WDW&カンクン&N.Y.
京都府・小山さんファミリー
(♂ 5歳)

1997年12月


1日目 :関空発 15:25 《NW024》 17:20 オーランド着
      着後ホテルへ   WDWオールスターミュージックリゾート
2日目 :WDW ダウンタウンディズニー
3日目 :WDW エプコット
4日目 :WDW MGMスタジオ
5日目 :WDW マジックキングダム
6〜7日目:WDW内観光
8日目 :日本から来た夫と合流
9日目 :オーランド発 10:00 《CO1511》 IAH経由
                  《CO115》 15:02 カンクン(メキシコ)着
10日目 :午前 アクアワールド  午後 ホテルのプール
11日目 :ダウンタウン
12日目 :カンクン発 13:35 《CO714》 17:24 ニューヨーク着
13日目 :午前 半日市内観光  午後 ショッピング
14日目 :メトロポリタン自然史博物館など
15日目 :ニューヨーク発 《NW069》 
16日目 :                  16:40 関空着

★航空券

  日本・米国 往復 
     NW利用  料金=大人・子供とも 79,000円

  米国・メキシコ往復 
     CO利用  料金=大人$444.60 子供$363.60(ともにTAX込み)

  NWはAAトラベルで購入。一番安かったのは良かったが、
  事前の喫煙席などの座席指定が一切できなかったので、
  よほどのチケットなのでしょう。

  COは、ニューヨークで購入。ホテルの予約もN.Y.の友人にお願いした。 

 【ノースウエスト航空】

  行きの便は映画が始まると、なんのサービスもなかったが、
  帰国便では映画が一本終わるごとにジュースやアイスのサービスがあり、
  いいタイミングでウォーターサービスもしていた。
  満席だったが、サービスは良かった。映画の日本語吹き替えがあるのも良い。

 【コンチネンタル航空】

  特別な子供のサービスはないが、とってもフレンドリー。
  スーパーで売っているミニキャロット一袋が、ランチボックスに入っていたのにはビックリ・・。


★ホテル

 【ディズニー・オールスター・ミュージックリゾート】

   
     ツインルーム(ガーデンビュー)$69
     製氷機、プール、コインランドリー、ショップ、フードコートあり

     出発前に全泊分オールスターを取る事ができなかった。
     チェックインの際に再度交渉したら、全日程泊まれる事になった。すべりだし上々。
     4年半ぶりのW.D.W。前回は公認ホテルだったので、初めての直営リゾートは、
     バスの便数など移動がすっごく楽なのにびっくり。

     オールスターはワールドのはしっこの方だけど、部屋の広さもまあまあで、
     設備もいろいろあって、1泊税込み$77.28は、安いんじゃあないかなあ。

     でも、ボードウォークに行った時、ホテルもそうだけど、周りの店や飲食店が
     とてもおしゃれなのを見て、やっぱり値段の差はあるなぁ、と実感。
     子供も「次はこっちに泊まりたい」と、言っていた。気持ちはわかる。


 【カミノ・レアル・カンクン・ホテル】

     ツインルーム(タワー)$139
     部屋:ダブルサイズ2台、ゆったりした広さ、
         バルコニーから見えるビーチは、素晴らしい眺め。
     設備:冷蔵庫、ドライヤー、ルームサービス、プール

     ホテルのビーチは波の静かな遠浅のホワイトサンドビーチ。
     まさにオン・ザ・ビーチのホテル。
     
     カンクンはメキシコ湾にL字形に突き出たリゾート地で、このホテルはそのL字の
     ちょうど角の部分に建っている。低層の棟とタワーがあり、私達はタワーの11階の部屋だった。
     ベランダからは長い長いが、ずっと先の方まで眺められた。
     L字の長い方のは波が高く子供は泳げないが、短い方のは波が静かで、
     角に当たる岩場には魚がいると聞きこのホテルを選んだ。
     レストランやショッピングセンターも近く、歩いて行ける距離にあるので、
     とても過ごしやすいホテルだ。
     カンクンで一番最初にできたホテルなので古いのだが、ホテル内はきれいになっており、
     部屋も一時水が出なかった事を除けば快適だった。


 【ルーズベルト・ホテル】(N.Y.)

