この文書はvintageの通販リストを郵送で受け取っている方達にリストに付けて配布した物です 趣旨は委託手数料の値上変更ですが、その他会員の皆様にアンケートをお願いした際、皆様から寄せられた 質問、要望に対するこちらからの答えが書かれています。インターネットを御利用の皆様には 会員としての費用は何もありませんが(リストの郵送代が無いので)vintageを知る為の一つの 参考にして頂ければ幸いです。 桜前線が日本を駆け抜けたこの季節、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか? ヴィンテージにはこの春ようやく新しいコピー機が導入されました!おかげでジャケ写はかなり綺麗 にプリントされるようになり、両面コピーをしてもしわが入らなくなりました。ウレシー!そしてこの春で VINTAGEがインターネットにホーム・ページを開設以来丸一年が過ぎました。僕は春になると何故かコンピュータで 苦労した事ばかりが思い出されます。何も分からず「在庫の管理とリストの集計を同時に絡めながら 出来たらどんなに楽だろう」と思い立ちいきなりコンピュータの世界へ飛び込み、本格的にデータベース の構築に取り組み出したのが三年前の春の事です。 (最初はDOSもWINDOWSも分からずデータベースの"ACCESS"と"桐"を同時に購入したくらい何も知らない"とんま" だったのです。買った後で"桐"はDOSで使うものだと知り愕然としたものです。) 2年前の春はコンピュータ同士をつなぐ為のネットワークの構築でした。プロトコルとかネットビューイーとか共有サービス とか今までに聞いた事のない訳の分からん言葉に頭かきむしったのも逆に今では懐かしい想い出です。 そして昨年挑戦したのがインターネット上にヴィンテージのホーム・ページを作ろうというものでした。 僕はフロント・ページというホームページ作成ソフトを使い比較的簡単に出来たような気がします。 がそれでも訳の分からん事ばかりで随分苦労しました。しかしインターネット上に自分のページが載った時は 実に感無量という感じでした...........という事でつまらん僕の春の想い出話から始まったこのリストですが、 前回頂いた皆様からのアンケートや質問とそれに対する僕からの返答など、色々と読物の多いリストになりました。 今回もどうぞ宜しくお願いいたします ______________________________________ さてここに前回お願いしたアンケートに寄せられた質問・要望....等主なものを紹介いたします。      @ 送料等の経費節約の為、何度かのリストである程度購入商品がたまったら送ってもらうように出来ないか? ........送料を除いた金額をその都度入金しておいていただければ大丈夫です。 A 以前はよく載せていた輸入CDのレギュラー盤を掲載できないか? 中古店のない地方にいるのでレギュラーで安価な普通の盤も掲載して欲しい.....等々 その点に関しては逆な意見もあり、「貴重盤だけに絞って年に数回発行するようにしたらどうか」とか 「普通の中古店で手に入るものは掲載する必要がないのではないか」......等々 ....以前はよくリストにリイッシュコーナーを設けて主な再発盤を紹介していました、 今は時間が無く難しい状況ですが、気が付いた物は少しづつまた掲載して行きたいと思います。 またリスト上に貴重盤だけを掲載する事は難しいと思います。 色々なレコードを色々な人が探している中で私たちの仕事があると思っています。もちろん、 貴重盤、レア盤、が数多く掲載できればそれはそれで素晴らしい事です、しかし仮にそれが可能であったとしても、 色々なレコードを掲載する今の姿勢は崩したくないと思っています。 B イタリア・フレンチ・その他ヨーロッパ・ポップのレコードを求めています。(けっこう数多い) 最近歌謡曲のレコードが少ないもっと載せて欲しい。 アイドルのLPを、メタルのシングルを、.........等々WANTは色々ありました。 .......商品提供者は貴方です。委託レコード待っております! C ジャケット写真をもっと多く載せてほしい(カラーでなんていうのもありましたよ OH! MY GOD !!!!) ......今回はリスト作成時の経費問題を真剣に考えました!数多くのジャケ写を載せたい!また載せて欲しい!リストに対する 要望は僕からもまた会員からも出したら切りが有りません、しかし良いリストを作ろうとすると経費がかさみます。 そんな状況の中ですので出来る限りは僕自身の手でやって行きたいと思っております(人件費も削減しジャケ写も増やします) D オリジナルかどうかをハッキリ書いてほしい ......12年以上この仕事をしておりますがまだ見た事のない盤も多いですし、分からない事も多いのが現状です。 