ピ ピ 島
カンボジア在住・Tさんファミリー
(♂ 4歳)
1997年11月


1日目 午後:プノンペン−バンコク
2日目 午前:定期船でピピ島へ   午後:ホテル前のビーチ
3日目 午前:BAMBOO Is.    午後:ホテル前のビーチ
4日目 午前:ピピ・レ島      午後:ホテル前のビーチ
5日目 午前:定期船でプーケット島へ 午後:プーケット − バンコク泊
6日目 午前:バンコク − プノンペン


タイ航空(バンコクープーケット) フライト時間約1時間半
  キッズサービス : 往路 パズル
  キッズミール :軽食なのでリクエストしなかったが、サンドウィッチ・具入りパンなど、美味。
           子供も喜んで食べていた。
  料  金 : 大人 121USドル ・ 子供60USドル

ホテル


 デルタグランドパシフィックホテル (バンコク)
  住 所:スクムヴット通りSOI17
  部 屋 :クィーンサイズベッド2台が置かれ広い。冷蔵庫・ポットあり。
       特にバスルーム(ハンドシャワー)は広くて清潔。ルームサービス可。
  設 備 :子供用プ −ル・朝食ビュッフェ。階下にロビンソンデパートが入っている。

  P.P.コーラルリゾート(ピピ島)
  場 所:BanLaemTongに面し、ビーチのすぐ前。
      タウンから遠く(ボートで行く)、空港からも遠い。
  部 屋:シングルベッド2台の部屋は狭め。
      冷蔵庫と中に1日2本のサービスミネラルウォーター。ルームサービス可。
      浴室はバスタブなし、ハンドシャワーはあるがホースが短く不便。
      清潔感がいまひとつだがすぐ慣れた。食事はなかなか美味。
  交 通:ボート〈 トン・サイ港 − ホテル 〉片道 250B (ホテルフロントで申し込み)
  料 金:ツインルーム/朝食付き  一泊一室料金 55USドル

 ケープパンワ(プーケット)
  場 所:パンワ岬の小高い丘にあり不便。利便性を求めるならプーケットタウンが良い。
  部 屋:シングルベッド2台の狭い部屋だが、こじんまりとして上品なホテル。
      トランジットのため1泊するだけではもったいなかった。
      冷蔵庫あり。ルームサービス可。バスルームはハンドシャワーあり。
  設 備:朝食ビュッフェ・子供用プレイスペースあり(屋内・屋外両方)
  料 金:ツインルーム/朝食付き  一泊一室料金 125USドル

通貨 : バーツ 1B=3円


手付かずの自然を求めて


ピピ・レ島 [マヤ湾]

波が無く、子供でも安心してシュノーケリングできる入り江。
絶壁に囲まれた神秘的な雰囲気のするところ。
ただ、人気スポットなので、船がたくさん停泊しており、少々騒々しい。
気候のせいかもしれないが、思ったほど透明度はよくない。
しかし、珊瑚礁がきれいで、魚もたくさん見られた。

[バイキング
    ケーブ]
予定してなかったが、マヤ湾から直接行ってみた。
入場料が必要な事を知らず、お金を全く持っていなかった私達は、
入り口で写真を撮っただけで帰ってきた。
入場料はたったの60円(20B/1人)だっただけに、余計残念。

[ヒーぺ] 気を取り直して、ヒーぺという岩礁でまたシュノーケリング。
こちらの方が、マヤ湾より魚の種類は多かったが、
ビーチからかなり離れた沖なので、子供は怖がって船からおりず。
無人島だけにビーチの美しさ、静かさは格別。
気に入ったビーチに上陸すれば、まるでプライベートビーチのよう。
ホテルでLong Tail Boat(細長い木の船)を借りて、
ビーチ巡りすることをお勧め。(4時間600B、1日1000B弱)
無人島のビーチに売店はないので、食べ物(昼食)飲み物は持参で。

ピピ・ドン島 [ホテル] ピピドン島内の移動は基本的にボート。
レストランなどすべてホテル内で済ますという人は、
どこのビーチでも良いが、買い物やレストランにも行きたいなら
トンサイ湾か、そのすぐ裏のロ・ダラム湾が便利だろう。
ただし、ビーチには船がいっぱい停まっている。

私の泊ったところは静かに過ごしたい人におすすめ。
しかし、すぐ隣のP.P. Internatinal Resortの方がきれいだった。
もうハイシーズンに入っていたと思うが、P.P.コーラルリゾートでは、
滞在中ほとんど私達だけか、他に一組くらいしか宿泊していなかった。
さびれている感じがしたが、タクシーの運転手や客引きは
“NICE BUNGAROW”と言っていたし、改修もしていたから、
これから人が増えるのかも。

[滞在中の出来事] 午後になると、ホテル前のビーチはすごい引き潮。
午前中は水面下にかくれていた珊瑚が姿を現わす。
散歩すると、いたるところで、貝が歩いているし、
無数のカニが珊瑚の間からはさみをのばし、エビは穴を掘っている。
小さな生き物ばかりだが、子供は大喜びで、
いつまでも飽きずに見て(いじめて?)いた。
滞在中にちょうど、タイの灯篭流しのような行事の日があり、
ホテル側で我が家の分も一つ用意してくれた。
月明かりの下3人で海に流した。
満月の下を漁船の影が通り過ぎていく光景がとても幻想的だった。

BAMBOO
 ISLAND
ボートを借りて行った。何も無い所だが、きれいで良かった。
午前中しかいなかったので、子供はもっと遊びたがっていた。
でも、本当に何もない。


昔のピピ島を知っている人が今行くとがっかりする、と聞いていたピピ島だが、
以前のピピ島を知らない私には、十分美しい島だった。
海というと、水がきれいとか、魚がいるとか。そのくらいしか考えなかったが、
ここでは島、ビーチ、海が織り成す景観が本当に美しく感動的。やっぱり海はいいと改めて思った。

今回の旅行で考えてしまった事が一つ。
大袈裟に言えば環境破壊と言うことになるのか、ビーチに貝やらエビの赤ちゃんやら、
本当に無数の小さな生き物が、足の踏み場も無いほど生息している。
なので、そこを散歩すると、どうしても、それらの生き物を踏んでしまう。
珊瑚のところでは、パチパチ音がし、主人によれば、珊瑚が呼吸している音だと言うが、
その珊瑚の上を、みんな平気で歩いている。
以前から、日焼け止めを体に塗って、海に入るのには抵抗があって、私は塗らないが、
海に入るのに砂浜を歩かないわけにはいかない。
どんなに気をつけても、もとのままというわけにはいかないのだ。
それでも手付かずの自然を求めてしまう、人間って勝手な生き物。
わかっていても、私もきっと次の旅行も きれいなビーチを選んでしまうんだろうな、と思っている。




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