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大間々頭首工の計画概要 (1)計 画 大間々頭首工は岡登堰・阿左美沼の水田320ha、藪塚台地への畑かん用水として860haの地域に対し、安定的に永久に用水を確保するために作られました。 この頭首工の構造形式は、トンネルによる自然取水方式の頭首工で高津戸峡右岸水面下に取水工を設け、これにより取水トンネルを掘り、バルブ室に接続させる。 バルブ室には導水鋼管を布設し、更に導水鋼管から取水管を分岐して取水管末端に制水ゲートを設けて取水量を調整し、その下流には静水池を設けて水流を減勢し導水トンネルを新設し、岡登用水路に接続する。又、自然取水のため土砂の流入が予想されるので、導水鋼管に接続して排砂トンネルを設けて渡良瀬川に排砂する。 なお洪水時には土砂、雑木等の流入が予想されるので取水工先端にはスクリーンを設置し、更に転倒式のゲートを設けこれらの流入を防ぐものである。さらにバルブ室内には排砂用のバタフライバルブを設置する。又、取水流量を測定するため電磁流量計を設置し取水量の安定を図る。 取水操作は屋外に設ける管理事務所において行なう遠隔自動操作と遠隔手動操作、機側操作の三段がまえで対応する計画である。 (2)諸 元 大間々頭首工の主要構造物の諸元は次のとありである。
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