)。 長い間おいといたから抜きにくくなってますねー。 がんばれますかー?と、問いかけられ。はい。だいじょうぶです。と。言うしかなく。

・・「ペンチもってきて、普通のやつ。あと、xxx用意してー。」
・・・・他の医師らしき人もきて「どうした?」とか
・・・・・・「先は見えてるけど抜けないんです。」とか
だんだんおおごとになってきたな。ふう。
なんでもいいから、はやくぅ・・・(涙)。

今度は2人がかりで、1人は体を固定する感じで
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(っつー・・。)
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(いた。。っ)
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(いた、痛っ)
なかなか抜けない・・・

さっき指示したなにか?がきた。
見えないけど、針金をなにかしてるっ・・っつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!っつ!!!!
ぐぁっ、めちゃいたい。
我慢できず「痛っ、イタタタッ。。」と声が出た。痛すぎ。 なんか、針金を回そうとしてる?! 骨の中は麻酔が効かないって言ってたけど、 なにやってるかわかんないけど、んでも、コレ、いたすぎっ!(>_<;)

グイッ、グググイッ、パチッ・・・「っ・・いタ」
グイッ、グググイッ、パチッ・・・(。。っ・・・・。)
グイッ、グググゴゴ。。ゴゴッ、ッ・・・(んくっ・・)
はい、1本抜けました。
あと1本でおわりでーす。がんばれますかー?
・・・もう、いいです。帰ります。(;_;)


と、いいたいが、言えるわけなく続けられる。

グイッ、グググイッ、パチッ・・・「いたたたた・・。」
グイッ、グググイッ、パチッ・・・「いた。。」
グイッ、グググイッ、パチッ・・・「いたタタ・・。」(痛いってばーっ、もー!!)

だんだんイヤになってきた、もう、早くおわってー(涙)。

こんなのを何回か繰り返す。。


グゴッ、グゴゴ。。ゴゴッ、ッ・・・
グググ・・・。。

。。。。。。。。。。


カランッ




(んっ!ぬけた?)
(ぬけた?)
(ねっ?抜けたの??)


「はい、抜けましたー。」「消毒しまーす。」。と、なにか傷口に塗られ、拭かれ、 「縫合しますねー。」と、着々と終わりが近づく感じ。 ちくちくちと引っ張られる(縫ってるとおもわれる)。
あぁ、やっと、おわった・・・。よかった。やっとおわった。 んもー、まじかよー。もっとさらっと抜けると思ってたのに。 ふぅ。。。。。(+_+)
さて、今の時刻は、っと。

14:00 うあー、45分か、長かった。
準備とかあったにしても、抜くのに30分くらいかかってた感じ? 30分あの痛みと対決してれば、いくら温厚な私でもイヤにもなる。 うむ。
もう、ぐったりである。

と、同時に、なんというか、医師の人に申し訳ない感じである。 スミマセンね。。手間のかかるコで。きっと医師もさらっと抜けるとおもってたのだろう。。(+_+) なにはともあれ、ありがとうございました。to 手術担当した方々


この後、レントゲンを撮って帰宅かな?
・・・と、おもったら、手術中に気持ちが悪くなったので 念のため15時まで待ってから帰宅してくださいね。と。看護婦さん。

空腹な中30分程度まつまつまつ・・・。
血圧測って、正常値だったので帰宅、というか、だいぶ遅めのお昼ご飯に向かう。 なんか、たくさんヤケ食いしたい感じだったので フライングガーデンで爆弾ハンバーグ270gのランチたべて帰宅。


*** 後日談:2006/05/22 ***
当日帰りに薬ももらいました。化膿止めと、痛み止め。
痛み止めは痛いときに飲むとの事だが、 我慢できないほどの痛みもなかったので飲まなかった。

抜くときの痛みについて
今思えば、実際抜けているとき(ゴゴゴって音のとき)は、 多少響くような痛みはあったが、それほど痛くなかった。 (前回2003/07/15に針金抜いたときも、そんなに痛くなかった。) 比べるの難しいが、歯医者さんで神経に響く歯を削ってる時の痛みと同じくらい。 あ、神経を削ってる時ではなく、神経に響く感じの痛みね。
で、抜く前の段階のなぞの器具が一番痛かった。 何やってたんだろ?あれ。知りたくもないが(^_^;。 このあたりの痛みは、約1年入れてたので骨と針金の付き具合と、 あと、途中で担当医がかわったので 針金刺した医師と、針金抜く医師が別の人になったので そのあたりの要因が重なったからすんなり抜けずに苦労して、 まさに「痛い目に会った」という感じな気がする。
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