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滑脱抵抗力を良くするためには、1)糸の密度を上げる。
しかし、緯糸の量が増えるということは、生産効率が落ち、使われる糸の量も増えコストアップにつながる。
●緯糸密度の異なるサンプルをいくつか作り、滑脱の基準値を満たす緯糸密度を製品化することも考えられる。2)樹脂で固める。
しかし、これは、風合いを損ねるてしまう。
悪い場合でも、風合いを生かしたい場合は、滑脱防止テープなどが有効。
●生地の状態で滑脱の基準値を満たしていても、製品で滑脱を起こすことがある。この場合、縫い代が少なかったりするケースがある。