第31話 ミレニアム有馬記念 (2000.12.24)
今日は何の日? ふっふ〜♪ そう。 今日は20世紀最後のクリスマスイブです。 そんなことはどうでもよい。 今日は20世紀最後の有馬記念なのだ! ということで、今回は有馬記念の予想なんて書いてみちゃおうかな。 競馬に興味がない人は読んでも面白くないので、まあ無視しちゃってくださいな。
今回の大きなポイントは、今年負けなしのテイエムオペラオーが来るか来ないかということでしょう。 おそらく単勝2倍ぐらい(2倍以下の可能性も十分)になるので、ほとんどの人が来ると確信していることでしょう。 私も来るとは思うもう。 しかし! それではつまらないのであります! とにかく穴党(貧乏人)にとって、テイエムオペラオーを買うということは、すでに負けなのであります! ということでオペラオーが負ける要素を無理やり探してみることにした。
まず1つ目は、全く根拠の無いジンクスだ。 不思議とジャパンカップを勝った馬は、有馬記念は勝てないのだ。 勝てないどころか、凡走することが多い。 2つ目は、今年負け無しではあるが、単に相手が弱かっただけではないかということ。 実際に勝ってはいるが、2着以下を大きく引き離しているわけではない。 圧倒的な強さというものを感じない。 さらに3つ目は、仕上がりがどうかということ。 いろいろ新聞を読んだが、完璧な状態ではないらしい。
ではオペラオーを負かすとしたらどの馬か? 実績的に実力のある馬は、まず菊花賞を勝ったナリタトップロードだ。 そのレースでは、オペラオーに勝っている。 それからメイショウドトウだ。 惜しくもオペラオーの2着が続いているが、前走ではかなり追い詰めた。 しかも前走はややかかり気味だったことと、枠順と展開を考えれば、オペラオー以上のレース内容だったのかも知れない。 あとは今年の菊花賞2着のトーホーシデンだ。 今年は菊花賞馬が出走しないが、菊花賞馬は有馬に絡むという法則からも、トーホーシデンはかなり臭い。
実績は無いが実力がありそうな馬は、マチカネキンノホシ、ツルマルツヨシ、アドマイヤボスあたりか。 特にアドマイヤボスは、トーホーシデンに一度勝っているので、それなりの実力は秘めているはずだ。 また中山競馬場は、力強さよりも、一瞬の瞬発力と混戦の強さが要求される。 これはなんとなくではあるが、マチカネキンノホシがその点で有利なような気がする。 もちろんその点ではオペラオーも優れているのだが。
ということをふまえて、まとめてみましょう。
◎ テイエムオペラオー
ジンクスなどいろいろあるが、天皇賞のジンクスを破っている。
相手が弱かったとも考えられるが、今回の相手も同じようなもの。
状態が良くないかもしれないが、常に実力を100%出せる根性があるので、全く関係ない。
中山競馬場というのが有利。
○ マチカネキンノホシ
とにかく、展開が一番有利である。
また、かなりの実力も秘めているはずだ。
今年の初めは、今年はこの馬が主人公になると思っていた人も多いはず。
とにかくこのレースはこの馬にとってチャンスである。
▲ アドマイヤボス
能力に関しては未知の面が多いが、血統的にオペラオー以上の実力を持っている可能性もある。
菊花賞に出ていれば勝ったかもしれないということ、中山競馬場で1戦1勝ということ、芝の状態が良くないことなど、勝つ可能性も十分。
ただ、外枠が気になる。
結論:
印をまとめると……
◎ テイエムオペラオー
○ マチカネキンノホシ
▲ アドマイヤボス
△ メイショウドトウ
△ ツルマルツヨシ
面白くない予想ですんまそん。