従いましてオリジナルかどうか分からないものに関してはコメント出来ません、その点に関してはどうぞご容赦頂きたいと思います。 E BIDのなかったレコードを買う事は出来ないか? .......現在では考えておりません、委託商品の残品は大半が締切り後即返却されてしまいます。 F 落札表に載っていない番号は? .......BIDの無かった盤です。また最初から販売価格が決められているセットプライス品も落札表には記載されません。 G オークションとセットプライスを分けている理由は?同じレコードなのにMBが違う理由は? ......それは委託者の意向を尊重し、委託者の売りたい方式でお願いしているからです。 現在までに商品を委託して頂いた方は100名を超えました。極論を言えば同じ物でも100名いれば100通りの価格 に対する考え方がある訳です、同じ盤なのにMBが違うというのもレコード提供者の意向に沿ってMBが付けられるからです、 この点を良く理解して下さい。但し最終的な価格調整はヴィンテージで行っており、市場価格を逸脱しない範囲の均一化を計っています。 H 送料が高い .....申し訳ありませんヴィンテージではパッケージチャージ(梱包料)を約100円から200円見当でプラスさせて頂いています 今後もパッケージチャージを頂く状況が続くと思われますが、今回の変更に際し下記の金額で送れるようになると思いますので 宜しくお願い致します。 関東一円 ¥700 中部・東北・関西 ¥800 その他の本州 ¥900 北海道・九州・四国 ¥1000 シングル3枚、合計額10,000円以内の場合のみ 普通郵便で送ります ¥400 I 販売手数料(消費税)を取るのは止めて欲しい、落札表を見てもすっきりしない、委託手数料は20%のままで堅持して欲しい、 「販売手数料という意味が良く分からない、なぜ買う人までもが手数料を払わなければ行けないのか?」あるいは 「中古盤に消費税はおかしいんじゃないか」.....等々 .......VINTAGEのシステムは今までに何度も繰り返し説明してきましたが、売りたい人から買いたい人への橋渡しが その主な仕事です。つまり手数料とパッケージチャージで、全ての経費とヴィンテージの収益を補っているのです。 今回その辺の詳しい状況を知りたい方は委託者宛の別項をご覧ください、売上サンプルも作ってみました。 J CONDITIONが甘い! .....この言葉はいつまでも言われ続ける中古盤を取り扱う者の宿命ですね? 僕としてはかなり厳しくチェックしているつもりですが、すべての盤を聴いて確認できる訳ではないので見た目判断となります。 またジャケ裏やジャケの内側等も綿密にチェックしますが時としてマイナスポイントを見逃す事もあるかもしれません、 ご迷惑をお掛けした方には本当に申し訳ありませんでした。又今後に及びどうしても納得の行かない場合は遠慮なくご連絡下さい できる限りの対処は致します。 K 締切りをもっと余裕ある間隔で ...........この意見は確かに何人かに頂いています、しかし逆に「〆切の早い」この形態を支持されている方の方が多いようです。 その理由は締切りが長いと逆に忘れたり、客とお店側との色々な価格調整が行われやすいとの危惧を招いたりといった意見です。 そのような理由で締切り間隔は今後もこのまま続けたいと思います。最長で2週間、締切り日の次の日に請求書の作成を行い翌日 には発送します!! L 委託手数料の支払い期間をもっと短く出来ないか? .......確かに現在の〆切から1.5ヶ月〜2ヶ月後という期間は長いと思います。今後は適切な処置を考えて行きますが具体的な事 として「購入者の支払猶予限度を3週間にし、それで入金のない場合は再請求書を送るようにし、それでも入金がない場合や連絡 のない場合はリスト〆切後一ヶ月を限度にその商品はキャンセルとして委託者に返却させて頂くという方法が考えられます」 送金はキャンセル品の返却と同時に行います。これは委託者宛文書のキャンセルの部分とダブりますが、 この方法でしたら一ヶ月の送金は可能です。皆様の意見をお聞かせ下さい。 M ビッド金額の10円単位は認めないはずでは?→今後はビッドの最低金額単位を10円に戻します! .....申し訳ありませんでした。「販売手数料」導入時に10円単位のビッドは認めないと申し上げましたが、 担当者への指示が徹底しておらず、(コンピュータにビッドを打込む際10円以下は四捨五入するようにとの指導が甘かった!) その事が原因で落札できなかった人には大変申し訳なく思っております。しかし今後の事は良く考えた末、 皆様にとっても慣れている10円単位での受付に戻したいと思います、勝手な事を言って申し訳ありませんが宜しくお願いします。 