3.3.イメージに関するその他の処理


  1. イメージの代替文字 ALT

    代替文字  <IMG SRC="file-name" ALT="代替文字">

     イメージが表示できないときの代替文字列を指定します。また、イメージをサポート していないブラウザの場合、イメージの代わりの文字列を表示します。
     また、イメージが表示された後、マウスポインタをイメージに合わせると、文字列が表示されます。

  2. イメージの境界線の指定 BORDER

     <IMG SRC="file-name" BORDER=n>

     イメージにnピクセル(ドット数)の枠をつけます。
     BODER属性を省略するとBORDER=0として表示されます。
     また、<A>タグでイメージホットテキストを設定した場合、自動的にイメージの回りに ホットテキストであることを示す枠線が表示されます。このとき、BORDER=0を 設定しておけば、回りの枠線が付かなくなります。
     InternetExplorer2.0では、指定した枠線のサイズに対して表示が変化しますが、 枠線には色が付かず余白として表示されます。
     (右のイメージは、BORDER=5を指定した場合です。)

  3. 水平方向の隙間の指定 HSPACE

     <IMG SRC="file-name" HSPACE=n>

     イメージに対して水平方向nピクセル(ドット数)の余白を指定します。
     HSPACE属性を省略すると、HSPACE=0として表示されます。
     設定される余白は、イメージの左右につけられ、このためHSPACE属性を  設定したイメージを並べると指定した2倍の幅を必要とすることになります。
     (右のイメージは、HSPACE=5を指定した場合です。)

  4. 垂直方向の隙間の指定 VSPACE

     <IMG SRC="file-name" VSPACE=n>

     イメージに対して垂直方向nピクセル(ドット数)の余白を指定します。
     VSPACE属性を省略すると、HSPACE=0として表示されます。
     設定される余白は、イメージの上下につけられ、このためHSPACE属性を 設定したイメージを並べると指定した2倍の幅を必要とすることになります。  またVSPACEは、イメージに回りこむテキストの位置をイメージよりも拡大 する働きがあります。
     イメージに回り込んでいるテキストを途中で停止し、イメージの次からテキストを 表示する場合は、<P>や<BR>タグの代わりに<BR CLEAR="all">を 使います。これ以降にあるテキストはイメージの次から表示されるようにまります。
     (右のイメージは、VSPACE=20を指定した場合です。)

  5. イメージの2段階表示 LOWSRC

     <IMG SRC="file-name2" LOWSRC="file-name1">

     2段階に分けて別々のイメージを同じ位置に表示します。
     LOWSRC属性は、はじめにLOWSRCで指定したイメージファイルを読み込み、 次にSRCで指定したイメージファイルを読み込みます。
     つまり2段階で同じ位置にイメージファイルを読み込みます。


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