     ツインルーム $119
     シングルベッド2台、TV付き

     リオープン後で部屋もきれいだった。
     友人の話しによれば、以前はちょっと物騒なホテルだったようで、
     一度閉めていたらしい。滞在中も、裏口はまだ改装中でした。
     空港リムジンバス乗り場も近くにあって便利。


オーランド+カンクンなので、一番安く、時間的にもスムーズにいくAAを使いたかったが、夫の「喫煙席希望」により、NW+COで行く事に決めた。 昨年の10月からアメリカのTAXが値上がり(5000円前後になった)。旅行社によって違うので、チケットがいくぶん安くても税込みになると高くなる場合もある。申し込む前に必ず確認しよう。今回のように、一度アメリカに入ってメキシコに出て、再度アメリカに入る場合、TAXは2回かかる。これも旅行社によってまちまちで、単純にTAXが2倍になる会社が多かったけれど、IACEトラベルのように、合わせて7,500円と、少し安くなる所もあった。 

安い時期に子供を休ませて行けるのは、今回が最後かと思うと、夫と一緒に一週間では、ちょっともったいない気がして、子供に幼稚園を12月丸々1ヵ月休ませて行く事にした。子供と2人で夫より先に出発して、WDWで1周間過ごす事に。直営リゾートが取れたので、ワールド内に入ってしまえば、そう難しい事はないが、2人でグァムに行った時に「なんでパパは来ないの…」と泣かれた事があり、一週間も大好きなパパと離れて大丈夫かと心配だった。…で、今回はじっくりと説明して、パパは途中から必ず来てくれる事を言い聞かせ、準備段階でも「持って行きたいものは自分で用意してね」と自主参加を試み、出発時に「2人で頑張ろうね」と励ましあった。そのせいか、とても協力的で動きやすかった。


≪W.D.W≫


◎ダウンタウンディズニー
1日目は雨だったので買い物に出掛けた。"レインフォレストカフェ"(店内がジャングルのようになっている)で昼食を取ったが、子供が怖がりゆっくり食事できなかった。ボリュームもすごかったので、ドギーバックに入れてもらい、あとで外でゆっくり食べた。この"レインフォレストカフェ"、カンクンに行った時ホテルの近くにもあったがチェーン店なのか?

◎エプコット
前回は行けなかったエプコットに行った。朝から夕方まで、フューチャーワールド(でっかい球体がある方)で遊び、夕食を求めてワールドショーケース(いろいろな国のパビリオンがある方)に行った。この日は寒かったので、日本館で天ぷらそば($6.68税込み)を食べた。
【トラブル発生】
日本館を出てとなりのモロッコ館まで来た所で、子供の靴がかたっぽないのに気がついた。すぐに戻って探したが、わずか50mほどしか歩いてないのにどこにもない。日本館の人や通路沿いのショップの人に尋ねても知らないと言う。靴がなくては帰れないので、売店の人の教えてくれたインフォメーションセンター(入り口の側)に行った。事情を話すと、あちこちに連絡してくれたがやはりどこにも届いていないようだった。そして、私に何か説明してくれるのだが、理解できずに困っていたら、日本人通訳のいる部署に電話を掛け、その人を通じて「靴がないと困るだろうから、一緒に店に行って、ディズニーの靴を買ってあげる」と言われた。もう、感謝感謝!ここまで至るのに長い時間がかかり、外は真っ暗でヘトヘトだったけど、何かとても良い体験ができた。

◎MGMスタジオ
トワイライトゾーン以外はほとんど回った。「ノートルダムの鐘」「美女と野獣」のショーが特に良かった。11月下旬から1月上旬のクリスマスシーズンのみ、バックステージツアーの庭が日没後イルミネーションアーケードとなる。膨大な数の電球がいろいろな形に飾られ、日没のカウントダウンと同時に一斉に点燈!とても美しくシャンゼリゼのクリスマスイルミネーションより感激した。この日はとても寒く、イルミネーションからニューヨークアベニューに出た所で、空から白いものがチラチラ。いくら寒いと言ったってフロリダに雪が降るはずないし、と見上げると、ビルの上から雪のように白い泡を降らせていた。さすがはMGM。これぞディズニーマジック! アニメーションコートヤードの奥に、スタジャン姿のミッキーとグリーティングできるコーナーがあり、私達もそこで写真屋さんにミッキーと一緒の写真を撮ってもらった。出来上がりを見計らって取りに行くと、なぜか私達のだけ写っておらず、あまりの私の落胆ぶりを見て、カメラマンがすぐに撮り直してくれた。

◎マジックキングダム
25周年のケーキのお城、とっても可愛かった。朝一番、ダッシュでトゥーんタウンに行くと、ミッキーとその仲間達が全員集合して出迎えてくれた。サインと写真撮りまくり、でもミッキー&ミニーは、お家に入るのですぐにいなくなったけど。「ポケモン1番!」の息子もサインをもらうのに夢中で、大はしゃぎ。

◎ペニープレス
お金(50¢〜2$まで各種)を入れると、1¢硬貨がプレスされ、キャラクターの刻印つきになって出てくる。ワールド内至る所に様々な種類があるので、毎日小銭が欠かせなかった。


≪カンクン≫

夫と合流して、オーランドからカンクンへ。ヒューストン経由だったので、乗り換えの時ちょっと寒かった。でもカンクンに着いた時はオーランドより暑かった。当たり前か。空港入国審査員がやけに難しい顔をした人ばかりで、少々緊張。荷物検査はガイドブックの通り、台の上にまず荷物を置き、自分で信号機みたいなもののスイッチを押す。信号機が青ならOK。赤だとその場で荷物を開けてチェックを受ける。私は小さなバックで青だったので何事もなく通れたが、スーツケースを持った夫が押すと赤だった。スーツケースは開けさせられたが、さっと見ただけでOK。赤外線の監視装置がある訳でもなく、どうやって赤か青が決まるのか不思議だ。係りの人がどこかで操作しているのか、それともルーレットのように運を天に任せて?自分で押させるってのはそういう意味なのかな? 