尚5%を差引いたあとの金額は10円単位に切り上げていますのでご了承ください(これは以前と同じです) N 自分がビッドした金額よりも少し高い金額の請求が来る事があるのは? .....「販売手数料」がどのように計算されるのかといいますと.....貴方がビッドした金額は既にヴィンテージへの手数料5%が 含まれますのでBIDX0.05を先に差引かせて頂きます。これが「販売手数料」です、そしてそれを除いたBIDX0.95の金額を 入札価格として計上する訳です。ですからBIDX0.95の時点でMB(最低入札価格)を下回った場合には自動的にヴィンテージへの 販売手数料が加算されて入札される訳です。その際、手数料はビッド金額に対しての5%であってMB金額の5%ではないという点も ご注意頂きたいと思います。 例:MB10,000の商品に10,500を入札したのでは10500X0.95=\9975でMBを下回ります。 従いましてこのような場合に当方では\10,600で入札させて頂いています。この事はよくご確認のうえ、ご了承頂きたいと思います。 尚"SET PRICE SALE"(販売価格が設定されている商品)は販売手数料を外税形式でお願いしていますので、 請求額は"販売価格"X1.05となります。 ******委託手数料を今後25%に変更しなければならない時が来るようならその時は「販売手数料」5%は外税方式で考えています。 またその際には最大でお買上額の5%の還元が可能なポイントシールの発行は継続されると思います。 ご意見、お考え、等ございましたらぜひお聞かせ下さい。 ★ポイントシールに関する質問、希望、その他色々頂きましたので、まとめてご説明致します。 現在ご購入額が1万円を超える毎に1ポイントのシールを発行しています。 このシールは一昨年の委託手数料の値上げと販売手数料の導入の際、値上げするばかりでは申し訳ないと思い 新たなサービスとして実施したものです。 10ポイントで5000円のサービスが受けられます。 O ポイントシールいつまで続けてもらえるのか? ......当初は2年くらいと考えていました、しかし皆様に喜ばれている様子ですのでもう少し長い期間続けようと思っています。 (今後の購入者からの販売手数料を内とするか、外税とするか、との絡みで考えています) P リスト毎ではなく合計でシールを発行できないか?また半端なポイントは使えないのか .......申し訳有りません、これは無理です。いくらコンピュータで管理しているとは言えこのサービスは値引きではありません。 また一万円からではなくもう少し低い金額からスタートできないのか?という意見もありましたが ..... 現状ですら一人一人の荷物にポイントを入れていく作業は時間がかかります、金額が低くなったら現在の倍以上の手間を 考えなければなりません。(今回は始めてリスト作成時の経費に付いて真剣に考えました)この点はご容赦頂きたいと思います。 但しこのポイントサービスを終了する際は半端なシールもお使い頂けるように考えていますので大切に保管して下さい。 Q コメントが楽しいのでたくさん書いて欲しい .......前回のリストに書いたギターのコメントが何故か好評でたくさんの方から「もっと色々な事を書いてくれ」 という嬉しいお言葉を頂きました。また機会があればギターの紹介や、古いレコードを聴く為のカートリッジ紹介 (12年前も書きました)でも出来れば良いなと思っています。また色々な企画を提案頂きその事に付いても今後 トライして行きたいと思っています。 R 次回は皆様御用達のレコード店紹介を行いたいと思います。更新手続きがお済でない方はお早めにどうぞ! 委託商品提供者の皆様へ いつもヴィンテージの為に数多くの商品を出品していただき本当に有難うございます。 おかげさまで通販リストは順調に回数を重ね、今年に入ってからは月に1回という驚異のペースで発行が進んでおります、 また売上額も売上数も比較的順調に推移しておりこれも商品を提供して下さる皆様あっての事と心より感謝しています。 そんな良い事ばかりが目立つ通販リストですがここに来ていくつかの問題が僕の頭を悩ませるようになりました。 そのひとつは最近著しく増加した経費にヴィンテージとしての純益がほとんど取れていない事に気づいた事、 そして先日委託者の方だけにはお知らせしましたが「キャンセルがあった場合」の賠償責任の問題です。 その詳しい内容に付いては順次述べるとして、結論から先にお話しますと今後もこのヴィンテージの通販システムを順調に飛行させる為 には手数料の変更を始めいくつかの内容変更を皆様にお願いしなければならなくなったという事です。 これは自分なりの理論に基いた勝手なお願いかも知れませんが僕はヴィンテージの様な皆様の商品で成り立つ通販システムは 携わる人全員が適正な利益を1つのルールに基き、 それを全員が履行し全員が納得の上で享受して行くものだと考えています。 