参考図書目録 2
注 ( 版)は所有している本の発行版。
版数が多ければ、それだけ「売れている」と言う事?
宇宙からの誘拐者 [NEW]
矢追純一 著 二見書房
1990年11月25日 初版
定価 790円
主な内容
全米を震撼させたガルフ・ブリーズ事件の真相
陰謀の影に見え隠れする巨大組織の存在
世界各地で証言された戦慄のアブダクト体験
「MJ−12」の密約後、誘拐事件は始まった
宇宙人はなぜ人類に興味を持つのか
コメント
宇宙人による誘拐事件、いわゆる「アブダクション」をメインに扱っている。最初の項ではフロリダ州で起こったガルフブリーズ事件についての真偽を確かめているが結論は出ていない。UFO本では珍しく日本で起きたアブダクション事件についても扱っている。
UFO百科辞典
ジョン・スペンサー 編著 原書房
志水一夫 監修
1998年8月7日 初版
定価 2800円
主な内容
序文
はじめに
BUFARAについて
UFO百科事典
コメント
「あ」から「わ」まで本文422ページ、1003項目にもなる百科事典。もちろん巻末には索引もあるのでファン必携の1冊だが、値段が少々高いのが残念。
実証UFO大百科
東京大学UFO研究会 編 渓文社出版
平成2年3月21日 初版
定価 750円
主な内容
衝撃のUFO事件最新情報
世界の主なUFO目撃マップ
日本の主なUFO目撃マップ
世界各地に残る不思議な遺跡の謎
UFOを科学的に考える−UFOの可能性と観測
コメント
前半は世界と日本で起こったUFO事件の紹介、後半はUFOの正体の推測や、形のバラエティーなどの紹介で基礎知識編になっている。さすがに日本の事件は少ないが、あわせて50事件以上紹介しているので過去の事件のおさらいには最適。ただし紹介だけで題名の「実証」はしていないのが残念。巻頭には多くのUFOカラー写真が載っている。
人類は地球外生物に狙われている
ローレンス・フォーセット/バリー・J・グリーンウッド著
南山宏 訳 二見書房
昭和60年3月30日 初版
定価 850円
主な内容
疑惑のUFO隠し
それは”明確な意志”を示した
海外での陰謀
CIA−その仮面の陰で
FBIも調査していた
コメント
米国の情報自由化法により引き出された「情報」を元にUFO事件について触れている。国内だけではなくイランや英国の事件も扱っており、米国内外に関わらずUFO情報を国家的に集めていたのは事実らしい。この本のすごい所は序文をプロジェクト・サイン顧問のアレン・ハイネック氏が、巻頭の推薦の言葉を矢追純一氏が書いている事である。
UFOと宇宙人の謎
桜井信夫 著 あすなろ書房
1990年3月30日 初版(9版)
定価 1100円
主な内容
空とぶ円ばんを見た
宇宙人にであった
UFOにのり宇宙人とはなした
ふしぎをもとめて
コメント
この本は小学生向けであるが、出ているイラストがやけにリアル。ヒル夫妻を誘拐したとされる宇宙人は、彼らが描いたイラストをイラストしたもの(?)であるが、カラーである分大人が見ても怖い。何歳以上向け、とは書いて無いが小学校高学年になってからのほうが良いだろう。
米空軍「UFO機密ファイル」の全貌
ビル・コールマン 著
中村省三 訳 グリーンアロー出版社
平成2年4月20日 初版(11版)
定価 825円
主な内容
戦後のUFOブームを華々しく飾った主要事件
傍若無人に領空を侵犯する謎の円盤型飛行物体
目撃内容に奇妙度と信頼度が抜群のUFO事件
米空軍が調査を打ち切った後の重大事件
円盤墜落と異星人の死体回収ミステリーの真相
コメント
著者はブルーブックの関係者で、その手記をまとめた物がこの本である。題名の「UFO機密ファイル」は実は、米軍の調査機関ブルーブックの調査資料の事。従って「機密ファイルの写し」等は全く出ていない。ただしUFO写真は多く出ており、それなりに楽しめる。
宇宙人は、もう地球に棲んでいる
矢追純一 著 青春出版社
1990年10月5日 初版(20版)
定価 760円
主な内容
UFO大国・ソ連でいま何が起きているか
宇宙人の棲む地下基地その全貌が見えてきた
浮かび上がってきた宇宙人たちの実像
禁断のテクノロジーを入手したのは誰か?!
