昨今の漫画やアニメなどパロディ物が何かと人気のようです。(ケロロ軍曹 や 疾風の如く らき☆すた など)
しかし、赤ずきんチャチャの時代ではパロディネタはそれほど盛んではなく、たまにチャッカリ仕込む程度でした。そのため、ネタとしては希少かと思われます。(いや、希少という程でもないと思うが)
ここでは、赤ずきんチャチャに見られるパロディネタを独断と偏見で勝手に書き出してみました。
てゆーか、赤ずきんチャチャ自体「
「おちびさん 笑った顔のほうがかわいいですよ」
「キャンディキャンディ」といえば、昭和50年代に一世を風靡した少女マンガですが、その言葉は作品なかでも代表的な台詞です。 逆に、30代〜40代の女性の方であれば、誰もが知っているであろう言葉かもしれません。 丘の上の王子様(ウィリアム・アルバート・アードレー)が、泣いていたキャンディを慰めるため言った言葉です。 赤ずきんチャチャでは、麦藁帽子に長靴というおじさんルックのセラヴィー先生が、泣いていたやっこちゃんを慰めるために言いました。
やっこちゃんは、おやじ趣味という説もありますが、見た目にとらわれない、かつ少女チックな魔法使いという、理想的なキャラである気もします。
|
「水泳。なんちゃって」
やっこちゃんに、何やってんの?と問いかけられたリーヤ君のリアクションですが。このルーツは「姫ちゃんのりぼん」にあると考えられます。 「姫ちゃんのりぼん」といえは、赤ずきんチャチャと同じりぼん(集英社)で連載していた漫画で、アニメにおいては「赤ずきんチャチャ」の前番組であり監督も同様に「辻初樹」でした。 「姫ちゃんのりぼん」では、廃屋の茂みにも潜り込んだ姫ちゃんが、大地の「なにやってんだよ?」の問いかけに「クロール!!なんちゃって!!」の苦し紛れにとったアクション(ギャグのつもり?)です。 水泳とクロールに違いはあるのものの、茂みの下で取繕い「なんちゃって」というシチュエーションは全く同一です。 特にリーヤ君のこの台詞は、この状況で何故「水泳」なのか全く意味がわかりません。しかし、姫ちゃんのリボンのパロディと考えるならば、非常に納得のいくギャグであり、この一言に喜び倍増です。 さらに、ちょっと気になっているのですが、リーヤ君のこの台詞はもしかして・・香取慎吾のアドリブではないかと?かってに想像しています。 |
「めりーべる動物病院」
「キャンディキャンディ」では病院ではなく「メリージェーン看護学校」と言うのがあります。これは看護婦(当時は看護士という呼び名は使われていなかった)を目指していたキャンディが通っていた勉強していた看護学校です。 ヨセフ病院とは同じ敷地内にあり、働きながら学べるという画期的な学校です。 ちなみに、メリージェーンは校長先生の名前ですが、名前の可愛さとは裏腹にとても厳しい先生です。 ”メリー”しかマッチしていませんが、それが似ているというだけのこと。(おいおい;) |
「今はこれが精一杯」
大魔王の手下ソーゲスが、うらら学園の園長先生の部屋に来たときの行動です。 握り拳から花を出し、万国旗を広げて行きます。 これは、「ルパン三世 カリオストロの城」の一場面と同様です。 ルパンがクラリスに指輪を返しに来た時に披露した手品です。 ソーゲスはこれを忠実に再現していますが、それは行動だけではなく、声優さんもなのです。 うらら園長は、クラリスと同様に 島本須美さんが声をあてているのです。 残念ながらソーゲスは山田康雄さんではありません。 |