ジンギスカン
採点表 |
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政治のシステムが面白い。
多くの歴史シミュレーションでは、町づくりや開墾などに資金を投入するような形であるが、ジンギスカンでは、それらに人口(人間)を投入して国づくりを行う。
もちろんお金の概念は存在するが、それよりも、国家においては人口がいることが最も重要視される。
戦における戦闘システムも面白い。
個人的にかなり気に入っているのが、「伏兵」である。
敵の部隊を誘い込み、伏兵により包囲殲滅するといった戦略的面白さがある。
しかも、伏兵は部隊中最弱といわれる歩兵隊にしかできないので、これをどのように編成するかで戦局が大いに変わる。
そのほか、世界中の商人とのと取引や、オルドなどといったシステムもほかには無い。
ゲームシナリオは、モンゴル編と世界編とがあるが、なんと言っても目玉は世界編。
日本国も登場し、国王は源頼朝だ。ジンギスカンと源頼朝の夢の一騎打ちとかも可能だ。
私自身はとても気に入っているゲームなのだが、くそゲー扱いされることも少なくないのが残念。
余談ではあるが、井上靖の著書に「蒼き狼」というのがある。
内容はもちろんジンギスカンなのだが、かなり面白いので興味のある方は是非一読されたい。
ちなみに、志茂田景樹もジンギスカンを書いているが、これはあまり面白くなかった。あべし!
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