情報隠蔽から公開へ、MJ−12のリーク作戦とは
コメント
宇宙人が米国の地下基地で秘密実験をしており、米国がそれを隠蔽している、というのが主な内容。その他では珍しく日本の公職者のUFO発言、それも海部総理大臣が1990年に羽咋市で行われたUFOシンポジウムにあてたメッセージが載っている。
異星人遭遇事件百科
群純 著 太田出版
1993年7月14日 初版(1版)
定価 570円
主な内容
はじめに−異星人の対日方針に大変化
奇妙な事件にこそ隠される事実−海外編
「地球開国」の範となるべき日本−国内編
湾岸戦争は地球開国のシナリオどうりにすすめられた!?
コメント
海外編は8事件、国内編は9事件紹介している。たんなるUFO目撃ではなく、題名のとうり「遭遇」の事件の紹介である。日本でこれだけ多くの遭遇およびアブダクション事件が起きていたとは驚きである。「九十九里事件」ではおそらく日本で初めて撮影された宇宙人の死体写真が見開きで載っている。残念ながら白黒の上文庫本の紙質なので細部ははっきりしない。是非カラーで見たいものである。
九十九里事件とは?
宇宙生命体は地球に降りていた
矢追純一 著 河出書房出版
1994年4月1日 初版
定価 480円
主な内容
超文明が大宇宙に存在する確かな可能性
NASAが公表しなかった宇宙飛行士からの目撃通信
例の基地で今も続く宇宙人との恐るべき実験
UFOと宇宙生命体の正体がここまで明確になった!
数々の交戦記録が物語る地球外来訪者の脅威
コメント
内容はこの時点(1994年)で矢追さんが扱ったUFO番組の総まとめといった物。文庫版ではあるがUFO写真や宇宙人写真なども白黒ではあるが意外に多く載っている。派手な見出しの割には決定的な証拠が無く、証言だけなのはいつものご愛敬といったところか。
いつもUFOの事を考えていた
和田登 著 文渓堂
1994年6月10日 初版
定価 1300円
主な内容
UFOへの目覚め
日本空飛ぶ円盤研究会誕生
あいつぐUFO事件
地球大変動?騒動の中で
暗い日々・・・そしてUFO
コメント
UFOライブラリー館長・荒井欣一氏がUFOに関心を持つようになった経緯や、日本と世界で起きた主なUFO事件を扱っている。特に日本の貝塚UFO写真事件では、詳細に後日談まで出ているので興味深い。否定派(ここでは高梨純一氏)も肯定派も冷静に対処し相手を攻めるような事はしていない。研究者とはこうあるべきだと思う。
世界はこうしてだまされた
高倉克祐 著 悠飛社
1994年8月10日 初版(9版)
定価 971円
主な内容
UFOは神話である
NASAの宇宙飛行士は本当にUFOと出会ったか
NASAは太陽系の秘密を隠しているか
UFO遭遇事件の真相
コメント
主にNASA関係のUFO事件に関し、その実体を説明している。「世界はこうしてだまされたU」と少々異なるのは写真等が少なく、ベルギーで目撃された三角形のUFO事件などは「合理的な説明」だけで終わってしまっているのが残念。一部の事件は「U」で補足説明をしているので2冊は上下巻と思ってよいだろう。
第5接近遭遇の謎
矢追純一 著 雄鶏社
1993年10月10日 初版
定価 980円
主な内容
UFOのある地下基地では恐るべき”人間実験”が行われている
モントーク基地に潜入!不気味な光景を目撃した
宇宙人からのアプローチについに国連が動きだした
ミステリーサークルに秘められた宇宙人からのメッセージとは
人類のルーツの秘密は火星シドニアに隠されていた
コメント
平成5年10月10日に放送されたUFO特集と同じ内容がのっている。放送では廃墟となったモントーク基地で窓に映った宇宙人映像のシーンがあった。またカナダでのガーディアン事件、ハチソン実験などのフィルムも使っており見応え充分。番組を見てからこの本を読むと、より一層楽しめる。
UFOはこうして隠蔽されている!