そしてその中では不当な利益の追求など絶対にあってはならないものですし、もしその様な事が行われるならそれは 自分が軸となって心血を注ぐこのシステムを自らの手で崩壊させるようなものだとも考えています。 幸いにもヴィンテージは今インターネットを巻き込んだ新しい展開を成功させ、順調に滑り出しています。 実際皆様からお預かりした商品が海を超えていった事も珍しくありません。どうぞ僕がインターネットを包括した このリストにかける情熱をご理解いただき今回の件、快諾頂ければ幸いと思っております。 販売手数料の変更について **本題に移る前に......皆様は委託手数料の中から必要経費を差引いた後のヴィンテージ としての純益は売上の何%くらいあると思いますか? また売上の何%くらいなら妥当な線だと思いますか? 今回の変更点の柱となるのは委託手数料の変更です。別項にサンプルで売上表が作成して 有りますので詳しい事はそれをご覧頂くとして.......全商品100%を委託盤で運営させると 仮定した場合、僕はヴィンテージとしての純益は売上の10%〜15%頂ければ良いと思っています (10%以下では機能する意味が全くないし15%以上は取りすぎになると思う) しかし現状は何と10%ありません!!!その原因は人件費を中心に経費が大きく膨らんだ事が上げられます。 しかもこの経費は今後に至っても減る可能性の少ないものです。これが変更の理由になるかどうかは 皆様の判断にお任せしますが、今後を見据えた僕なりに出した結論が下に示したものです。 ***まず手数料に関してですが現在の20%を23%に変更させていただきたいと思います。 (早急ですが今回お預かりしているものは従来通りに、次回分からは上記の要領でお願い致します。) 今後は状況を見ながら最終的には来年度から100%を委託商品で回す事を考え、商品提供者負担を 25%、購入者負担は5%(外税) として考えています。 ***オークションに関しての購入者からの販売手数料負担ですが、これは現在のままビッド金額に取り込む形で 継続させたいと思っています。但し上記にあるように最終的に販売手数料は外税形式でお願いして行こうと 考えています。 キャンセル品について 先日お送りしたキャンセルに付いての問題提起には貴重な意見を多数頂き本当にありがとうございました、 深く感謝いたします。ここでその問題のよく分からない人の為もう一度簡単に説明しておきたいと思います。 ヴィンテージは昨年春に通販リストをインターネットへアップロードする事に成功しリスト発行の度に更新してきました。 現在までにアクセス数も1万を超え、実際に購入頂いた方も60名を超えました。この人たちが最近のリストの 売上増加に一役も二役も買った事は間違いありません。こんな風に成長してきたヴィンテージの通販システムですが このインターネットでの売買の事で大きな問題に直面する事になりました。その問題はお客様のキャンセルです、 今年に入りオーダーが増えるにつれてキャンセルも頻発するようになり。先日来キャンセルが続いた時はもうネットからのビッド は止めようと思ったくらいです。しかし詳細に売上状況を調べてみると、回数を重ねるごとにネットからの売上は増え、 しかも今までのベテラン会員からは良いオーダーが望めないアイテムにも想像以上のビッドが来る場合が多々ある事 まで分かりました。それを考えますとこれから更に増えるネットからの参入者は更に売上にも大きく貢献してくると思われます。 この波をしっかりした体制で受け止める為にもキャンセルが発生した場合どうするか?! またその際のヴィンテージの負うべき賠償に付いてどうするか?!という事で皆様の意見を伺った訳です。 ****最終的には"当方で新規参入者に対し充分注意を払い一ヶ月の間に必ず入金して頂く様に指導し、もしもキャンセル になる様ならそれを早めに見極めるという結論を出しました。従いまして売上明細を発送後一ヶ月以内のキャンセル はお許しいただきそれ以後はヴィンテージの責任として当方で負担するという事でよろしいでしょうか? ****締切り直後のキャンセルに関しては次点の人に連絡し販売させて頂きます。その際商品提供者への連絡は事 後承認となりますがご了承頂きたいと思います。(あまりにも金額が離れている場合には連絡します) ______________________________________________________________________________________________________ 売上計算書 この売上計算書はサンプルとして作りました 以下は仮に100%の商品を委託盤で運営する事とし、リストには600枚のレコードを掲載し500名に発送し 120名が購入者となり1.200.000円の売上があったと仮定した際の計算書です。 