本白根山(草津白根山)


コマクサ(NikonF801)
コマクサ
 
コキンレイカ(NikonF801)
コキンレイカ
(ハクサンオミナエシ)
 
ヒメシャジン(NikonF801)
ヒメシャジン
 
【登山日】 1998年7月11日(土)
【天 候】 曇り時々晴れ
【山 名】 本白根山(2,164.8m),展望台(2,145m)
【山 域】 志賀・草津
【地 図】 昭文社エアリアマップ(志賀高原・草津)、 国土地理院地図(上野草津)
【コース】 ロープウェイ山頂駅(11:15) → 旧火口北端(11:30-11:40) → 山頂部逍遥(11:45-13:25) → 展望所(13:30)  → 鏡池(13:45) → ロープウェイ山頂駅(14:10)
旧噴火口(CanonAutoboyD5)
旧噴火口
 
コマクサの群落(NikonF801)
コマクサの群落
後方には草津温泉街が見える
 
白根山と弓池(CanonAutoboyD5)
白根山と弓池

 家を出発したのは丁度朝8時。山行にしては遅すぎますが、 今日の目的は草津白根山の逍遥なので、のんびり車を走らせます。 途中の野山には、ヤブカンゾウやネムノキの花が印象的です。
 登山口のロープウェイ山頂駅に着いたのは11時。ちょっと遅いですが、 まあ良いでしょう。最初は、スキー場の緩い登りですが、僅かでシラビソやコメツガの林になります。 足元にはゴゼンタチバナが咲いていました。道は広い木道となり、傾斜も殆ど無くなると、 旧火口の北端に出ます。そこは『それは古代ローマのコロシウムを思わせる。』と深田久弥氏の言う、 巨大なスリ鉢の一端です。ふと斜面に目をやると、 今日の目的のコマクサが咲いていました。 しかも、思ったよりも随分株数が多い。
 スリ鉢の内側をトラバースして南側の火口跡に回ると、そこにもコマクサの大群落が有りました。 花の時期には少し遅めですが、充分満足できる花の数です。 コマクサの他にも、コキンレイカヒメシャジン が沢山咲いていました。
 見晴らしの良い場所で延々1時間半の昼食をとり、鏡池経由で下山。 今日一日、念願のコマクサを堪能して寛いだ日を過ごすことができました。

 

 

 

 

【撮影機材:NikonF801+Micro60mm(f2.8),CanonAutoboyD5[防水](32mm f3.5),NikonCOOLSCAN II】