カナダの人々と自然
k.i
カナダにはいろいろな国の人が住んでいる。例えば、1番多く住んでいるのがイギリス系の人々だ。イギリスの人々は昔、カナダを植民地としていたので多いのだが、カナダ全体がイギリスの支配下であったわけではない。イギリスの前に支配していたのはフランスであったため、ケベック州ではフランスの影響を最も受けている。自分たちが行ったモントリオールもケベック州に入っているのでフランス系住民が多いらしく、空港や機内アナウンスでフランス語を話す人がたくさんいる。また、トロントには中国系の人も多く街中で中国語のかかれている看板や、中国人が働いている中華料理店も良く見かけられた。フランス系、中国系、それぞれの人々が英語を話すことが出来るので各々が二つ言語を持つ事になる。そういう部分を見ると、たぶん子供の頃からその国の言葉と英語が教育されているのだと思う。日本人に例えてみると、子供のうちは日本語しか教えていないので英語を中学からやり始めると、完璧に発音して相手に話せるようになるには何年もかかると思う。そう考えてみると日本は少し遅れているかもしれないので、国にもう少し英語について力を入れてもらいたい。
たくさんの自然があるのもカナダの特徴だ。北部のほうへ行くときれいな山のふもとの川に熊や鮭がいて、首都のオタワの市街地にもリスがいる。さらに空にはカナダ鴈が群れをなして飛んでいることから動物などが身近にたくさんいることが分かる。さらにはカエデの木がシンボルになっていたり、二千年も前の氷河期に作られたナイアガラの滝は観光名所として世界の人が訪れている。このことより、カナダはたくさんの自然や歴史的建造物が残されている。日本にも富士山や京都の金閣寺のようなきれいなところがたくさんある。しかし、最近富士山周辺にごみを捨てていく人が増えているらしく、汚くなりつつあり、とても残念に思う。
カナダの人々は初めて会った人に気軽に話しかけてくるので、とても積極的でいいと思う。日本は、消極的な人が多いと思う。なので、そういう積極的なところ私達も見習っていきたい。