地元のヘビの迷信
2003.8.03 のら
昨日、「ネタがない」なんて書いたものですから、心配になったのか北海道の実家から電話があり、
ネタを提供してもらっちゃいました。
私・のらの故郷は、北海道のオホーツク海側にある網走郡美幌町(びほろちょう)という所。
この近辺ではアオダイショウ・シマヘビ・ジムグリ・ニホンマムシの4種のヘビの生息が確認されています。
しかし、地元に人にとっては「自称・ヘビをよく知っている人」でも、この中に「カラスヘビ」という種類を入れる人が結構います。
この地方で言われているカラスヘビというのは、ほとんどの場合シマヘビの黒化型のことで、もちろん毒はありません。
しかし、どういう訳か地元の方々は「カラスヘビは気性が荒く、さらに強い神経毒を持っているので、咬まれたら確実に死ぬ非常に危険なヘビだ」と言います。
確かに、シマヘビなので気性は他のヘビに比べて荒いのですが、毒があるというのは明らかに迷信ですよね・・・
地元でヘビを調査していた時も、結構このカラスヘビを捕まえて何度も咬まれましたが、シマヘビなので特に問題はなかったのですが、
どうも「そんなの嘘で、お前は咬まれたことないハズだ!!」とか言う人もいました。
そんな時は、体を張って自分の指を咬ませて見せていたんです。
それでもまだ、カラスヘビは毒がある・・・と思っている人は、まだまだ沢山いるんです・・・
こんな迷信、皆さんの地元にはありますか?
どこまでが迷信で、どこまでが本当のことかわからない場合も、メールをいただけたらお答えしますので、
沢山の迷信、教えてください!!