ミン・スギヤマ 著 徳間書店
1995年10月31日 初版
定価 780円
主な内容
衝撃!!宇宙人解剖フィルム公開!
「トンデモ本の世界」の恐るべき欺瞞!
エイリアンの人間誘拐はなぜ無視されるのか!?
著名なUFO事件その後
UFOの正体研究を阻むもの
コメント
表紙を見ると「宇宙人解剖フィルム」の解説本と思いきや、火星の人面像、カナダのガーディアン事件、現代のUFOアカデミズムの考察など以外に多く盛り込まれている。ただしページの多くを「トンデモ本の世界」と「と学会」への批判に使っており、結果としてUFO事件の内容が薄くなってしまっているのが残念。
宇宙人とUFO怪奇事件簿
矢追純一 著 河出書房出版
1995年11月15日 初版
定価 1200円
主な内容
なぜ宇宙人、UFOの情報は奇怪で混乱しているのか?
光体のような宇宙人と握手したロシアの新聞記者の異常体験
宇宙生命体が地球を訪れた明らかな痕跡の数々とは
英国の田舎町ボニー・ブリッジに次々とUFOが飛来する怪
イラクの砂漠にUFOが着陸、3人の宇宙人が降り立った
コメント
世界で起こったUFO事件の中から17事件を紹介している。題名に「宇宙人と」と銘打っているように単なるUFO目撃事件ではなく、実際に宇宙人に会った「第三種接近遭遇」の話を集めている。中には誘拐事件にあった「第四種接近遭遇」の話もあり、濃い内容の本になっている。
宇宙人大図鑑
中村省三 著 グリーンアロー出版社
平成9年3月1日 初版
定価 1524円
主な内容
宇宙人出現マップ
大図鑑
コラム(宇宙人のタイプ)
コメント
世界各地で目撃された宇宙人が年代別に68例載っている。なお、この本は「大図鑑」であって「写真集」ではない。従って、紹介されている宇宙人はすべてイラストである。日本でも「甲府事件」という宇宙人目撃事件があるが、残念ながらこの本では紹介されていない。
UFO大図鑑
並木伸一郎 著 グリーンアロー出版社
平成9年12月20日 初版
定価 1524円
主な内容
超鮮明UFO写真集
UFOのメカニズム
UFO搭乗員図鑑
UFOウォッチング
日本のUFO名所マップ
コメント
載っているUFOはすべてカラー写真という、まさしく大図鑑。搭乗員図鑑の項では残念ながら出てくる宇宙人はすべてイラストである。UFOウォッチングの項では「観測7つ道具」の1つとしてなんと「UFO探知機」(UFO
DETECTOR)なる物の写真がある。是非とも欲しいが、どこで売っているかは書いてない。
人類はなぜUFOと遭遇するのか
カーティス・ピーブルズ著
皆神龍太郎 訳 ダイヤモンド社
1999年5月21日 初版
定価 2900円
主な内容
「空飛ぶ円盤神話」の誕生
エイリアン・クラフト
コンタクティの時代
宇宙での接近遭遇
「彼ら」はすでにここにいる
コメント
主に米国のUFO事件、関連する出来事に関して年代順に紹介、解説している。多くの事件の結末が出ているので非常に興味深いが、本文中はイラストや写真が1つも無いのが残念である。「究極の」と帯についているのだから、関連する資料、写真などが事件毎に欲しいところである。
本当にあった45の超常現象
マル秘情報取材班 編 青春出版社
1999年11月1日 初版
定価 800円
主な内容
UFO・宇宙人調査ファイル
不思議な能力調査ファイル
奇跡体験調査ファイル
異常現象調査ファイル
死後の世界調査ファイル
コメント
5つの分野で45の不思議な現象を紹介している。UFO関係は14事件紹介しており、一応メインとなっているようだ。写真は出てないが事件の様子のイラストが何点か出ている。小学生向けの本であるが、裾のまくれた少女の足にインプラントしている宇宙人のイラストがちょっとエッチである。