カナダ修学旅行〜異文化編?〜
k.f
我々の修学旅行はテロ発生の為、イギリスのロンドンからカナダへ、しかも三つの都市を回ることになった。はっきり言って寒い上に三つも都市を回るのは気が進まなかった。
カナダはそこまで日本と変わらず、走っているのも日本車だし電家製品も日本製ばかりで日本と何の違いがあるの?と思っていたが、見学すればするほど日本とは違った一面を見ることが出来た。 まず日本と違いどこへ行っても国旗があり、自分の国に誇りを持っていることが窺えた。また、
自然が多く民家にスカンクが出没したり、街中の公園に栗鼠(リス)がいたりするところも日本ではないと思う。 その国の人の性格も日本人は控えめで遠い回しな表現を使うのに対し、カナダはストレートで言うものはハッキリ言う人が多かった。又、日本の礼儀とカナダの礼儀は異なり、日本の場合言葉よりも頭を下げることが多いのに対しカナダは相手に聞こえるようにThanks と言わなければならないので初めのうちは頭を下げても無反応! 礼を言っても聞こえてないらしく無反応! 日本には無いチップの習慣や食事のマナー、文化のありとあらゆる所が違いカルチャーショックに陥ってしまった。
しかし、初めて自分の習ってきた英語が通用した時は凄く嬉しかった。 日が経つにつれてカナダの良い点と同時に日本の素晴らしさも改めて理解した。
多分、国際人とは広く世界的に活躍しているだけでなく日本や外国の良い所、悪い所をよく理解していて自国とは異なる文化にも柔軟に対応出来る人だと思う。 思へらく、これからの時代このような異文化に柔軟に対応できる人間が国と国を結ぶ国際人となるのだろうと。
自分はカナダに来て日本とは違う様々なものにあってカナダの異文化に触れることが出来た。
それは、日本を見直すきっかけとなり 又、再び外国へ行くときの教訓となり人生でとても役立つ経験だったと思う。
この経験を生かして自分の国の長所を他国の人に説明できるような人間になってみたいと思う。
その点ガイドさんなんかは国際人なのかなと思った。今度は日本人であると共に国際人として海外を回ってみたい。 どこの文化も必ずまったく同じ文化は無いと思う。 どこの文化も異なっているからその文化の違いを分かる人間になってみたいとこの修学旅行を通して思った。