委託手数料は20%で=240000円、 販売手数料は5%で=60000円 これにパッケージチャージ(送料額以上の金額を梱包料として頂いています)100名X約200円=20000円をプラス (購入者のうち20名以上の方が商品を取に来店します) 年間10回のリストを発行するとして、更新手数料の一回あたりの充当金600円÷10回 X 500人=30000円 合計350.000円 の荒利となります。(売上150万の場合は425,000円が荒利となる) (売上120万で23%を委託手数料とした場合 \386000が荒利となる) 一方の経費は 人件費(リストに携わる時だけの時間を計算) *リスト打込みにかかる時間(レコードのクリーニング、状態チェックを兼ねる)平均 1時間あたり15枚I/P (遅いと感じるでしょうが一枚一枚クリーニングし、コンデションをチェックしながらのインプットです。しかも色々な間違い を出来るだけ少なくする為にリスト打込み終了後レコード一枚一枚にその盤の情報を入れたカードを印刷しそれを 挿入しています。こうする事により仕分けの際の間違い等を少なくしています、これに更にスキャナーやデジカメによる ジャケット写真の取込時間を考えると 1 hour 15 piecesはかなり難しい枚数です。) 600枚÷15枚=40時間 自給800円X40時間=32,000円 *レコードの発送にかかる費用 (レコードの選出、袋の入れ替え、盤の再チェックを兼ねる) 平均1時間あたり4箱を梱包 120名÷4=30時間 自給800円X30時間=24000円 *リスト発送日のバイト代 2名X5000円=10000円 (いつもの人間とは別に頼みます) *リスト〆切時のバイト代 2名X5000円X2日=20000円 (いつもの人間とは別に頼みます) この日は大変な作業です、まずすべてのレコードを購入者別に振り分けます。次に委託者別に残品の チェックを行います。次の日委託者に返却の為の梱包を行います。 その他の経費 *コピー代 A-3,3枚 A-4,2枚 合計5枚 X 2(裏も刷るので)=10工程 10工程X 10円(コストパフォーマンス・チャージ+紙代+トナー...etc)=100円 X 500人=50.000円 *郵送費90円X500名=45,000円 落札案内送付費 80円X120名=9600円 委託手数料の銀行振込額 600円平均 X 25名平均=15000円 *インターネットにかかる諸経費、 E-MAIL 接続料、レンタルサーバー代金の合計で約10,000円 *消耗品費(400枚が販売されたとして、レコードのビニール袋、梱包用茶封筒、封筒、電気 他諸々) 15,000円 *ゴールドポイントの回収額(7割が回収されるとしてそれを値引きと考えます)1200000円*0.35=42000円 *最後にVINTAGEとしての収益も支払経費の一つと考えて売上の10%の\120.000を計上すると 経費合計\392,600となり \42,600が赤字となるわけです。(VINTAGEの純益は\77,400で売上額の6.45%) (売上150万の場合は\425000-\422600(経費合計)=\2400が黒字となりヴィンテージの純益は\152400で約10%となる) 尚経費合計額が高いのはVINTAGEとしての収益(売上の10%)を\150000で計上している為で必要経費は同額 で計算してあります、本来は発送個数が多ければそれだけ消耗品も時間も必要となるので経費も上がる事になる) (売上120万で手数料23%の場合は\386000-\392600(経費合計)=-\6600が赤字となりヴィンテージの純益は\113400 で売上に対するヴィンテージの純益は約10%となる) 以上が大まかな収益の流れです、そしてこれはあくまでも100%を委託盤で運営すると仮定した場合です (実際最近のリストにはヴィンテージの商品は少ないですが...)、売上額の120万は最近のデータを見る限りやや平均以下でしょう、 しかし売上100万以下の場合や悪質なキャンセルが発生した場合の事など考えますとこの計算書で大まかな収益の 流れを知るのには何の不備も無いと思います。本当を言えばこんな物は作らなくてもヴィンテージの状況は 皆様にお分かり頂けているのもだと思っていました。しかし先日のアンケートで寄せられた皆様からのコメントを読み、 このシステムを充分に理解されていない方が多いと感じました。 "なぜ購入者から販売手数料を取るのか" "更新手数料が高すぎる" "BIDの中に販売手数料を含めるのは止めて欲しい" "パッケージチャージは止めて欲しい" といったシステムを良く理解していない購入者から見れば全く当然の疑問と怒り(?)に数字を通して判断してもらおうと思い このサンプルを作ったわけです。