荷物チェックがすんでから、外に出るまでの間に客引きがすごい!シャトルバスまで荷物を押して歩き、運転手とおぼしき人に預けバスに積んでもらった。ところがこの人、単なるポーターだったのだ。自分で運んできた荷持つをバスに入れてもらったばかりにチップを払うはめになった。車の中に荷物を入れるだけでも、彼らの仕事なのだと言われればそうかもしれないが、いい勉強になった。だって、イミグレから出口まで、ポーターがいるなんて信じられないほど近いのだ。それにしても、スペイン語はまったくわからない。

ホテルの周辺は、リゾート観光地だけあって、お土産やさんとレストランがいっぱい。ブランドショップのないワイキキをもっと下町っぽくした感じだ。活気があり人々の顔も明るい。何軒かか入ったレストランはみな美味しかった。スペイン語はわからないが、みな簡単な英語で話しかけてくれるので、ちょっとほっとした。ダウンタウンとの値段の差は大きいが、それほど高くつくわけでもなく、暗くなってから歩いてもあまり怖くない(深夜はわからない)。バス代も安くカンクンは良い所だ。もう少し、近ければさらに良いのだが。


≪ニューヨーク≫


オーランド・カンクンと暑い所から、真冬に戻ってきた。今回、N.Yに寄ったのは、一度N.Yのクリスマスを見たかった事と、今回の旅行でチケットやホテルの手配をしてくれた友人に会うためだった。主人の友人で、京都から単身渡って20年、知的で美人で素敵な方。

◎クリスマスショッピング
N.Yは日数が少なかったので、日本語の半日観光に参加した。解散がチャイナタウンだったので、飲茶(ディムサムと言うらしい)の昼食を取り、午後はメーシーズ、ブルーミングデール、シュワルツと早足のショッピング。メーシーズのサンタランドは、TV「メトロポリタンジャーニー」で見て行きたかったのだが、行ってみたらすでに店内は『ロボットの国のクリスマス』に変わっていてつまらなかった。ブルーミングデールのクリスマス用品売り場は、装飾品がすべて色別のコーナーに分かれていて、とても素敵。キャンディーやチョコレート、化粧品のセットなどが、クリスマス用品にラッピングされていて「キャー、素敵!」の連発。でも、とにかくすっごい人、バーゲンコーナーなんて長蛇の列で、時間に余裕がないとクリスマス前の買い物はちょっと無理。アメリカでは、クリスマスには家族はもとより、友人や上司などにも贈り物をするので、プレゼントの数が多くなり、バーゲンには人がどっと押し寄せるとか。とにかく、おもちゃ屋さんなんて、すっごい人人人。

◎美術館博物館
友人と一緒に、メトロポリタン美術館、自然史博物館などを見て回った。メトロポリタンは以前から行きたかった所で、とても広くてきれいな美術館だ。入場券が日替りのバッジというのもしゃれている。ただ、ちょっと残念に感じたのは展示システム。出土したものをそのままの形で展示するのではなく、手を加えて完全に復元したものを展示しているのだ。確かにその方が見てわかりやすいのかもしれないが、かってに着色までしてあってはどの部分が本物なのかもわからない。日本でも、ほんの小さなかけらから、大きな埴輪を復元したりするが、本当の出土物の部分は色の違いなどでわかるようになっている。メトロポリタンのは、まったくわからない。「この状態で古代のお墓から出土したのか、すごいなぁ」と思っている人もいるのでは。遺物として見たい私には、ルーブルの方が落ち着く。でも、アメリカ人にはこの方法がベストなのだろう。

◎N.Yの治安
N.Yは恐ろしい所だとばかり思っていたが、ルールさえ守っていれば東京と変わらないのでは、と感じた。でも、2日くらいじゃホントのN.Yを知る事はできないか。最近のアメリカは景気が良くなったので、N.Yの町もきれいになったそうだが、友人は今でも地下鉄はあまり乗らないそうだ。乗る場合は昼間でも真ん中の人がたくさんいる所で待たないと、端っこでは「hold up!」されるそうだ。子連れでもなんでも関係ないそうで怖〜!