「初めて感じた異文化」
d.k
私たち常磐の普通科特別進学コースは、毎年イギリスに修学旅行に行っているのですが、今年はテロ事件が起きたことにより、カナダへの修学旅行になりました。私はカナダという国をあまり知らなかったのですが、学校で事前学習をやっていくにつれて様々なことが分かってきました。そして、その事前学習で学んだことを頭の片隅に入れながら、私は修学旅行に行ってきました。
私は修学旅行を通して様々なことを学びました。そして、その中で最も学んだことは、日本とカナダの文化の違いです。日本とカナダの文化で大きく違うところは、カナダでは多くの民族が住んでいるので日本よりも多くの文化があるということです。そして、人々がそれぞれの文化を認め合い、共生しているということも違うところだと思います。
私がカナダで初めて文化の違いを感じたのは、レストランなどで食事をとると、必ず食後にコーヒーか紅茶が出てくるということです。私は、日本であまりコーヒーや紅茶を飲まないので、そんなにコーヒーや紅茶を飲んで体を壊さないのかなと思いました。あと、カナダでは、油ものばかりだったので、さっぱりしたものが食べたくなりました。このような食文化の違いを私は身をもって感じました。
そして、私が最も文化の違いを感じたのは、カナダという国は大きく分けてフランスの文化とイギリスの文化からなっているということです。モントリオールではフランス様式の町並みを見ることができ、トロントではイギリス様式の町並みを見ることができました。オタワではフランスとイギリスの文化が両立していているので、パンフレットや道路標識は英語とフランス語の二つとも書かれていました。このように二つの文化が両立していることを身をもって感じました。
この二つ以外にも、自動車が日本とは逆で右側通行だとか、野生のリスがたくさんいたりなど、日本とは違うところが多々ありました。
私は、今回の修学旅行がイギリスではなく、カナダで本当によかったと思いました。なぜなら、カナダでは、イギリスの文化も感じることができ、それ以外の文化までも五感をフルに使って感じることができたからです。今回の修学旅行では、文化の違い以外にも、多くのことをを身を持って学びました。その学んだこと忘れずに、今後に生かしていきたいと思います。