ワイン工場 ワイナリーに到着するまでに見えていた広大な畑らしき景観がすべてワイン用のブドウ畑だったことにはおどろいた。日本ではあまり見られない光景だと思いとても感動した。
施設を見て回ると、醸造の過程が細かく説明されており、理解し易かったのでとても良かった。この辺りの気候は名産であるアイスワインを造るのにとても適しているそうだ。今までアイスワインという単語は耳にしたことがなかった。
ガイドさんの説明によれば、アイスワインは「ドイツ・カナダ・オーストリア」の3カ国でしか作られていないそうだ。成人したら是非1度は飲んでみたいと思う。
従来アイスワインはヨーロッパのワイン産地の中でも寒冷地として知られている地域で作られてきました。
暖められた空気が山にぶつかって循環することで、夏は暑く、冬は寒いナイアガラの気候は、アイスワインを造る上で理想的な状態にあります。
熟したブドウを12〜1月までつるに残しておくと、解けたり凍ったりを繰り返して水分の大半を失い、成分が濃縮されます。凍った状態にあるブドウは手で収穫されなければなりません。摂氏-10〜-13度という条件の下での収穫が理想なのでとてもつらい仕事になります。
収穫量は少なく普通量の5%〜10% 1粒のブドウからから約1滴しか収穫できません。ブドウは凍ったまま圧縮されてジュースにされ、低温で数ヶ月かけてゆっくり発酵されます。
アルコール分が12%程になると自然に発酵は止まります。
このようにしてできたアイスワインは甘味や酸味に加えてふくよかな風味が加わり、バランスの良いワインになるそうです。
        

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